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マダガスカルにおけるチクングニア熱の発生

フランス公衆衛生院 2011年04月14日

 2011年3月28日、マダガスカルで、チクングニア熱の患者が、一例報告され、PCR検査によって確定症例とされました。110415_madagaskar.gif
患者は、マダガスカル南東部Vato Fito Vivani地区の出身です。
現在、昆虫学的及び疫学的調査が進められています。
 

2006年以降、マダガスカル島は、チクングニア熱の地域感染地域であり、流行地域であるとみなされています。
(参照 BEH n38-39-40)
2010年2月10日、WHOのアフリカ地域事務局は、マダガスカル南東部海岸のMananjaryで、チクングニアの流行を報告しました。
(参照 BEH  n231)。
マダガスカルにおけるデング熱やチクングニア熱の現在のサーベイランスは、予備的なものです。徹底されたものではなく、問題となるウイルスの循環が除外されたわけはありません。この状況は、地域から症例が輸出される可能性があるため、注意が必要です。

                          

リンク

・BEH n38-39-40
http://www.invs.sante.fr/beh/2008/38_39_40/index.htm

・BEH n231
http://www.invs.sante.fr/international/bhi/bhi_250210.pdf