麻生氏のナチス発言に“便乗”する問題作の中身
2013年08月15日 16時00分
麻生太郎副総理兼財務相(72)の“ナチス発言”の火種がいまだくすぶる中、ナチスをテーマにした映画が日本公開されることが11日、明らかになった。
麻生氏の発言が飛び出したのは7月29日のシンポジウムで、「ある日、気付いたらワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気付かないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」というものだった。
そんな中、米国、オランダの合作ホラー巨編「武器人間」が11月2日に公開されることが分かった。「第二次世界大戦時にナチスが大量破壊兵器工場で、死体に機械を合成して改造人間を造るという狂気のストーリー。特に、脳みそを手術するシーンがあって、映画関係者の間で物議を醸した」(芸能関係者)
本紙はその衝撃的な問題シーンを入手。映画倫理委員会(映倫)内では当然、議論が紛糾したという。「脳みそを手術するシーンに対し『あまりにもグロテスク!』と1週間、もめにもめたようだ。結局、映倫側は『脳みそが撮影用のダミーだったので、今回は大目に見る。R15指定で上映を承認する』と渋々公開をOKした」(同)
ただ、あまりにタイミングがよすぎないか…。本紙の「麻生氏のナチス発言に便乗して公開を決めたのか?」という質問に、同作宣伝担当者は「その通りです。何としてもこの作品を売りたかった。そんなところに、麻生氏の発言があった。感謝しているくらいです」と悪びれもせず、開き直るありさま。開いた口がふさがらない。
麻生氏、そして絶好調の安倍政権にとっては迷惑極まりない話だ。
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