『Mario Kart 8』海外レビュー
『Mario Kart 8』の海外レビューです。
- ジャンル: レース
- 機種: Wii U
- 開発: 任天堂
- 販売: 任天堂
グラフィック: フランチャイズのHDデビュー作はビジュアル的に素晴らしく、キノコ王国がここまで美しかったことはない
サウンド: オーディオ面もビジュアルに匹敵。最高のオーケストラ楽曲はシリーズ最高峰だ
プレー性: 豊富な操作オプションが提供されているが、GamePadでクラクションを鳴らしたくてしょうがない人以外は、Proコントローラーがベストだ
エンターテイメント性: 純粋な楽しさを今まで以上に維持
リプレー性: 高い
『Mario Kart』シリーズはどれも少なくとも「良い出来」ではあったが、当然突出した作品も存在した。『Mario Kart 64』はローカル・マルチプレーのファンの郷愁を誘うだろうし、『Double Dash』はユニークなゲームプレー要素と最高のコースが光っていた。『Mario Kart 8』は当然ながらトップ・クラスの出来であり、全体としてここあで充実した作品は今までになかっただろう。任天堂が王道に固執していると批判したければするがいい。ここまで楽しいのなら、私には何の問題もない。
・最高のグラフィックとサウンド
・独創的なコース
・楽しい反重力
・改善されたアイテム・バランス
悪い点:
・不十分なオンライン機能
『Mario Kart 8』は任天堂製カート・レースの最高傑作だ。古いアイデアの洗練と新鮮なアイデアの導入のバランスが絶妙。ゴージャスなグラフィックとジャジーなオーケストラ・サウンドトラックは演出を盛り上げているが、本作は見た目だけのゲームではない。スローでディテールをぽかんと眺めてしまったのは事実だが、ローカルでもオンラインでも友達とプレーできるテンポの早いレース部分こそ、私を魅了してやまないのである。
・シリーズで最もレースとパワーアップを巧みに融合させている
・反重力ギミックは最高の発想
・素晴らしいグラフィック
・任天堂作品で最も強固なオンライン・モード
悪い点:
・コースのデザインは優れているが、舞台設定にバリエーションが足りない
・今までで最悪のバトル・モード
コースの設定は不必要に単調ではあるが、フィーチャーと息を呑むビジュアルがほぼ完璧に融合した、『Mario Kart』最高傑作だ。
革命的なゲームではないかもしれないが、馴染み深い核心部分を維持しながらも、興味をそそるに十分な追加要素がある。『Mario Kart』は、あらゆる年齢層が楽しめる、時を超越したフランチャイズであり、それだけでも祝福に値するのだ。
・素晴らしいハンドリング
・巧みなスピード・ブーストのチャンスが盛り沢山
・多種多様な面白いコース
・戦闘よりも運転に重きを置くことでスキルを重視
・理不尽さを感じさせない手応え
悪い点:
・とにかく退屈なバトル・モード
・キャラクターの貧弱なセレクション
任天堂は見事な仕事振りで『Mario Kart』を現代化している。20年以上に亘って好調を維持してきたフランチャイズが他に存在するだろうか?あまり多くないだろう。『Mario Kart 8』の第一印象はあまり良くなかったのは確かだ。『Mario Kart』は私のお気に入りフランチャイズなのだが、変わり映えしない新作にワクワクするのは難しい。しかし、プレーすればするほど、細かな変化を楽しめるようになっていった。今では退屈さなど吹っ飛んでしまった。もっと『Mario Kart』がプレーできる!任天堂がこのシリーズの楽しさの本質を見失っていないことに幸せを感じている。
・シリーズ最高傑作
・遂に青こうらを邪魔できる!
・最高の見た目と音
・反重力が全く新しいスリルを加味
悪い点:
・やはり進化が遅く感じられる
・素っ気ないゲームプレー・オプション
・動画編集機能の欠如
家族や友達と一緒にプレーできる、風変わりで敷居の低いレース・ゲームを探しているなら、『Mario Kart 8』は最高峰だ。ただ、基本的なモード以外の追加コンテンツを期待しないこと。
・強固な動きと物理演算
・美しい豪華なHDビジュアル
・素晴らしい厭離案機能
悪い点:
・反重力はガッカリするほど平坦に感じられる
・台無しの風船バトル
・これといった新フィーチャーがない
『Mario Kart 8』は、巧妙でゴージャスなカート・レースであり、一部の隙もない仕上がりではあるものの、シリーズに期待するほどのワクワク感も中毒性もない。