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神奈川 給食用の牛乳の提供を再開へ5月9日 20時44分
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神奈川県や東京都の小中学校などの児童・生徒が給食の牛乳の味に違和感を訴えた問題で、食中毒のおそれはなくメーカー側の検査態勢も強化されたことから、神奈川県内の小中学校では週明けの今月12日以降、順次、牛乳の提供が再開されることになりました。
先月下旬、神奈川県と東京都の小中学校などで3000人を超える児童や生徒が給食で出された紙パックの牛乳を飲んだ際、「苦みを感じる」などと相次いで味に違和感を訴えました。
牛乳はいずれも大手メーカー、「雪印メグミルク」の神奈川県海老名市にある工場で製造されていて、県のこれまでの検査では製造工程に異常はなく、食中毒の原因となる菌などは検出されていません。メーカー側は、牛が臭いの強い雑草などを食べたのが原因ではないかとしていて、県もほかの原因は推定できないとしています。
このため県は今月1日、食中毒のおそれはないとして出荷の自粛を求めたメーカーへの指導を解除したほか、メーカーも検査項目や要員を増やすなど態勢を強化したということです。
これを受けて、給食に牛乳の提供を見合わせていた川崎市や厚木市など9つの市と町は、週明けの今月12日以降、順次、牛乳の提供を再開することになりました。
メーカー側も11日から牛乳の製造を再開するということです。
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