東日本大震災

  • Check

震災から3年間の活動を報告書に ボーイスカウト福島連盟

報告書の完成を報告する安斎副理事長

 ボーイスカウト福島連盟は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後の3年間の活動を記録した報告書「3・11東日本大震災からの活動報告」を作成した。
 平成25年度末で、連盟は県内31団で構成し、841人が所属している。報告書では原発事故発生後に一時、野外活動を制限するなどした各団の対応や活動への影響をまとめた。さらに活動場所の放射線の測定結果なども載せ、福島民報の紙面も資料として掲載した。
 A4判、128ページ。500部印刷し、5月下旬に和歌山県で開かれるボーイスカウト日本連盟全国大会で配布する。各自治体の図書館に寄贈し閲覧できるようにする。
 安斎精児副理事長は7日、完成報告のため福島民報社を訪れ「各県からの支援へのお礼と、子どもたちの福島での活動状況を伝えたい」と話した。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧