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ロボット活用し脊髄損傷治療で受賞
5月15日 11時26分

ロボット活用し脊髄損傷治療で受賞
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茨城県つくば市のベンチャー企業が開発したロボットを活用した脊髄損傷の治療が、革新的な技術や開発者に贈られるアメリカの「エジソン賞」の金賞を受賞しました。

アメリカのマーケティング協会が27年前に創設した「エジソン賞」は、新しい製品やサービスの革新的な技術や開発者に毎年贈られ、およそ3000人の審査員の投票で決まります。
ことしの「エジソン賞」の金賞は、つくば市のベンチャー企業「サイバーダイン」が開発したロボットスーツを活用した脊髄損傷の治療が受賞しました。
「サイバーダイン」によりますと、このロボットスーツは、脚に装着すると立ったり歩いたりする動作を補助し、装着した状態で歩行訓練を行うことで、脳の神経や筋肉の機能の改善が見込めるとしています。
ロボットスーツは、日本では医療機器として認められていませんが、ヨーロッパでは去年、医療機器の認証を受け、このうちドイツでは労災保険も適用され、すでに脊髄損傷の患者の治療などに使われている点が評価されたということです。
「サイバーダイン」は、「エジソン賞の受賞を契機に、日本発の医療機器を世界規模で展開できるよう期待している」と話しています。

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