2014年5月15日13時14分
「袴田事件」で死刑が確定し、静岡地裁から再審開始を認められた元プロボクサーの袴田巌さん(78)の弁護団は15日、入院中の東京都内の病院近くの公園で、袴田さんが日本プロボクシング協会の新田渉世事務局長とボクシングについて話し合う様子を報道機関に動画で公開した。
動画は4月28日の撮影。新田事務局長が持参したボクシングのグローブを袴田さんが両手にはめて話し合った。動画では、新田さんが「昔のグローブよりはめ心地がだいぶ良くなったと思うんですよ」と話しかけると、袴田さんは「良くなっているね。昔のグローブじゃ疲れたんだ」と答えた。
弁護団によると、3月の釈放当初は話しかけてもほとんど返事がなかったが、最近は会話が成り立つようになったという。今月下旬にも、袴田さんを故郷の浜松市内の病院に移す方向で調整しているという。
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