荷物のラベリング
術後はナースステーション近くの部屋で管理されるので、病室は移動となります。
この際、ロッカーのカバンや袋などは看護師さんに運ばれます。
自分に都合良く便利に配置していたものは全て解体されまとめられます。
どこに何があるか、指示して取り出してもらわなければなりません。
その際、どれに何が入っているかわかりやすいよう、ラベリングすべきです。
紙に書いて張っておくと良いかもしれません。
看護師さんに指示できるくらいには、日用品の分類をして、自分がどこに何をしまったかは記憶もしておきましょう。
術後の流れを把握しておく
クリニカルパスというものがあります。
術後の治療計画書みたいなものです。
術後の検査、治療、必要なもの、を把握して準備します。
術後の痛みに対する対策
創傷部位➡麻酔・鎮痛剤・安定剤
精神不安➡安定剤・お守り・いつも使っているもの
喉の痛み➡気管挿管しているので嗄声や痛み、また乾燥による痰のつまりで喉が相当痛い
2日目から、飲水可能なら、うがいして乾燥を防ぎ、痰を出しましょう。
自力で出すのがベスト。
痰を切れるように呼吸筋を鍛えるべきだと感じました。
呼吸筋:外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、横隔膜
呼吸補助筋:胸鎖乳突筋、
僧帽筋
肩こりや背中の怠さ➡動かせないことにより、かなりコリを感じます。
私は、湿布と痛み止めで乗り切りましたが、ツボ押しグッズや血流改善グッズがあるといいかも。
出来ることと出来ないことを分ける
術前の準備がいかに重要か、今回痛感しました。
術後直後は絶対安静、動けません。
2日目からは動かされます。
そのとき、身の回りを世話してくれる人が居ない場合、あらかじめ覚悟して対策を立てておきましょう。
自立した患者を目指しすぎるのも問題ですが、ある程度は自立能力が問われます。
一人で出来ることと、出来ないことを識別して、分けておくことが大事だと思われます。