ブリュッセル=吉田美智子
2014年5月15日08時58分
ウクライナ情勢を受けて、欧州連合(EU)は12日、外相理事会で合意したロシアへの追加制裁の詳細を発表した。
ボロジン大統領府第1副長官やロシア軍のシャマノフ空挺(くうてい)部隊司令官ら13人が、新たにEU域内の資産凍結や渡航禁止の対象になった。ウクライナ東部スラビャンスクで欧州安保協力機構(OSCE)監視員を拘束した親ロシア派幹部で、「暫定市長」を名乗るポノマリョフ氏、日本のネット上などで「美しすぎる」と話題になったウクライナ南部クリミア半島の検事ポクロンスカヤ氏も含まれる。また、同半島のエネルギー関連企業で、当局に接収された2社についても資産を凍結した。
これに対し、ロシア外務省は声明で「EUのパートナーとしての信用を傷つけ、ウクライナ情勢の解決を目指すという意思に疑問を抱かせる」と批判した。
一方で、EUの欧州委員会のバローゾ委員長とウクライナのヤツェニュク首相は13日、ブリュッセルで会談。ウクライナの経済的な安定と政治や司法改革を目的とした3億5500万ユーロ(約497億円)の国家再建の支援策に署名した。また、両政府はこの日、10億ユーロ(約1400億円)規模の融資の支援に関する覚書をかわした。(ブリュッセル=吉田美智子)
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朝日新聞国際報道部
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