匂いの発生は6時間後から!? オフィスで周りを不快にさせない汗対策。

Posted by ヨコヤン on 2014年5月15日 in お役立ち, オフィス |

汗を拭く女性今年も気温が30度以上になる真夏日がちらほらと現れ始めました。
強い日差しや暑さもさることながら、これからの季節に気になるのは汗の匂い。
特に仕事中などは周りを不快にさせていないか気になる方は多いと思います。
そこで今回は手軽にオフィスでできる汗対策をご紹介しましょう。

汗は6時間後に匂いだす。

皆さんが気にしている汗の匂い、実は2種類あることはご存知でしょうか。
ひとつは「アポクトリン汗腺」から出る汗の匂い。
これは脇や陰部、耳の後ろなどに汗腺が集中しているので尿素やアンモニアなどと結びつきやすく独特の匂いがします。
いわゆる「ワキガ」の原因がこの汗腺から出ている汗の匂いなのです。
もうひとつが体中の皮膚に張り巡らされた「エクリン汗腺」から出る汗。
こちらは出た直後の汗は無臭なのです。
では、汗臭さの原因は「アポクトリン汗腺」からでた汗?
いえいえ、実は夏に多くの人が悩んでいる汗臭さの原因は「エクリン汗腺」から分泌される無臭の汗なのです。
この汗はかいた直後こそ無臭ですが、汗の水分が皮膚に張り付いた皮脂や角質を餌にする常在菌の繁殖を促し、増えた菌が匂いの原因になるのです。
一番最初に汗をかいた時刻から、最も匂いが強くなるまでの時間はおよそ6時間。
通勤時に汗をかいたままオフィスで仕事をしていると、お昼過ぎくらいには匂いが気になる可能性が高くなるわけです。

大切なのは菌を繁殖させないこと

汗臭さの原因が皮膚に繁殖する常在菌ならば、繁殖に必要な皮脂や角質、そして汗がなくなればよいのです。

そのためには・・・

汗をかいたら小まめにふきとる

朝起きて寝汗をかいているようならシャワーを浴びる。
通勤時に汗をかいたら、ウエットティッシュタイプの汗ふきシートやミニタオルでできる限りふき取る。
これで、匂いをだいぶ抑えることができます。
汗を拭くときは顔だけでなく、首筋やわきの下などもしっかりふき取ることがポイント。
そのためには汗をかく季節は少し早目に出勤し、トイレや更衣室で念入りに汗を拭きましょう。
外回りなどで外出した後にも同じことをすれば、さらに効果的です。

吸汗速乾インナーや汗取りパッドを使う

汗をこまめにふき取っても、その一部は服に吸収され、放っておけば匂いの原因になってしまいます。
今は色々なメーカーが汗対策のインナーを発売していますから、積極的に利用してみましょう。
汗をたくさんかきそうな暑い日には替えの下着をもっていくとさらに安心できます。
また、洗濯に防臭効果の高い洗剤や柔軟剤を使うのも効果的です。

食べ物にも気をつけて

暑くなると焼肉でスタミナをつけようとか、香辛料たっぷりの料理で暑さを吹き飛ばそうと思う方もいるでしょう。
しかし、動物性のタンパク質や脂肪、さらに香辛料を食べ過ぎれば体臭がきつくなってしまいます。
夏場、汗の匂いが気になる人は和食中心の生活をこころがければ、今年の夏はそれほど匂いを気にせずに済むでしょう。

気にしすぎもよくありません

しかし、あまり汗の匂いを気にしすぎるのもよくありません。
ストレスがたまり副腎が皮脂分泌を盛んにするように指令を出してしまうのです。
皮脂が増加すれば汗の匂いも強くなってしまいますよね。
汗は自然の生理現象。
きちんと拭き取って見苦しくないようにすれば、匂いもそれほどしないはずです。
汗対策をしたらそれ以上気にしないようにしましょう。


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