悩みは特にありません。

小麦粉のことはメリケン粉って呼びたい派。

朝昼晩晩晩晩バババン。

LINEの既読スルーってそんなに気になるものなの? いやわたしは別に気にならんとばってん、みたいな話を数日前にTwitterで幾人かとやりとりしていて、その話の流れで「そういや十二年ぐらい前に『メールを無視する』という理由でふられたな」と思い出したのでそれについて書いてみたく思い、でもわたしの過去の恋愛話に需要ねえだろ薄ら気持ち悪いぜとも思い、でもせっかく思い出したから書いちゃおうかなとも思い、そんな揺れるハートで今日はお送りします。大阪市営地下鉄の車内ぐらい揺れてる。チカン、アカン!(大阪の広告ポスターはたいがいダジャレ)

わたしをふったその人は毎日朝昼晩晩晩晩ぐらいの頻度でメールを送ってくるような人で、内容は「おはよう☆」「お昼だよ☆」「カレーたべた☆」「今からタバコ吸うね☆」みたいなものでした。だから単なる報告なんだろうと思ってほとんど返信せずに放置していたんですけど、一ヶ月ぐらいで「メールを返さぬ女は不誠実」みたいなことを言われてふられてしまいました。
思うにあの時わたしは「わたしは一日に何度も無意味なメールされるのは困ります」と正直に伝えるべきだったのだろうし、それをせずにただこの人はめんどいなあ、とぼんやり考えて放置していたのだから確かに不誠実でした。不誠実でフルーティーでした。「ふ」の音しか合ってないのにガマンできなくて書いてしまいましたごめんなさい。
でもこのように彼とわたしはそういう事柄に対する感覚がすこぶるズレていたので、負け惜しみとかじゃなくてふられて本当によかったなって思ってます。彼にはきっとLINEの既読スルーにやきもきするようなかわいらしい娘さんがお似合いですし、わたしもメールの返信を半月後ぐらいにしてくるような夫と結婚できて幸せですし、これは本当に負け惜しみとかじゃなくてふられてよかったと思ってます。
その人はお顔が大変にきれいでそして実家がお金持ちだったのでふられた際に周囲から「土下座してでも許してもらえ」と強く言われたのですが、これは本当に負け惜しみとかじゃなくていくらお顔が良くてお金持ちでもやっぱり朝昼晩晩晩晩バババンのメールはきついと思いました。
それにこれは本当に負け惜しみとかじゃないんですけどわたしはお金持ちじゃないので床に落としたまんじゅうでももったいねえもったいねえつって食べますし、あのままつきあっていても絶対うまくいかなかったと思いますし、つまるところ朝昼晩晩晩晩バババンというフレーズを使いたいがためにこれを書いてしまったような気がしています。わたしからは以上です。