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札幌・北区ボンベ爆破「していない」 勾留理由開示で容疑者

(05/09 19:46、05/10 00:14 更新)

 札幌市北区の警察宿舎で4月、カセットこんろ用ガスボンベが爆発した事件で、札幌簡裁は9日、激発物破裂容疑で逮捕された同市北区の主婦名須川(なすかわ)早苗容疑者(51)に対し勾留理由を開示する法廷を開いた。意見陳述で名須川容疑者は容疑について「していない」と否認。閉廷後、容疑者の弁護人は「1月以降に相次いだ他の事件についても『私ではない』と関与を否定している」と明かした。

 名須川容疑者は灰色のトレーナーと白いズボン姿で入廷。弁護人の質問に答える形で「1月27日に札幌北署の駐車場で最初の爆発があった際、別の事件の取り調べで署にいた。それがきっかけで事件に興味を持った。北署には恨みはない」などと説明し、逮捕容疑の警察宿舎での爆発があった4月3日夜は「(次はどこだという)自分の推理を確認するため辺りを車で走っていた」と述べた。

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