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あなたの行動データを利用しているのは誰?「Ghostery」で「パーソナルデータ」を考える

2014/05/15
大豆生田 崇志=日経コンピュータ (筆者執筆記事一覧

 「Ghostery」というWebブラウザーの無料プラグインソフトをご存じだろうか。この記事は、Ghosteryを導入して読むと楽しめるだろう。なおこの記事の後半で、日本の個人データ保護に関連する法改正の議論に触れる。それまでしばらく、こちらの話にお付き合いいただきたい。

 政府のIT総合戦略本部が開いている「パーソナルデータに関する検討会」の難解で日常生活にはあまり関係なさそうに見える議論が、ぐっと身近になることもうけあいだ(関連記事1:「準個人情報」など類型示す事務局案に異論相次ぐ、パーソナルデータ検討会 、関連記事2:「準個人情報」類型に対案や反対意見、パーソナルデータ検討会第8回、関連記事3:個人情報保護法の権限などを第三者機関に移管、パーソナルデータ検討会で事務局案提示 )。

 「パーソナルデータなんて自分には関係ない」と思っているならば、Ghosteryを導入してみてほしい。インターネットであなたの行動履歴をデータとして誰が利用しているか分かりやすく見せてくれるからだ。

写真1●ITproにアクセスしたときのGhosteryの表示
[画像のクリックで拡大表示]

 Ghosteryは、インターネットエクスプローラーを除く主なブラウザーに対応している。ブラウザーの拡張機能や、こちらからできる。インストールしてサイトにアクセスすると、ずらりと表示されるのは解析ツールやトラッキングツールと呼ばれるものだ。

 それをクリックすると、ユーザーの行動を追跡するツールを提供している企業の情報が表示される。なかには60件以上も表示されるサイトもある。ツールを提供しているのは、ネット広告関係やサイト解析、SNSなどだ。

 Ghosteryでは、導入したユーザーから匿名でデータを取得して、これらの企業の技術やプライバシーポリシーを表示する。「トラッカーをブロック」を選べば、希望しないツールを除外できる。ユーザーが自らプライバシーやデータの性質を判断して、“情報の利用のされ方”をコントロールできるわけだ。

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