(高井)春の日ざしがまぶしくなってきました。
皆さん体調管理はいかがでしょうか?9回にわたってお送りしていますシリーズ「血管」。
今日は日本人の食生活の変化とともに増えてきました脂質異常症についてお伝えします。
教えてくださるのは…。
先生脂質異常症っていうのはあまり耳慣れない言葉ですが一体どういった病気なんでしょうか?脂質っていうのはコレステロールとか中性脂肪のことをいうんですけれどもそういったコレステロールや中性脂肪が身体の中で増えたときに脂質異常症と呼んでいます。
分かりやすい表現だったんですけれど善玉コレステロールが下がっても心筋梗塞とか動脈硬化になりやすいのでそういう下がることも含めて脂質異常症っていうふうに呼ぶようになってます。
その脂質といいますとコレステロールであったりとか中性脂肪のことをいうんですよね?
(平田先生)そうですね。
いいイメージが全然ないんですけれど。
(平田先生)ないですか。
確かにね悪者にされてますけどコレステロールというのは実は細胞の膜の構成成分になっていたりあといわゆる女性ホルモンとかいろいろな…。
ただその量の問題で多すぎると動脈硬化になったりいろんな病気になるのでその多いことがいけないんです。
脂質異常症に例えば近づいてきたとしますよね。
そうやってどんどん進んでいくとどうなるんでしょうか?例えば高血圧や糖尿病であれば肩凝りがする喉が渇くというなんらかの症状あるんですけど脂質異常症はほとんど症状がないのがいちばん怖いところですね。
しかし放っておくとだんだん血管の壁にその脂がたまってきて管の中が狭くなってきます。
そうすると血液の流れが悪くなってしまってそれがもっと進行すると脳卒中とか心筋梗塞とか非常に怖い病気になって突然死をしてしまう危険性のある病気です。
怖い病気だけどそういう意味では分かりやすいシグナルは発してくれない…。
(平田先生)発してくれないですね。
したがって健康診断とかで血液検査をきちっと受けるってことは非常に大事ですね。
そうしますと定期的な健康診断血液検査が大きなポイント…。
(平田先生)ポイントですね。
特に家族性っていう言葉もあるように体質が結構あるんですね。
いくらコレステロール控えて野菜中心の食事をされても高くなっておられる方がいらっしゃいますのでそういう方の場合にはやはり注意をして血液検査とかを受けておかれることがすごく大事だと思います。
そうですか。
じゃあご自身がそういうリスクを持ってられる場合はやっぱり例えば子供さんでもちょっと気をつけてあげる方がいいとかありますか?
(平田先生)そうですね家族性高コレステロール血症でもう二十歳台で心筋梗塞とか起こされる方もいらっしゃいますのでいくら小さいお子さんでも強く…。
「自己判断は禁物適切な食事と運動が大切」です。
脂質異常症を指摘された方は専門病院などで相談してください。
大切なのは生活習慣です。
適切な食事を心がけましょう。
油っこいものや卵の多く含んでいるような食事より青魚や野菜の多く含んだ料理を心がけてください。
また適切な運動も大切です。
忙しいとなかなか運動ができないと思いますが適切な運動をするようにしてください。
そして脂質異常症をほったらかして心筋梗塞などで突然死をしないように気をつけてください。
来週は心筋梗塞について天理よろづ相談所病院中川先生にお話しいただきます。
より詳しい情報が詰まった番組ホームページもぜひご覧ください。
2014/05/10(土) 05:35〜05:45
MBS毎日放送
医のココロ[字]【疾患について、正しい知識をわかりやすくお伝えします】
「脂質異常症」▽日ごろ気になっている疾患について、地域医療に接している先生が登場。正しい知識をわかりやすくお伝えします。
詳細情報
番組内容
■血管を知る
血管ってどうなってるの?
高血圧や糖尿病、メタボリック症候群は血管をどうわるくするの?
身近な血管への疑問をわかり易くお伝えします。
出演者
【専門家】
平田健一(神戸大学大学院医学研究科 内科学講座・循環器内科学分野教授)
【アシスタント】
高井美紀(MBSアナウンサー)
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 文字(字幕)
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サンプリングレート : 48kHz
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