夜更けのキッチンに漂うのは温かい思い出のにおい。
人とお菓子の物語。
甘い小さな一かけをご賞味あれ。
6月枝にたわわに実る果実といえばそう梅。
今回はその梅が登場する物語を通して家族の姿を見つめます。
人気漫画家吉田秋生さんの「海街diary」。
物語の主人公は仲のいい4姉妹たち。
でもこの一家の事情はちょっと複雑です。
4姉妹。
実は末っ子のすずは異母姉妹。
15年前3人の娘を置いてうちを出ていった父がほかの女性との間にもうけた子どもなのです。
父の死をきっかけに3姉妹は中学生のすずと一緒に暮らす事になります。
そんな4人が互いに戸惑いながらも家族になっていく姿を描いた物語が「海街diary」です。
すずはこの家にやって来てすぐ代々大切に守られている祖母の梅酒の事を知ります。
姉妹が暮らす家の庭に古い梅の木がありました。
姉妹たちを育てた祖母は毎年梅が実る季節になると梅酒を造っていたのです。
厳しいけれど物知りでいろんな事を教えてくれたという祖母。
花も木も生きてるものはみんな手間がかかる。
だからこそ実をつけた時の喜びがある。
そんな祖母の教えを心に刻み姉妹たちは毎年梅酒を造ってきました。
そしてやって来た梅の季節。
すずとその友達も加わってにぎやかな梅の収穫です。
そしてお酒が飲めないすずのために梅酒だけでなく梅ジュースもこの家で作られるようになりました。
姉妹たちがにぎやかな梅仕事を終えたあとちょうど頃合いに仕上がった梅ジュースを注いでいるのはすずでした。
一緒に梅仕事を終えたすずはいつの間にか家族の中に溶け込んでいました。
梅干しや梅酒などを手作りする梅仕事は昔から日本で行われていました。
関東でも有数の梅の産地…梅農家の穂坂さんのおうちでも青梅の収穫の真っ最中。
陽菜ちゃんは毎年この梅仕事を楽しみにしています。
梅の扱い方を教えてくれるのは…穂坂家代々の造り方を教えます。
梅仕事の合間おばあちゃんの光子さんが梅ジュースを注いでくれました。
甘酸っぱい梅ジュース。
おいしい。
(光子)おいしい?よかった?この味わいと共に家族で季節を感じ梅仕事を行う喜びが受け継がれていく。
それは掛けがえのない幸せの風景です。
2014/05/11(日) 08:55〜09:00
NHKEテレ1大阪
グレーテルの小さなかまど「海街diaryの梅酒・梅ジュース」[字]
Eテレで放送中の「グレーテルのかまど」から5分に再構成した「人とお菓子の小さな物語」。人気漫画に描かれる「梅仕事」、梅酒や梅ジュース作りの魅力を伝える。
詳細情報
番組内容
吉田秋生の漫画「海街diary」は、鎌倉を舞台に、祖母に育てられた三姉妹と異母姉妹の娘が次第に心を通わせていく姿を描いた作品。物語の中で、たびたび登場するのが庭の「梅の木」だ。祖母は毎年梅の実をもいで梅酒を作った。祖母の「梅仕事」を受け継いだ4人の姉妹は、この梅仕事を通して、どんな家族になっていくのか。作品のメッセージをひもときつつ、家族に受け継がれる「梅仕事」の尊さやしみじみとした風情を伝える。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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