アニメ ベイビーステップ「未熟が原石」 2014.05.11

心の声
(丸尾栄一郎)全神経を集中して大林君の動きとボールの軌道を見るんだ!どんな些細な事も見逃さないように今までと視点を完全に変えて!ハッ!心の声クロス!うっ!
(大林)あっ!?ハア…ハア…ハア…ハア…。
(審判)0−15!
(オープニングテーマ「Believeinyourself」)はあはあはあはあ…。
はあはあはあはあ…。
心の声何とか生き延びたけどあと4ポイントで負けなのは変わらない。
とにかく1球でも多く返す!相手の動きとボールの軌道を見て真ん中に返すだけ。
全神経を目に集中!ん!うっ!心の声右?左?前?後ろ?弾む?滑る?あっ!右!心の声
(大林)こいつまた!くぬぉ。
心の声
(大林)次で決める!うっ!
(審判)アウト!0−30。
(影山)うっし!連続!心の声
(大林)くそっ。
…焦ったか。
(足音)
(鷹崎奈津)ん?タクマ!はあはあ!ふんっ!はっ!だっ!はっ。
ん!ふああっ!
(友人B)よし!前に詰めた!
(友人A)決めちまえ。
うあっ!うっ…!くわっ!クソ!1球が長ぇ〜。
(観客A)すごい勢いで粘りはじめたぞ。
まさかここからシコるのか?
(観客B)最後のアガキだろ。
今更シコっても意味ね〜よ。
もうヘトヘトじゃんか。
あの…「シコる」って何?専門用語?うん。
簡単に言うと…自分から攻撃しないで相手がミスるまでず〜っとしつこく返し続けるプレースタイルの事。
どうなんだそれ…。
…でも何かおかしくねえか?ん〜。
大林ってシコラー得意なハズだろ?サーブ&ボレーだし。
その大林がどうしてあんな苦しそうなんだ?心の声
(大林)やっぱり間違いない!俺が打つ前にボールの方向に走ってる!
(三浦)うう〜む…。
心の声
(三浦)テニスは特に目の力を必要とするスポーツと言われている。
小さなボールは速度高さ深さ角度回転反発力などあらゆる特性を持ちそれらの視覚情報をいかに瞬時に正確に捉えるかが勝敗に直結するからだ。
テニスにおける丸尾君のフットワークはまだ未熟と言っていい。
そんな彼が今こんなにもボールを拾える理由は間違いない…その目で大林君のグリップラケットフォームなど多くの情報を一度に見て…。
心の声左!心の声
(三浦)ボールの来る方向を限定。
心の声
(三浦)ラケットから離れるボールの速度を見てその軌道を予測。
心の声すっごい前!?心の声
(三浦)これら視覚情報でいち早く最短距離を走れているからだ。
心の声届くか…っ。
うう〜っ!うっ!
(観客)うおお〜!
(3人)あっ!
(観客A)すげぇ!取った!
(観客B)入る!入るぞ!心の声
(大林)マジかよ!?心の声
(三浦)これは…予想以上!心の声
(大林)一体…どこに打ちゃ…いいんだよっ!あ…!ぎゃっ!
(観客A)うわ〜っモロ顔面だ〜!
(観客B)狙ったんじゃねえのか?すまん…。
あ…大丈夫です。
でも…あそこまで拾われたら狙っちまうよな。
(友人A)ああ。
俺でもやるよ。
今の大林の反則じゃないの。
ううんエーちゃんの失点だよ。
テニスはラケットでボールを打ち返すのがルールだからね。
へ〜痛いだけ損か。
心の声
(三浦)…とはいえコートカバーリングだけでは当然決め手に欠ける。
体力はいずれ限界に達する時が来る…。
67分にもわたる奮闘も及ばず…。
(審判)ゲームセットウォンバイ大林!カウント6−1。
心の声
(三浦)ついに力尽きる…か。
心の声終わっちゃったぁ…。
はあはあはあ…。
あ…あのえ!?手もういいと思うんだけど。
あ!どうもありがとうございました。
はあ…。
心の声
(大林)何なんだコイツは?スゴイのか変なのか。
(観客A)いや〜すげぇ粘りだったな。
(観客B)オレちょっと感動したよ。
ふむ…。
心の声
(三浦)こいつは面白い…。
はあ…。
お疲れエーちゃん!すごかったよ!もう初試合とは思えないくらいの…あれ?だ大丈夫!?そんな強く押してないよ!?あ…足に力が…。
はっ!ダ…ダメでしたっ!何言ってんの。
ダメじゃないよ。
すっごく格好良かったよ!あ…ありがとう。
は?私も頑張るからね!「あ…ありがとう」?うん。
ありがとう。
心の声
(大林)…やっぱり初めての試合だったのか…。
大林お疲れさん!1時間以上かかるなんてスコア以上にてこずったな。
ああ。
心の声
(大林)もしあいつに少しでもテクニックやフィジカルが備わっていたら…。
…クソそんな事考えたくもねえ。
(深沢)あっれ〜!?
(3人)ん?ひょっとしてアニキ今終わったところですか?俺もさっき終わって着替えたところですよ。
随分長い試合だったんですね〜。
も〜エーちゃん拾いまくってすごかったんだから!負けちゃったけど。
ほほう。
サーブ&ボレーの大林相手にシコって対抗したんですね。
は?お前「シコラー」って呼ばれてたぜ。
「シコラー」?俺もさっき聞いたんだけどしつこく粘るやつの事だって。
そうなんだ。
ぎゃはははは〜ッ!
(影山)ぎゃはははは〜ッ!な…何だよ!
(影山)ぎゃはははは〜ッ!どしたの?エーちゃん。
心の声
(三浦)さ〜て…どうやって光らせるかだなあの原石を。
(アナウンス)「ただいまより2回戦に入ります」。

(江川)うっ!すごっ。
心の声神奈川ジュニアテニスサーキット1日目は1・2回戦のみ。
ほとんどがシード選手で2回戦からのSTCのみんなは本当に強い…。
鷹崎さんは…。
(観客A)あれがSTCの鷹崎ナツか。
(観客B)ちょっと見えねえよ。
(観客C)あいたいた!
(観客D)お〜!
(観客A)すっげ〜かわいい。
(観客B)しかも強いなんて。
(女子選手B)私次当たるんだけどどうしよ〜。
うっ!うっ!あっ!
(審判)ゲームセット!ウォンバイ鷹崎6−0。
(観客たち)うおお〜!
(観客)すっげ〜!
(観客)かわいいし強ぇ〜!
(観客)おいVサインしてるぜ!心の声この前不安そうだったのがうそのように無敵の鷹崎さんだ。
(アナウンス)「本日の試合は全て終了しました。
明日の詳しい試合日程は本部で確認して下さい」。
じゃ〜みんなまたね〜!エーちゃん今日はゆっくり休むんだよ!ただいま〜。
(ドアの開閉音)
(母)お帰り栄一郎。
試合はどうだったの?負けたよ…。
あら〜残念だったわね〜。
でも今日はアンタの好きなカボチャの煮物だから元気出しなさい。
ありがとう…。
疲れた〜。
あ〜っ!…はぁ〜。
(電車の走行音)ん…。
(電車の走行音)あ。
(電車の走行音)
(母)栄一郎。
汚れた服あったらすぐ洗濯機に入れなさいね。
父さんもうすぐ帰ってくるよ。
(母)あらそう。
アンタ相変わらず目いいわね。
そういうのって子供の頃から変わらないのね。
え?回想…この前のタクマとの練習で思ったんだがキミはかなりいい目を持っているみたいだ。
そういえばコーチにも同じ事言われた。
アンタ覚えてるでしょ?小さい頃から毎日毎日何時間でもそこから夜帰ってくるお父さんを捜してたの。
アンタ一人っ子だし遊んでくれるお父さんが待ちきれなかったのね…。
夕方になるといつもその窓にへばりついてず〜っと電車ばっかりすごい顔して見てたのよ。
へぇ…。
じゃあごはんの支度するからちょっと待っててね。
うん。
(ドアを閉める音)あ…ん…。
心の声また「目がいい」って言われた。
確かに今日の試合大林君のボールを見る事だけに集中した後はどんなボールにも追いつく事ができたから最後は疲れ果てるまで試合ができた。
結局は負けたけど。
ふう〜。
心の声俺は本当に目がいいのかもしれない。
そんでテニスは目がいいと結構有利な気がする。
…才能?いやいやいや。
過去俺に才能なんてあった試しがない。
…でもせっかく見えてたんだからもっといろいろやってみたかった。
今回は返すだけで精いっぱいだったけどもっとこう…相手の取りにくいスペースに返してみるとか。
例えばここはクロスここはストレート前に出てきたところでロブが打てれば…。
テクニック体力サーブ今日勝つには足りないものが多すぎたけどそれを補えばこの目を武器にやれるって事なのかな?頑張れば強くなれるのかな?コツコツやるしかできないけどこんな俺でも強く…。
はあはあはあ…。
ん…!母さん俺ちょっと出かけてくる。
は?どこ行くのよこんな時間に。
もうすぐごはんよ?ラケットなんか持って…。
まさかまたテニス?うん!すぐ帰ってくるよ。
ちょっとアンタ今日1日テニスしてきたんでしょ?いくらなんでも…ハマリすぎじゃないの?ちょっとだけ!栄一郎!
(ドアが閉まる音)うっ!はっ!あ。
心の声タクマさんはさすが第1シード。
諭吉君も勝ってる。
鷹崎さんも…。
本当にみんなすごいな〜。
大林君も勝ってる…。
しかと研究させてもらいましょう!さてと…あ。
あエーちゃん!後でね〜。
心の声調子良さそうだな鷹崎さん。
(深沢)アニキー!来てたんですねっ。
あ諭吉君。
みんなの応援とベスト8以降の試合を見学するためにね。
(深沢)おお熱心ですね。
あボールを持ってるって事は勝ったんだね!おめでとう!ま一応第6シードですからね。
問題は次なんですよ。
順当なら第4シードと当たるんですけど…あ。
あそこに居ますあの眼鏡の人が第4シードの岩佐博水です。
ほお…試合前に読書…。
集中できるのかな?うん今度やってみよ…。
ハハハ…。
(宮川)あ諭吉君勝った?
(深沢)お〜宮川!何とかね。
そっちは?あ〜…。
心の声…ひょろ長いな〜。
(宮川)こっちのブロックは進行早くてもうベスト4決めだよ。
次大林君だから頑張んないと!あはは…。
この人心の声大林君とやるんだ。
あ…。
丸尾君でしょ?大林君と1回戦でやった。
あ…はい。
すっごいシコリだったね。
結構後で噂になってたよ。
心の声ど…どんな噂だ!?僕がカタキ取ってくるから。
じゃあまたね。
「カタキ」って…。
アニキあいつは覚えとくといいですよ。
宮川卓也今回の第3シードです。
(福沢)あそこ見て下さい。
あ。
(福沢)2番コートの奥のやつあれが今回の第2シードです。
おいい所に打った!
(深沢)でも甘いです。
この程度じゃスプリンターばりの脚力の守備範囲です。
(荒谷)はっ。
しかも追いつかれたら最後強靱な上半身でどんな体勢からもフルショット。
ベースラインから恐るべきカウンターを打つベースライナーです。
っしゃこいオラァ!すご…。
基本的にベースラインにとどまってストロークで勝負するタイプですがその強打は人間のものじゃないですから。
荒谷寛。
はっきり言って野獣です。
ちなみに高1同級生です。
心の声見えない!あ…あと筋トレマニアです。
と言ってる間に始まるみたいですよ。
宮川君と大林君の試合!
(審判)1セットマッチ大林サービス。
プレイ!
(大林)うっ!ふうう〜ふあっ!すすごい気迫。
さっきと別人でしょ?宮川も荒谷君と同様ベースライナーですが少しタイプが違います。
あのハードショットで7色のストロークと言われるほど多彩なボールを打ち分けるんです。
滑ったり跳ねたり微妙に変化するボールを両手両打ちのフルショットで!
(福沢)ボレーが得意な大林君もベースラインに足止めされちゃかないません。
くっ!心の声ああの大林君が。
(福沢)しかもあいつまだ中3なんですよね。
ふ〜んふんふん…。
…って聞いてます?ん?今紹介した荒谷宮川岩佐この辺が神奈川の要注意プレーヤーですかね。
そうそうそこには大林と僕もお〜!入れておいて下さい。
でも何だかんだ言ってん?この大会は1番コートですよ。
(福沢)ご存じSTC所属江川逞さん。
タクマさんは小学生の頃から全国区だから神奈川では既に有名人です。
ここでははっきり言って格が違います。
でもここ最近はやる気をなくしてるって専らの噂で負けが込んでて県のトップクラスが出そろった今大会はどうかっていう話だったんですが…。
(観客)おおお〜!っし!今日のタクマさんを見る限りでは以前に戻ってきた感じはしますね。
(アナウンス)「4番コートの勝者はボールを持って本部までお願いします」。
(福沢)おっとボール返してこなきゃ。
じゃアニキ後で!うんありがとう。
(ボールを打つ音)
(三浦)勝ってみたいか?え…。
あっ!コーチ!?そういう顔をしていたよ。
いや…あのいずれは…って感じで…。
調子に乗ってすみません!ノートを見せてもらっていいかね?え!?あはい!ただのメモですよ。
面白くも何ともないと思いますけど…。
楽しかったんです。
負けて…全然歯が立たなくて悔しかったんですけど…。
「目がいい」って言われてそれが試合で実感できてそしたらもっと強くなれるかもって…。
そうなればきっともっと面白いだろうって…。
(三浦)キミは確かに目がいい。
でもそれだけじゃない。
え!?
(三浦)このたった4か月でキミがシード選手を苦しめるほど上達するとは正直思っていなかったよ。
目が良ければテニスがうまくなるわけではないからね。
でもこのノートを見て合点がいった。
このノートにはキミの試合の1球1球の軌道が記されている。
つまりそれはキミが試合中に打った全てのボールをしっかり認識している事を意味する。
テニスはボールを打った時の感覚とそのボールがどこに落ちたかという認識この2つが備わった確かな1球を打って初めて上達する。
キミはこのノートを書いている時は1球たりともムダにせず上達に結びつけている。
これは誰にでもできる事じゃない。
キミのこの4か月の上達から総合的に考え…。
これからの練習しだいでは1年…半年…いやもっと早くキミは彼らより強くなれる!えっ!
(三浦)かもしれない。
だぁ〜っ!ええ…?だがこれは冗談を言っているわけじゃないぞ。
ここからはキミしだいなんだ。
(つばをのむ音)
(三浦)強くなりたいなら明日の朝7時STC1番コートに来なさい。

(エンディングテーマ「ベイビーステップ」)2014/05/11(日) 17:30〜17:55
NHKEテレ1大阪
アニメ ベイビーステップ「未熟が原石」[字][デ]

学校の成績は優秀でも体力に自信が無く、テニスも初心者というハンディを背負った栄一郎が、ライバルたちと切さたく磨しながらプロテニスプレイヤーを目指すスポーツアニメ

詳細情報
番組内容
天性の目の良さで相手の動きを予測し、粘り始めた栄一郎(えいいちろう)。簡単にポイントを許さず、大林(おおばやし)を苦しめる。すべてにおいて大林より経験不足の栄一郎がここまで粘れるのは、眼が良いからだと気づく三浦(みうら)コーチ。しかし栄一郎のプレーはコーチの予想を大きく上回る。少しでも長く試合をしたいがために粘る栄一郎と、それを打ち破らんとする大林。果たして、勝負の行方は…。
出演者
【声】村田太志,寿美菜子,浪川大輔,寺島拓篤,下野紘,柿原徹也
原作・脚本
【原作】勝木光,【脚本】千葉克彦,武上純希,高橋ナツコ

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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