ダーウィンが来た!「感動!母さんたちの深い愛」 2014.05.11

赤穂市では、空気が乾いた状態が続き、神戸地方気象台は今月6日から乾燥注意報を出して、火の取り扱いなどに注意を呼びかけています。
全国のお母さん。
ありがとうございます。
どどうしたんですか?急に。
おヒゲじい。
だって今日は母の日ですよ。
ああそうでしたな。
そこで今日は動物界で頑張るお母さんたちの感動物語をお届けします。
う〜ん楽しみ!インドの岩山に暮らすナマケグマのお母さん。
半年間子供をおんぶして育てます。
重くないんですかね。
うわケンカの時まで!超過保護に見える子育ては厳しい自然を生き抜くための「母の愛」なんです。
一方生まれたばかりの赤ちゃんに泳ぎの猛特訓をするのはアゴヒゲアザラシのお母さん。
赤ちゃんは生後わずか1時間で氷の浮かぶ冷た〜い北極海に入ります。
いや〜厳しいお母さんですなぁ。
そしてアフリカのサバンナ。
ライバルとの戦いで群れの仲間を失いたった1頭で子供を育てる母ライオンがいます。
毎日が苦難の連続。
ハゲワシの食べ物を横取りして飢えをしのぎます。
とっても大変そうですぞ。
でもお母さんは決して諦めません。
我が子に注ぐ深〜い愛。
お母さんたちの感動物語です。
う〜ん早く見たい!
(テーマ音楽)インド南部カルナータカ州。
大きな石がゴロゴロと転がる岩山です。
ここにとっても珍しい子育てをするお母さんがいます。
やって来ましたよ。
ナマケグマのお母さんです。
体長は1.5メートルほど。
そのボサボサの背中にはコグマが2頭。
子供をおんぶしているんです。
半年もの間どこに行くにもおんぶ。
過保護なくらい肌身離さず連れ歩きます。
こんな子育てをするクマはナマケグマだけです。
お母さんの背中は遊び場にもなります。
毛につかまってプーラプラ。
今度は一気によじ登り。
お母さんの毛を器用につかんでいますね。
ボサボサの長い毛は子供がつかむのに都合がいいんです。
でもどうしてナマケグマのお母さんはおんぶで子育てするんでしょうか。
それはこの岩山にトラやヒョウなどの怖い敵が潜んでいるからです。
いつでも子供を連れて逃げられるようにおんぶしているんです。
生まれて1か月ほどたつと子供は地面を歩き始めます。
ヨチヨチ歩きの子供。
こんな時敵に襲われたら大変です。
(鳴き声)心配になったんでしょうか。
お母さんが声をかけました。
子供は急いで駆け寄ります。
お母さんの背中に戻って安心した様子です。
こうしていると子供の姿はお母さんのボサボサの毛に紛れてよく見えませんね。
おんぶ子育ては敵の目を欺くのにも役立つんです。
それからしばらくたったある日のこと。
あれ?お母さんの背中に子供が1頭しかいません。
もう1頭は敵に襲われてしまったんでしょうか。
お母さんの背中から下りて1人で遊び始めるころが一番危険なんです。
お母さんは残った1頭の子供を連れアリ塚にやって来ました。
地面に開いた穴に顔を突っ込みます。
ナマケグマの主食はアリやシロアリ。
大きな体でこんな小さなものを食べているんですね。
子供もお母さんのまねをしてアリ塚掘りに挑戦。
でも自分の力で掘るのはまだ難しいようです。
夢中で食べるお母さん。
おんぶするための体力をつけなくてはなりませんからね。
おなかいっぱいになったのかアリ塚を後にします。
今度は岩穴にやって来ました。
ここが住みかなんです。
実は親子が留守にしている間に岩穴に入ってカメラをセットしておきました。
住みかの様子をちょっとのぞかせてもらいましょう。
親子が入ってきました。
カメラに気付いたお母さん。
すると子供もカメラのほうに近づいてきます。
警戒しているのかな。
でも危険がないと分かるとすっかり安心したようです。
そろってお昼寝を始めちゃいました。
そんな平和な日々がしばらく続いたある日のこと。
岩穴の近くでナマケグマのケンカが勃発。
恋の相手を探しに来たオス同士がばったり鉢合わせしてしまったんです。
勝負は手前のオスの勝ち。
一方こちらは岩穴でくつろぐナマケグマの母と子。
するとそこへあのケンカに勝ったオスが近づいてきました。
オスはメスの気を引くため子供を殺してしまうことがある怖い相手。
大丈夫でしょうか。
あオスが入り口までやって来ました。
お母さんが気付いたようです。
子供を背中に乗せました。
更にオスが近づいてきます。
すると…。
お母さん子供をおんぶしたままオスに向かって猛突進!岩穴の外へオスを追い立てます。
すっかり大きくなった子供をおぶったままなんとたくましいお母さんでしょう。
またオスにアタック。
自分より体の大きなオスに果敢に立ち向かいます。
オスはたじたじです。
そしてついにオスを追い払いました。
過保護に見えるおんぶ子育てはトラやヒョウそれに怖いオスから子供を守るために欠かせないものだったんです。
こんなに重い子供私なら「お〜もういい」ってなりますぞ。
ナマケグマのお母さんはもちろんそんな不満を見せませんよ。
う〜む…いやぁ半年もおんぶするなんてクマだけにた「くま」しいのう!なんちゃって。
続いてはノルウェー領スバールバル諸島に程近い北極海が舞台です。
この冷たい海で子供に愛の猛特訓をするお母さん。
アゴヒゲアザラシのお母さんです。
隣にいる赤ちゃんは生まれてわずか1時間ほど。
でももう最初のレッスンが始まろうとしています。
氷の上の赤ちゃん相当寒いんでしょう。
ブルブル震えています。
まだお乳をもらってもいません。
そんな赤ちゃんに対し愛の猛特訓レッスン1は氷の海に慣れること。
お母さんが海の中に入るよう促しています。
海水の温度は氷点下1℃。
赤ちゃんはなかなか海に入ろうとしません。
するとお母さん赤ちゃんにグッと顔を近づけました。
「早くしなさい!」と言っているかのようです。
赤ちゃんが海のほうへ動きだしました。
でもあと一歩が踏み出せません。
お母さんは後ろに下がってじっと待ちます。
覚悟を決めて…ついに入りました!生まれてわずか1時間。
氷の海での初泳ぎです。
それから1時間後赤ちゃんは氷の海にすっかり慣れたようです。
レッスン1は無事終了。
流氷の上に戻ろうとする赤ちゃんをお母さんが優しく助けています。
続いて立派なアゴヒゲのお母さん。
うわ〜すごい迫力!子育て中のお母さんの体重はなんと350キロもあるんです。
ようやくおっぱいの時間です。
赤ちゃんは甘えたような声で鳴きながらお母さんに近づきます。
猛特訓を終えた後のミルク。
さぞかし温かくておいしいんでしょうね。
赤ちゃんが生まれて8時間後。
次のレッスンが始まっています。
あれ?赤ちゃんが逃げるように流氷に戻ってきました。
でも上れません。
何かに引っ張られているようです。
なんとお母さんが赤ちゃんを水中に引き戻しています。
そして赤ちゃんを海の中に沈めます。
これがレッスン2。
深く潜ることなんです。
お手本を示すように潜っていくお母さん。
赤ちゃんはその後を追おうとします。
でも体が浮き上がってしまいうまく潜れません。
もう一度。
う〜んやっぱり浮いてしまいます。
何が違うのか見てみましょう。
お母さんは主に後ろ足のヒレを動かし体全体を使って滑らかに潜っています。
一方赤ちゃんは前足をバタバタ動かし無理に潜ろうとしています。
肝心の後ろ足はあまり動かしていません。
お母さんについていけない赤ちゃん。
でもどうして生まれて間もない赤ちゃんに潜水術を教える必要があるんでしょうか。
その訳はホッキョクグマ。
アザラシたちの最大の天敵です。
泳ぎが上手なので海に逃げても決して安全ではありません。
でもホッキョクグマは深く潜ることはできません。
だからアザラシのお母さんは少しでも早く潜水術を身に付けさせようとしていたんです。
赤ちゃんが生まれて1週間がたちました。
愛の猛特訓はまだ続いています。
赤ちゃんが潜りました。
あれ?なんと滑らかな身のこなし。
後ろ足だけを動かしてお母さんより深くまで潜っていきます。
ついに潜水術をマスターしたようです。
流氷の上にいても海に飛び込んであっという間に潜っていきます。
あれほど厳しかったお母さんが赤ちゃんを優しく抱き寄せます。
前足のヒレで赤ちゃんの頭をなでているようにも見えますね。
気温が上がり流氷は日に日に少なくなっていきます。
残った氷の上で親子が仲良くお昼寝。
子供はすっかり大きくなりました。
体重は100キロを超えています。
お母さんもう安心ですね。
そんなある日。
不思議な音が聞こえてきました。
オスのアゴヒゲアザラシの声です。
(アゴヒゲザラシの声)メスへのラブソングを歌っているんです。
(アゴヒゲアザラシの声)その歌に耳を傾けるお母さん。
(アゴヒゲアザラシの声)新しい恋の始まりです。
そしてこれが母と子の別れでもあります。
わずか1か月で独り立ちを迎えた子供。
でも生きていくすべはお母さんが教えてくれました。
厳しい特訓で身に付けた潜水術を使って天敵から逃れ食べ物を見つけるのです。
いやぁ厳しさの奥に秘められた母の愛しっかと見届けましたぞ。
はい。
流氷がなくなる前にお母さんは子供を一人前にしなくてはならなかったんです。
お母さんは「潜水」を教える「先生」でもあるということですな。
続いての舞台はアフリカのサバンナです。
百獣の王ライオンがいます。
強さの秘密は群れのチームワーク。
猫の仲間ではライオンだけが群れを作ります。
群れのメンバーは普通2〜3頭のオスと複数のメス。
そしてその子供たちです。
オスの役目は群れと縄張りを守ること。
食べ物を手に入れるのは主にメスの役目です。
メスたちは協力して狩りを行います。
1頭が獲物を追いかけ先回りしていた仲間が捕まえました。
狩りのための縄張りと群れの仲間はライオンにとって欠かせません。
ところが群れも縄張りも失いたった1頭で子供を育てる母ライオンがいます。
名前はナイラといいます。
子供は全部で6頭。
みんな1歳ほどです。
体は大きくてもまだ狩りはできません。
ナイラの毎日は苦労の連続です。
夜ナイラが狩りに出かけます。
後ろに6頭の子供たち。
1列になってついていきます。
ガゼルがいました。
そっと近づくナイラ。
狙いを絞ったようです。
ガゼルはまだ気付いていません。
ナイラは草むらに潜み飛び出すタイミングを計ります。
子供たちも見よう見まねで身を隠します。
ところが…あっ!1頭の子供が飛び出してしまいました。
ナイラもしかたなく飛び出しますがこうなってはすばしっこいガゼルを捕まえることはできません。
子供たちは狩りの足手まとい。
普通ライオンの群れでは1頭が子守を引き受けてくれますがナイラにはその仲間がいません。
ナイラももともとは群れの仲間と暮らしていました。
ところがある日よそ者のオスが群れを乗っ取りに来ました。
戦いに敗れた群れのオスは姿を消し仲間のメスは殺されてしまったのです。
どうにか逃げたナイラと子供たち。
それから苦しい日々が始まりました。
水辺や日陰のある縄張りを失い狩りも満足にできなくなったのです。
母と子を襲う飢えと乾き。
もう4日間何も食べていません。
そんな時ナイラの目に映ったものがありました。
ハゲワシです。
ハゲワシの集まる所には必ず動物の死骸があります。
そのことを知っていたナイラ。
ハゲワシの群れを追い払い横取りです。
もう肉はほとんど残っていませんが久しぶりの貴重な食べ物。
おなかをすかせた子供たちのもとへ大事に持ち帰ります。
その夜。
ハゲワシの残り物でも少しは力になったんでしょうか。
ナイラは子供たちを連れて狩りに出かけました。
ガゼルです。
今度は子供たちが足手まといにならなければいいんですが…。
ガゼルが突然走りだしました!あ〜やっぱり今回も子供たちが先走ってしまったようです。
狩りは失敗…と思われたその時草むらから1頭のライオンが現れガゼルをキャッチ。
ナイラです。
ガゼルの逃げるコースをしっかりと読んでうまく先回りしていたんです。
子供の動きを利用して群れで行う狩りと同じようにガゼルを捕まえました。
ナイラの見事な頭脳プレーです。
ようやく捕まえた獲物。
子供たちが駆け寄ります。
ものすごい食べっぷり。
子供たちよっぽどおなかがすいていたようです。
それから半月ほどたったある夜。
狩りに出かけるナイラたち。
おや?子供たちの様子が以前と少し違います。
前はナイラの後について1列になって歩いていましたよね。
しかし今ではナイラの横に並んだり先頭を歩いたりしています。
子供たちが自ら進んで獲物を捕まえようとしている証拠です。
草むらにガゼルの群れがいました。
ナイラの横に並び身を伏せる子供たち。
1頭のガゼルがナイラたちのいるほうへ近づいてきます。
手前にいるのはナイラの子供です。
狙ったガゼルの動きを読んでそろりと先回りします。
ガゼルが走りだしました。
待ち構える子供たち。
捕まえました!子供たちだけで狩りに成功です。
もう一度見てみましょう。
跳ねるように走って逃げるガゼル。
その動きをよく見て見事にキャッチです。
捕まえた獲物を懸命に押さえ込む子供。
その横でナイラが見守っています。
この夜子供たちは更にもう1頭ガゼルを捕まえました。
群れで普通に暮らすライオンの子供に比べて半年以上も早く狩りの技術を身に付けたんです。
う〜んついにお母さんの苦労が報われた瞬間ですなぁ。
ええ。
群れも縄張りも無い中で6頭の子供を育てたナイラ母さん。
よく頑張りましたよね。
ホントですなぁ。
よかったよかった。
たった1頭で子供を育てた母ライオンは「えらい」おん…なんてね。
少しでも早く子供を独り立ちさせるために愛の猛特訓をするアゴヒゲアザラシのお母さん。
敵だらけの環境の中子供の命を守るためおんぶし続けるナマケグマのお母さん。
子育てのやり方は違っても子供に注ぐ母の愛はみんな偉大ですなぁ。
動物のお母さんたちから私たちも学ぶところがありますね。
いや〜ホントホントお母さんたちありがとう!
(九郎右衛門)殿!殿!謀反です。
2014/05/11(日) 19:30〜20:00
NHK総合1・神戸
ダーウィンが来た!「感動!母さんたちの深い愛」[字]

「母の日」にちなみ、母親たちの物語。ナマケグマの過保護なまでのおんぶ子育て。生後間もない子供に泳ぎの猛特訓をするアザラシ。1頭で子育てに奮闘するライオンに感動!

詳細情報
番組内容
「母の日」にちなみ、動物のお母さんたちの物語。過保護なまでの子育てをするのはインドにくらすナマケグマ。半年もの間、子どもをおんぶで育てる。一方、北極海のアゴヒゲアザラシの母親はとっても厳しい。生まれたばかりの赤ちゃんに泳ぎの猛特訓を行うのだ。そして、群れを失い、たった1頭で6頭の子を育てるライオンの母親にも密着。苦労の末、子どもたちは驚きの成長を遂げる。母の愛に感動すること間違いなし!歌:平原綾香
出演者
【語り】近田雄一,龍田直樹

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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