(天野)テープテープ。
テープって言ってんだろ!聞いてろよもう!
年間100例行えば多いといわれる…
その男は400を超す手術を行っている
(天野)やってるときにさ予想してくれよ。
驚異的なスピード
(天野)かなり高い確率で手術で治せるのに手をこまねいて患者さんの容体が悪くなる。
(天野)場合によっては死んじゃうっていう。
そういう状況は自分自身がものすごく後悔するし罪でしょ。
2年前天皇陛下の執刀医を務めた
民間の病院に勤める医師としては異例の選出
手術後
天野らは記者会見を開くことになったが
その直前同席する医師たちにある注文を出していた
そして
普段の手術を普段どおりしたということで結果もおのずとそのとおりになると。
無事という言葉を使わない
その真意とは
(天野)じゃよろしく。
(一同)お願いします。
彼の歩んだ道のりはいわゆるエリート医師とは一線を画す
あえて生意気な態度に徹した若手時代
先輩医師の手術を見て
(田邉)一緒に働いてる身としてはねいい迷惑を感じるというかね被るというか。
生意気な態度の裏にあった思いとは
そして…
彼を変えた…
来年で還暦を迎える天野
その日常は年齢を感じさせないものだった
月曜から金曜まで病院に泊まり込み
僕らでさえ嫌ですもん。
3日間も泊まったら。
申し訳ないです。
さらに病院の外での素顔に密着
そこにあった天野が求める…
(小林)完全なオフっていうのが今まで人生で経験されたことないんじゃないですかね。
これまで手掛けた手術は…
次の所に行ったらもっといい景色が見えるんじゃないかっていう。
天野が目指す景色とはいったい
(男性)特に変わりはないです。
(天野)それに嗄声なんだろ…。
(天野)これ破けちゃう可能性があるから何やったって助からないよ。
心臓外科医天野篤
そういう命が待ってんだもん。
その生き方に迫る
(山岸)さあ『ワンダフルライフ』今夜は心臓外科医の天野篤先生にお越しいただきました。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
(リリー)毎日病院に平日は泊まってらっしゃる?よく泊まってるというふうに言われるんですけどそれは間違いで要領が悪い方なんでその日にやらなきゃいけないことの段取りが悪くて。
例えば講演のためのスライド作りしてて物事の出典なんかを調べるとそっからどんどんインターネットで違うところにいってしまってですね気が付いたら30分ぐらいたってて。
(リリー)あります僕もそういうこと。
知らないうちにエロサイトの樹海に入ることが。
(山岸)えっ樹海?
(山岸)樹海…。
そういうのはどうしても抜けきれなくてで気が付くと帰る時間じゃなくなってるという。
平均するとだいたい何時間ぐらい寝てるんですか?いやでも1日6時間ぐらい寝てるんじゃないですかね。
他の業界の忙しいって方よりはよっぽど寝てると思いますよ。
逆に言うと寝るのが仕事です。
寝てしゃきっとして次に向かうっていうのが一つのスタイルになってますから。
でもそうやって帰ってこないとご家族だったり奥さまっていうのはさみしがったりされないんですか?いやでも1日1回は電話で連絡取ったりあとメールをやり取りしたりってことしてますので。
家内だけじゃなくて子供たちの近況とかいろんな学期の変わり目とか変なことなかったかとかそれは気になりますしね。
結構手術してるときにさっきのVTRみたいに色々しゃべってらっしゃるんですね。
はい。
一緒に手術のチームとして麻酔科医だったり人工心肺の運転する人だったりあとは器械を出してくれる看護師だったりそういう一緒にやるスタッフの力が大きいですからそれをいかにうまく引き出すかとかあとは自分のリズムに合わせさせるとかそういうことが大事になってきますんで。
すごい手のスピードでしたよね。
そうですよ。
すごく細かい動きなのにスピードがすごく速かったです。
いやあれはまだまだですね。
まだまだ?はい。
私たちが尊敬してるカナダのタイロン・デイビッドっていうもうかなりおじいちゃんですけどその先生なんかはホントに見えないです。
えっ?昔の『巨人の星』のオズマのスイングみたいな。
そんな例えが出るとは思わなかったです。
年間400もの手術を手掛ける心臓外科医天野篤
人は彼を神の手とたたえる
その根底にあるものとはいったい
手先が器用な少年だった
プラモデルが得意でその完成度に子供ながらこだわっていたという
天野が…
父が心臓病を患ったのは天野が高校生のときだった
医師を志した天野は4回目の受験でようやく医学部入学を果たす
そして27歳で心臓外科医としてのキャリアをスタートさせた
その7年後
これまで2度の手術を受けていた父の容体が悪化
ふっと思い出すとあのときこうしてればよかったなとか突然わ〜っと湧いてきてて。
そういうもんだよ。
弟充さんも当時のことを鮮明に覚えているという
(充)自分の子供にしてもらうっていうことで手術室に入る前に笑顔で「行ってくるよ〜」っていうもうホントに任せて安心みたいな。
だが…
病院で兄がいったん中を抜けて出てきたときに…。
他の人には誰にも言うなと。
最後の挨拶を主治医から聞いて機械のスイッチが止まった瞬間…。
何か急に思い出しちゃった。
止まった瞬間の…。
父を救うことはできなかった
(天野)もうずっと引きずってんだよ僕だって。
自分の父親からもそうだし今まで手術で失った人は。
無力さを痛感した
この後…
そんなとき父の遺品の中に手帳を見つけた
そこに書かれていた一編の詩
「理想」という文字が天野の脳裏に焼き付いた
理想に向かい天野は歩き始める
先輩医師の手術に立ち会うたび…
そう思い時に口に出すこともあった
なぜか
(天野)実績のない者がさ周りを認めさせるにはもうそれしかないんだよ。
それが一番簡単な方法だから。
じゃないの?
天野には皮肉を込めてこんなあだ名が付いた
共に働いていた同僚は
一緒に働いてる身としてはねいい迷惑を感じるというかね被るというか。
わざわざそんなこと言わなくてもいいのにというのは結構ありますよね。
それでまたこうやって敵をつくるんだろうなと。
ねっ。
それをはね返すんだというのが一つのモチベーションになってたのはあったと思います。
言動には実力の裏打ちがあった
天野は次第に認められ実績を重ねていく
そして自信に満ちあふれていた30代半ば
非常に難度の高い手術に挑むことになった
この手術が天野の大きな転機となる
(小泉)顆粒で磨くぞ!
新しくなった…
・「クリアクリーンEX」おっ!きたぞツブツブ感!磨いてるそばからゴロゴロカリカリ。
ゴロゴロカリカリ。
歯垢をこそげ取ってる。
顆粒が砕けて汚れをかき出す。
ハミガキ楽しい!あっ!ツブツブ消えた。
ハミガキ終了!磨いた後の満足感…。
全然違う!
新しくなった…
・「クリアクリーンEX」
ツルツルの歯に!
(メリーズうさちゃん)「メリーズパンツ」・「ゴー!ゴー!あんよ!」・「元気に元気にすすめ!」・「いけるとこまでいっちゃおうソレッ!」でも汗をかくとおむつの中は…。
(ムレムレくん)ムレ〜。
ムレムレくん!「メリーズパンツ」はおしりまるごと!エアスルー。
見て見て!おしっこのムレをスーッ!もういっちょ!汗のムレムレだってスッスーッ!おしりまるごと!さらさら!ばいばーい!
(パパ)肌さらさらだ!・「スマイルスマイルメリーズ」パンツ!
(一同)・「俺たちジェル派」
(要)・「ねっとろりん」
(安全カミソリ派)・「とろとろねっとろりん」・「とろとろりん」
(電気シェーバー派)・「とろとろとろとろりん」・「ねっとりジェルでするする剃れて」・「するするりん」・「するするりん」・「するするりん」・「するするりん」・「つるつるりんつるつるりん」・「つるつるりん」・「つるつるりん」
(一同)・「シェービングジェルは『サクセス』」・「多枚刃用ジェルそして」・「ウェット剃りシェーバー専用ジェル新登場」
(一同)・「シェービングジェルは…」「サクセス」
自信に満ちあふれていた30代半ば
天野を変えた手術とは
(天野)メス。
(看護師)はい。
予期せぬ事態が発生
どれだけ縫っても…
気が付けば予定時間をはるかにオーバーしていた
そして
口をついた諦めの言葉
(田邉)何でもできるんだというような感じでいつも話してた人間がこういう面もあるんだなというのは感じたことはあると思いますよね。
そういうとこねはい。
あるでしょ?僕はテニスやってたから勝機がないと…。
試合にだけはしたいと。
6−06−0じゃ形にならないからまあせいぜい6−46−4とか。
それでもいいんじゃないかなって気持ちがむくむくと持ち上がってくるわけ。
できることはやった
だからもう十分だろうという気持ちがあった
しかし
言葉が胸に刺さった
負けたら駄目なんですよ。
1つ負けたら僕らおしまいなの。
でそれに対する言い訳ってのは人生に対する敗北なの。
敗北とは患者の死を意味する
諦めは許されない
天野は再びメスを取った
そして…
いや言い訳するようですけどあの手術はですね成功すればそれだけでその当時の論文として出せるような手術だったんですよ。
で全部で14カ所血管を縫うんですよ。
特にその当時の人工血管というのはですね針が通った所からまたじわ〜っと出るんで。
後で自然に止まる出血なのかそれとも手を加えなきゃいけない出血なのかってことは経験がないから分からないんですよ。
で堂々巡りになってしまってでこれはちょっと最後までいけないんじゃないかなっていう思いでちょっとふわっとそういう弱気な言葉を言ったわけですね。
そしたらもうガーンと殴られるような感じで。
でもそうやって手術中に看護師さんから言われたときっていうのはどういう気持ちに実際なられました?いやまずいっていう感じですかね。
で勝たなきゃ意味がないっていうそういうふうに目覚めさせられたそういう一言だったですね。
はい。
お父さまの手術に立ち会ってそのお父さまが亡くなるってそういう経験っていうのもお医者さまの中でもほとんどまれな経験だと思うんですけど。
そうですね今でしたら補助人工心臓っていうのをつければ生きてたと思いますけどその当時はなかったんで。
亡くなるホントにこりゃもう駄目だなと思ったときに父親の意識が出たんですよ。
人工呼吸器つけてますからしゃべれないんですけど母を呼んでで「お父さん分かる?」って言って「うんうん」ってうなずいたんですね。
「まだ大事な時期で順調にいっててまだ大事な時期だから少し麻酔かけて寝た状態にするよ」って言って。
「うんうん」ってうなずいて。
でそれが最期の意思の疎通だったですね。
だから最期父親に嘘言ってそのままだったっていう感じで。
それも自分の中ではすごく後悔っていうか今でも…何て言うんですかね自分の傷みたいな感じで残ってますね。
お父さまの遺品の手帳の中からあの詩を見つけたときっていうのは。
いやびっくりしましたね。
初めてそういう本を読むのが好きな父親だったんですけどサミュエル・ウルマンっていう人の詩なんですよね。
非常に感銘を受けましたね。
で父親もやっぱり自分の生きてる証しを探してたんだなっていう。
それをそのときは思ったですね。
でもそういう先生も3浪して医大に入るという。
はい。
決してエリートではなかった?そうですね小学校のころは神童って言われてたんですけど。
それがいろんな外の刺激に自分がのみ込まれてったっていうのはありますね。
それがちょうど3年浪人してるころでそののみ込まれた一番最大のものがマージャンパチンコですかね。
パチンコは特にそれで一生食えるんじゃないかと思うぐらいの時期ありましたから。
だってパチスロパチンコは今でもされてるっていう。
えっと今パチスロですね。
パチンコよりは。
パチスロは私心臓のバイパス手術っていうのをオフポンプ手術っていって心臓を止めないで手術するんですよ。
心臓止めないのを2mmぐらいの血管をですね心臓動いたまま縫うんですけど当然心臓の血管ですから血液は出てますよね。
それを最初はまばたきして合わしてたんですけどそれがまばたきして合わせるっていうのはパチスロの目押しっていうのも最初それでやるんですね。
うん。
えっ?あっこれ自分はやってたと。
この作業はやってたと。
そんな共通点があるんですか?そう。
最後目に入れて最後7に合わすのがなかなかフラグが立ってるのに7に揃えられないおばちゃんとかがいるわけよ。
やられてますねフラグって言葉が出るってことは。
で時々あんまりおばちゃんが入れてるから横で押してあげて揃えてあげるとすごくモテる。
モテる?私はやはり『北斗の拳』の2段チェリーです。
もうチェリー揃えにいったらホントもうプロですよ。
そうなんですか?はい。
(天野)うわっ!ミートソース!こりゃまた手洗いだ〜。
(江角)手洗いいらない。
さすがにそれは…。
「ウルトラアタックNeo」のちょい塗り!ちょい塗り?いつもの量でひどい汚れに直にちょい!襟の汚れにもちょちょ〜い!あとは残りを入れるだけ。
それでおしまい!?アブラ汚れに強いウルトラアニオンで一気にクラッシュ。
手洗いなしでもスピードコースでまっ白!キャップ一杯で全部落ちてる!「ウルトラアタックNeo」ちょちょいのちょい塗り!たくさん使える超特大つめかえも!・「ハミングFine」
(山口)暑い!重い!暑い!
(後輩A)空調止められた!
(後輩B)汗くさー!でも僕は大丈夫!
(松雪)「ハミングFine」ジャーン!「ハミングFine」は衣類のニオイ菌の増殖をゼロに抑える。
24時間汗のニオイを防ぐ。
ただいまー!
(3人)お疲れさまー!徹夜明けでもニオイ平気ね。
24時間防臭でふんわり爽やか!・「ハミングFine」誕生!
この日3件の手術を終えた天野
(天野)そんなバカしかいないわけ?
(男性)今何が起こったんですか?突然死する可能性がある疾患。
(男性)緊急手術が必要ってことですか?
(天野)そう。
(男性)あっそれで先生が執刀するんですか?
(天野)そう。
(男性)あした?
(天野)あしたっていうか…。
朝方寝苦しくてこれ以上は血圧が上がったらさこれ破けちゃう可能性があるからそしたら何やったって助からないよ。
ショック状態っていうか死んじゃうんだからさ。
失血死しちゃうんだから。
ピストルで撃たれたのとおんなじ状況が起こる。
患者の病状を確認。
手術の方針を決めていく
(嶋田)あっはい。
今11時には出せるように下準備進めると思っています。
(天野)でもう決まったらあとはもう…。
(男性)あっ先生が。
(天野)始まるまで。
もう今から寝ますからね。
(男性)分かりました。
手術の準備ができるまで仮眠をとり体調を整えるという
12時か。
(男性)今から行かれる感じですか?はい行きます。
(男性)少し寝られましたか?
(天野)寝ました。
すぐ寝ちゃう。
緊急手術は始まった
(天野)聞いてろよもう!
そして
全てが終わったのは午前4時のことだった
これまで手掛けてきた手術は…
なぜ天野は並外れたペースで患者に相対するのか
元同僚の心臓外科医南淵医師は
(南淵)僕ら医者っていうのはどれぐらいのケースを診たか。
どれぐらいのケースに遭遇してるか。
っていうことなんですよ。
そこで当然頭の意識に上ってこないようなそういう学習っていうのがなされて。
理屈じゃないんだけどこうやろう。
理屈じゃないんだけどここはおかしいんじゃないか。
そこで窮地を脱する。
これはもう全て数なんですよね。
(天野)何分プレー?今。
こうして経験を積み上げていった天野
2年前民間の病院の医師でありながら心臓病を患っていた…
手術後記者会見が執り行われたのだが
実はその直前天野は同席する医師たちにある注文を出していた
そして
結果もおのずとそのとおりになると。
なぜ天野は無事という言葉を使わなかったのか
飛行機乗ると思うけど…。
計画したフライトが計画どおりにいったってことがスタッフにとってねクルーにとっては極めて当たり前のことであって。
われわれも…。
極めて当たり前なんですよ。
天野は手術のたびに自ら患者の心臓の状態を綿密に確認
全てを計画どおりに進めるために
(嶋田)私たちが思い描いてなかったようなことが起きたとしてもやっぱりどこかでそういったことを予想されてた部分があったりしてなのでもともとすぐ引き出しが出てくるんだと思うんですけれどもホントに切り返しの早さだけはすごいなっていう。
手術は止まらないのでね。
そして天野にはもう一つ医師としての強いこだわりがあるという
その一端を垣間見ることができた
手術を翌日に控えた82歳の小野寺さん
診断の結果天野は
いや大動脈弁置換は絶対必要だろうと。
あと僧帽弁形成も必要かな。
あと心房細動に対する手術も必要かなって。
3つの手術を同時に行うという
通常はリスクを考慮し大動脈弁の手術しか行わない
しかも患者が高齢のため心臓を止めることができるのは…
ではなぜ3つの手術を同時に行うのか
手術に対して1個1個の手技に対してすごくストイックに何が一番いいのかっていうのすごく考えてやってる。
そして手術は始まった
(天野)じゃよろしく。
(一同)お願いします。
(男性)電気メス。
(男性)はい。
(男性)ポンプ回します。
(天野)はい。
そのとき
(天野)はいルートベントオープン。
(男性)ルートベントオープンです。
(天野)はいはさみ。
いったい何が起きたのか
(天野)左心耳。
・「ある朝トマトを切ったある晩魚を切った」
放っておくと…
・「黒ずみバイ菌だらけ」
「泡ハイター」なら30秒で強力除菌
・「キッチン泡ハイター」・「排水口は触りたくない」・「こ〜んなヌメヌメ」・見たらたおれちゃう!・「排水口にも『泡ハイター』」
「キッチン泡ハイター」ならスプレーするだけ!
触らずピカピカに!
・「キッチン泡ハイター」
「ヌメリとり」でキレイ長持ち!
「アジエンス」
(すみれ)知ってる?新しい「アジエンス」は美容液シャンプー。
そう。
「アジエンス」美容液シャンプー
いつもどおり洗うだけでオリエンタル美容成分が浸透
髪のゴワつきがほらっやわらかな手触りに
誕生!美容液シャンプーの「アジエンス」
ずっと触ってたい!
82歳の患者に対し3カ所の心臓手術を同時に行う天野
そのとき
(天野)はいルートベントオープン。
(男性)ルートベントオープンです。
天野の動きが止まった
(天野)はいはさみ。
いったい何が起きたのか
(天野)左心耳。
もし大動脈弁の手術だけを行っていたら見つけることはできず患者を危険な状態にさらすことになっていた
そして…
(天野)もういいよ。
患者のために…
その信念が生んだ結果だった
普段から真摯に自分の力量を判断してやれることはいいおせっかいはしようと思ってるとああいう棚ぼたみたいなものもあるんだよね。
普段からすごくたくさんの手術を行われてる中で手術をしているときっていうのはどんなこと考えてらっしゃるんですか?早くとにかく心臓止めてれば動かさなきゃって。
時間イコール命ですから手術をやってるときの判断っていうかいったん手術のシーンをもう一人の自分がふかんして「そのとおりでいいのかお前」っていうようなそういうやり取りをしてますよね。
へえ〜。
それでとにかくゴールに向かって一直線もし途中で「あれ?おかしいな」と思うものがあればその場を繕うんじゃなくてある一定の歩幅戻ってそっからまた出直すっていう。
今までそういう訓練で結果を悪くしない。
いい結果を得るってことができてきましたしそういうことが積み重なって一つ一つがうまく決まれば無理だと思われる手術も無理じゃなくなるっていう。
その思いはあっても先生も言ったように毎日自分の手足体を使うっていうのはなかなか思いがあっても難しいことだから。
ねっ。
どうしたら頑張れるんですかね?この人頑張りが最近空回りし始めてる…。
いやちょっと待って…。
目標はすごく理想もあるんですけど最近向かってる方向がどっちか分からなくなってる。
そうなんです。
電車がガタンって揺れたときにその揺れに身を任すぐらいのおおらかさがないと。
そこですよそこそこ。
なるほどそうですね。
足りてないそれ。
ガタンっつった瞬間に反対側に踏ん張りそうだもんね。
ねっなりますね。
今日はですねこちらに手術のときに使われる道具ですよね。
あっ糸ですね。
あと人工弁ですね。
これはどういった?これはですね人工弁の中でも機械弁っていって金属のタイプの弁なんですけど一番新しいタイプの弁ですよね。
血液がこういうふうに通ると開いて心臓が収縮すると閉じると。
こういう物入れると血液さらさらにする薬が必要になるんですけどこのタイプの弁の場合にはそういった薬の量が少なくていいとか。
一番新しい弁ですね。
あとはこの糸はこれがたぶん3−0っていうサイズで0が多くなると細くなるんですけど。
この辺とかホントに細いですね。
はい。
おそらく0.06mmとかそのぐらいの太さだと思いますね。
最後に結ぶっていうのが作業が想像できないんですけど。
確かに。
結ぶのはこの糸を両手で持って結び目をどんどん作って結び目をきつい形で作ってくっていう。
ただ最初の結ぶときにギュッと結んで必ず物ってのは硬い物と軟らかい物が結び付けようとすると軟らかい物が切れちゃうんですね硬い物が残って。
ですから硬い物と軟らかい物がちょうどぴったり合うような強さで結ばなきゃいけない。
そこが少し経験のいるとこなんですけど。
これって実際に結んでるところを見していただくことってできますか?えっとできないことはないんですが。
例えばこういう所通して。
あっ先に針が付いてる。
はい。
で物を縫うわけですよねここで。
でこう持ってですね手の中でこういうふうに結び目を作って結び目がちゃんと。
お〜。
結びの玉が下がっていってるっていう。
そうです玉を作ってどんどん。
えっ?何回も今やってもらってるんですけど全然どういう動きをしてるのかが分からないです。
結んだ玉がどんどん下に下がっていってるっていう。
結び目も作ってってただ結び目をこう。
あっ。
微妙な所で糸がほどけて弱くなると買い物の手提げ袋のひもが1本外れたらバランス崩れてまた次のも外れるじゃないですか。
そういうことが起こるんですよ。
その結果結局何回も手術する羽目になったのがうちの父親なんでそういうふうにならないようにやはり一個一個丁寧に真心込めて結ぶっていう。
今でいうと有機野菜を作る農家の人たちと同じ心。
気持ちの持ち方ですかね。
はい。
昨年順天堂医院の副院長に就任した天野
手術以外にも様々な仕事を抱えている
その一つが回診
(天野)はいこんにちは。
(天野)1回外来でお会いしてるかもしれませんけど。
密にコミュニケーションをとり患者の体調の変化に注意を配る
皆さんやること一緒ですから。
はい。
大丈夫です。
(女性)お願いいたしますありがとうございました。
(小林)完全なオフっていうのが今まで人生で経験されたことないんじゃないですかね。
うんそれはありますね。
例えば学会へ行こうが海外へ家族と行こうが何をしようが必ず気持ちと心は病院の部屋にあるみたいなね。
はい。
(嶋田)じゃ乾杯。
(一同)乾杯。
(天野)どうもどうも。
天野の現場は病院の中にとどまらない
参加するのは心臓外科医だけでなく…
会費は天野が持つという
手術はチームの結束力がものをいう
長年の経験で痛感しているのだ
(天野)お先に。
(男性)ありがとうございました。
数少ない休日
ゴルフを楽しむ天野
(天野)右だ。
だがそこには医師としての大きな目的があった
数少ない休日
天野の姿はゴルフ場にあった
(天野)右だ。
この日一緒にプレーしているのはかつて天野が…
いえいえそんなことないですよ。
(天野)乗って…。
(男性)淡谷のり子惜しい惜しい。
今のはねどっちかっていうと…。
しっかり打って乗んなかったから。
ご機嫌な様子の天野
実はこのゴルフには…
パーでした。
で一緒にゴルファーとして一緒に楽しめるってとこがいいんじゃないですか。
天野はこういったゴルフを定期的に行っている
(天野)ナイスショット。
患者たちは
(男性)ナイスショット。
ああやって手術した患者さんと一緒にゴルフをするとかっていう。
ホント先生がさっきからずっとおっしゃってるみたいにその先の人生まで考えてやるのが理想の手術になるわけですかね。
そうですね患者さんが少なくとも手術前にできてたことはできる。
手術前にしたかったと思うこともできる。
うん。
本当に手術が成功したってどういうときかっていうと患者さんがいよいよその人生をまっとうしたときに患者さんの体を見て「あれ?これいつ手術したんだっけ?」とか「あれ?これどこの手術したんだっけ」っていうようなことをみんなが話題にするようだったらそれは手術は完璧に成功してる。
だから自分の中では手術の成功ってのはそこまで厳格に追い求めないといけないと思ってます。
でもお医者さんってすごくつらい仕事だなって思うのは感謝されるか恨まれるかどっちかになっちゃうじゃないですか意外と。
手術とかすればなおのことだし。
はい。
だから感謝される側であり続けるってのはよほど大変なことだと。
いやそんなことないですよ。
たぶん恨まれてるケースもあると思います。
それは感謝されるっていうか喜ばれる患者さんと出会ってる数の方が多いから自分では気が付いてないだけでえっとその…まあ今まであったいろんな悲惨な結果とかですね。
それは自分自身の中にはきちんと一つのページとして残ってますんで。
父親のこともそうですし。
そりゃ引きずりますよ。
引きずるんですけどでもそこで止まれないですよね。
止まっちゃいけないと思うし。
またそれを克服して例えば亡くなられた患者さんに胸を張って報告できるような結果をつくるっていうのが今の私の冥府魔道というとこじゃないでしょうかね。
へえ〜。
その自分の理想のために何を一番大事にされてますか?もうそのときそのときを完全燃焼するということ。
自分が必要と思ったことは絶対に治療で妥協しない。
それで自分が倒れたってそれはしかたがない。
その思いと自分まではないかもしれないけどもそこまで培った技術を仲間がちゃんと引き継いでくれればいい。
だから今若手を教えるのは一つ一つ手取り足取り教えるわけじゃなくてそれよりは高い山ってのはこうやって登んだぞと。
高いハードルってのはこうやって越えるんだぞっていうその生きざまを見せるっていうことが自分の今の最も大事にしてることでそれができなくなったときにどうするかっていうのはまたできなくなったときに考えますけど今はまだできるから彼らには真っ向から組んで逃げない。
そういう姿勢を見せつけないといけないしそれが正しいんだということを彼らに認識してほしいというそういう思いが強いです。
(男性)悪友が待ち構えてるんですか?
(小野寺)待ち構えてる。
面白いのいますけども。
・
(天野)もしもし?はいはい。
着いた?さっき何か電話くれたろ?
(天野)うんうん。
(天野)何?戸田でアーチ。
自分が他の外科医よりも平らに見てね役に立つ場があるとしたらさそれはそこに出向かないと。
っていうかまあそういう命が待ってんだもん。
天野先生の生き方を伺ってどうでした?いや〜ホントに色々な経験をされてるからこそそういう考え方だとか生き方になるんだなっていうのをホントに実感しましたね。
何か人生で起きてることが映画よりも映画だし。
そうですね。
そして人間の命を一番重く感じてらっしゃる方だからご本人もすごく人間くさいというか。
理想に近づいていく一つの方法は完全燃焼しかないって。
そしてあとはチームワークでねお互いをリスペクトすることだって。
でもすごく普通の人なんだなっていう部分も今日はすごく見えて何かほっとしましたね。
うん。
2014/05/11(日) 21:00〜21:54
関西テレビ1
ワンダフルライフ[字]
今回は“天皇陛下の執刀医”天野篤(心臓外科)。週に5日病院に泊まり込み、助かると思えば可能な限り手術を行う。天野の日常に密着、人生の原点にも迫る!
詳細情報
番組内容
第4回目のゲストは心臓外科医・天野篤さん(58)。今夜は天野医師の“理想を追い、常に高みを目指す”その生き方に迫る。
2012年、天皇陛下の執刀医に民間の病院に勤める天野が選ばれた。手術後記者会見に臨む天野は同席する医師たちにある注文を出す。「“無事”という言葉は使わないで、普段通りと言いましょう」と。いつもと同じことを全力でやれば結果は同じになる…、天皇陛下の手術も全て想定内だということに
番組内容2
天野はこだわったのである。
現在、順天堂医院副院長であり、心臓血管外科教授である天野はとにかく忙しい。平日の間は病院に泊まり込み、普通の心臓外科医が年間100例行えば多いとされる心臓外科手術を、天野はなんと年間400例以上行う。彼の周囲の人間は口を揃えてこう言う。“決して真似できない”と…。そんな天野の医師人生は決して順風満帆ではなかった。医学部に入るために3浪したこと、心臓に大きな病を抱える
番組内容3
父を救えなかったこと、周囲に生意気だと批判され皮肉って“教授”と呼ばれていたこと…。でも、天野は終始一貫“俺が救える命は必ず救う”という強い意志と共に、周囲と戦い勝ち残ってきた。そんな天野は今、“ゴッドハンド”と呼ばれ、これまでに6500例以上の手術を執刀し、約98%の成功率を誇る。なぜ、彼はこれほどまでに自分を追い込み、走り続けるのか?その驚異の1週間を追い、天野の人生に迫る。
出演者
【MC】
リリー・フランキー
山岸舞彩
【ゲスト】
天野篤(心臓外科医)
スタッフ
【編成企画】
田中孝明(フジテレビ編成部)
【プロデューサー】
柴田裕正(イースト・エンタテインメント)
【総合演出】
大橋圭史(イースト・エンタテインメント)
【テーマ曲】
竹内まりや「静かな伝説(レジェンド)」(ワーナーミュージック・ジャパン)
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
イースト・エンタテインメント
ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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