あのクラシックの名曲をあなたのものに。
人生を豊かにしてくれる一曲を一緒に見つけませんか?今回は…。
(「愛の夢第3番」)穏やかでロマンあふれる作品を作ったのはピアニストで作曲家の…華麗な演奏テクニックと端正なルックスから女性たちの心をわしづかみにしたスーパースターでした。
数々の女性と浮き名を流したリスト自身の「愛の夢」とは?女性との出会いと別れを繰り返す中で彼を決して裏切らなかったもの。
それは…?甘〜く響くこのメロディー。
そこには愛の上級テクニックが!ゲストはユージさん。
親指だけでやってみましょうか。
これだけ?リストの愛のささやきテクニックにも挑戦!作曲家リストの愛の世界。
今日は覚めない愛の夢へ皆さんをお連れしますよ。
「ららら♪クラシック」今日はリストの「愛の夢第3番」です。
甘いメロディーが心地よくてねまさに愛をイメージさせる雰囲気の曲ですね。
フワフワで甘い曲ですよね。
さあ今日のゲストはタレント初登場のユージさんです。
よろしくお願いいたします。
ようこそお越し下さいました。
バレンタインに入籍されたばかりの新婚さんという事でね。
ありがとうございます。
そうです2月14日。
今日のまさにこの「愛の夢」というタイトルにぴったりのラブリーなラブラブな。
もうラブラブですよ。
ラブラブが止まらないですね。
クラシック音楽の方はいかがですか?小学校の時にちょっとピアノを僕習ってた事があってその時に一番取り組んでた楽曲が「エリーゼのために」という曲なんですけど完成はされてないですがある程度なら今でもまだちょっと弾けますね。
聴いてみたいですよね是非。
恥ずかしくなっちゃいますね。
リストはねハンガリー出身の作曲家でイケメンなうえにピアノの演奏もすばらしくてピアノという楽器の発展にも大きく貢献していて彼の演奏に耐えられるだけの強度とかそれから高度なテクニックを表現できるようにといってピアノがどんどん進歩発展していった。
全然別なピアノだったかもしれませんね。
もっとしょぼいピアノだったかも…。
ゆるゆるした音しか出ない。
すごい方ですね。
見栄えのするダイナミックな演奏スタイルに息をのむほどのテクニック。
次々に繰り広げられる超絶技巧からリストは「ピアノの魔術師」と呼ばれていました。
何でもピアノで表現できたリスト。
歌でもオーケストラの曲でもピアノ曲に変身させてしまいました。
バッハやモーツァルトから同時代に活躍したワーグナーやショパンの作品まで!バラエティー豊かですね。
ここでリストがピアノ用に編曲した作品をちょっと聴いてみましょう。
・「AveMaria」シューベルトの「アヴェ・マリア」。
伸びやかで優しいこの歌もリストの手にかかるとこうなります。
(「アヴェ・マリア」)
(「交響曲第9番」)ベートーベンの「第9」。
オーケストラだけでなく合唱も登場する壮大なこの曲は…。
(「交響曲第9番」)たった一台のピアノで全てを表現しようとしたリスト。
彼にとってピアノは特別な楽器でした。
そもそもピアノという楽器はリストにとっては自分自身の楽器というふうに言う事ができると思います。
すなわち自分の心思っている事を全て指を通して表現できる楽器それがピアノだったと思います。
リストは自分で作った作品さえもピアノ曲に作りかえています。
実は「愛の夢第3番」もその一つ。
この曲もともとは歌だったんです。
リストはこの曲をピアノ用に作り直し自分の演奏会でも披露しました。
このピアノ版は原曲をしのぐ人気となり今も世界中で多くの人々に愛されています。
リストがピアノで語った作品は800以上。
彼にとってピアノは最高の相棒だったのです。
すごいですね。
歌のついてる曲をピアノに変えてしまうんですか。
ちょっとどういう作業をしたらそうなるのかが全く想像つかない僕には。
ユージさんは例えば自分の気持ちを表現するっていうのは何を使います?奥さんに対してだったらもちろん言葉で「愛してる」とかそういう事も伝えますけど…家事。
私のピアノは掃除であると。
そうです。
これが僕の仕事です。
それをやる事も僕にとっては愛情表現の一つであるので奥さんは一番喜んでますね。
行動で示すと。
そうです。
美しいごみの捨て方で表現しますよ。
燃えるごみの袋を持って美しく捨てに行くという。
美しく分別して美しい姿で部屋の中をなるべく臭くせずやるという美しい捨て方で僕は愛情表現してますね。
もともとは歌曲だった「愛の夢第3番」。
どんな歌詞がついていたのでしょう?リストは歌詞をピアノ版の楽譜にも添えています。
ここでユージさんに「ららら♪クイズ」です!「愛の夢第3番」に描かれた愛とは一体どんな世界だったと…?う〜ん?1人妻の燃えたぎる嫉妬を描いた「ドロドロソング」。
2若い女性が淡い恋を夢みる「妄想ソング」。
3中年男性のちょっとした「愚痴ソング」。
「愛の夢」ですから…愛の夢…。
だからやっぱ愛に関する事だから愚痴ではないな。
ここで遅ればせながらヒントです。
じゃあそれ聞いてもう一回考え直させて下さい。
分かった。
やっぱ1番です。
人妻の燃えたぎる嫉妬を描いた「ドロドロソング」。
そうです。
だからやっぱり人妻で結婚してますから本当はおおっぴらに恋愛したいんだけどできないと。
時がやってくるっていうのはいつか離婚が成立すると。
ほっほ〜そこまで読みましたか。
時がやってくるからもうちょっと愛してて待っててって言って結局時がやってこなくて墓の横で嘆き悲しむと。
ストーリーはちゃんと出来てますね。
意外といいかも。
それでは「愛の夢第3番」とはどんな世界だったのか正解はこちらです。
登場するのは中年男性といつも一言多い若い恋人。
彼女に対する男性の気持ちはというと…。
「そんなに僕の事を傷つけると僕が死んでから後悔するよ。
もっと愛しておけばよかったと!」。
つまり年上の男性が愚痴っぽく彼女をたしなめているという内容だったんです。
え〜!?何じゃあ愚痴を弾いてたわけ?ピアノで。
歌っていたのはまさにそういう歌の歌詞の世界なんですよね。
メロディーだけ聴くとうっとりするような気持ちいい感じになるんですけど愚痴だったわけですね。
自分の命が先に終わるのが分かっているうえでそれを使うっていうのはずるいですよねこの男かなり。
それありますね。
このメロディーすばらしいので。
…っていう人よくいるじゃないですか。
本当にいるんですよね。
そのパターンですよね。
ピアニストとしてヨーロッパ中で絶大な人気を誇ったリスト。
30代前半彼は自分の生き方に迷いを感じていました。
そんな時に出会ったのがある女性です。
後にリストの生涯の伴侶と言われる…彼女は不自由のない生活を送りながらも冷えきった夫婦関係に寂しさを感じていました。
そんな時に聴いたのがリストのピアノ。
彼の才能に思わず心がときめきました。
会話を重ねるうちに彼の聡明な一面にも惹かれていきます。
リストも教養豊かなカロリーネに惹かれ2人の距離は徐々に縮まっていきます。
手紙のやり取りを続け互いの絆を確かめ合う中で彼女はリストに伝えます。
「ピアニストとしての忙しさにかまけていないで作曲家としてじっくり音楽に向き合うべきです」。
彼女の励ましに後押しされリストは作曲活動に専念する事にしたのです。
そしてカロリーネも彼と共に生きる覚悟を決め自分の娘を連れて家を出ました。
旅続きの生活だったリスト。
カロリーネと暮らすためにドイツに住まいを定めます。
音楽について2人で語り合う日々。
リストはカロリーネの勧めで新しい事に挑戦していきます。
他の作曲家の作品の研究や曲についての新たなアイデアをテーマにした論文の執筆。
そして指揮者としての仕事。
ピアノという楽器を離れ客観的に音楽と向き合うのは彼にとって初めての経験でした。
カロリーネとの日々はリストの作る音楽を徐々に変えていったのです。
カロリーネと出会う前まではリストはピアニストとして生活していたんです。
ですから曲を作るといってもどちらかというと…ところがカロリーネに忠告を受けてからは作曲家になろうとするわけです。
そうすると頭で音を構成しようというふうに変わっていくんですね。
そして音楽としての論理性ですとかつじつまという事を非常に考えるようになっていくんです。
2人の出会いから3年がたった頃生まれたのが「愛の夢」です。
以前のような華やかさは影を潜めメロディーの美しさが自然と際立つ作品です。
(「愛の夢第3番」)人気ピアニストから真の作曲家へ。
リストにとってカロリーネはまさにミューズだったのです。
ちょっといい話でしたね。
ちょっと勝手にですけど自分と重ねてる部分がありましたね。
というのは?彼女…カロリーネに出会って変わったじゃないですかリストっていうのは。
僕もそういう経験がちょっとあるので。
今までやっぱ奥さんと出会うまではこの仕事をしながらもチャラチャラとその日の事しか考えず明日どうなってもいいやみたいなもうほんとのほほ〜んと右に風が吹いたら右に行くみたいな生活をしてたんですが奥さんと出会ってからやっぱり「自覚を持ちなさい」と。
芸能人としての。
毎日飲みに行くのも何するのもかまわないけど飲みに行ったとしても…
(2人)へぇ〜!だから彼女が後ろで僕を骨盤矯正じゃないけど気付かないうちにちょっとずつ直していってくれてるんですよ。
だけどそうして考えるとこのカロリーネっていう人偉いですね。
いい助言があった事でこれだけの名曲が後世に私たちがこうして楽しめるように残っているというのは。
でも後日談として彼女の離婚は成立せずに2人が夫婦になるという夢はかなわなかったんですよね。
あら〜。
ちょっとつらいですよね。
そういう人結構いますもんね実際に。
すごいもててるんだけどまだ独身だっていう人がね。
そう考えると…そうですよね。
クラシックにまつわる素朴な疑問にお答えしま〜す!答えて下さるのは…第一線で走り続けるバイオリニストの…私の場合はやはり楽器に首それからこの顎の挟んでる所の…それを防ぐためにハンカチを置いています。
そしてリサイタルですと2時間のプログラムになりますので1つでなくいくつか用意をしてぬれた状態にならないように。
(諏訪内)いろんな要素が演奏している時には関わってくるので…楽器のためにはこまやかな気遣いが必要なんですね。
番組ではクラシックにまつわるあなたの疑問・質問をお待ちしていま〜す!今日の名曲はリストの…以前作った歌をリスト自身がピアノ用にアレンジした作品です。
一人の女性との出会いがリストをピアニストから真の作曲家へと羽ばたかせました。
この作品に漂う甘い愛のイメージ。
リストの愛の上級テクニックを作曲家の美濃さんがじっくり解説します。
この曲のメロディーを聴くと何とも甘くて夢見心地な印象があると思うんですけれども表面は非常に甘いんだけれども内面内側はどうなっているのかという事なんですが楽譜を読み解くとリストがテクニックを見せつけるというよりは曲の構造とか世界観をきちんと作ろうとしているのがよく分かるんですね。
甘〜く聴こえるメロディー。
実はこんな弾き方をしていたんです。
この曲のメロディーをまずは聴いて頂きたいと思うんですけれども私のある指に注目して聴いて…。
分かりました。
じろじろ見てます。
野球じゃないですから。
ちょっとフォームがだいぶ違いますけど…。
絶対にポイント押さえたいなと思って。
では…。
どこに注目したらいいんですかね?難しいですね。
どの指か。
もう一回いきますよ。
ええ?あ!あ〜!分かりやすくやってくれました。
ありがとうございます。
親指のデンデーンっていうこのデーンって音を右手でやったり左手でやったり。
同じ鍵盤なのに。
ほんとだ。
まさにその親指というこの5本の指でも一番武骨な指が美しいメロディーを奏でていたんですね。
面白いなぁ。
せっかくですのでユージさんピアノの経験があるという事なので是非この美しいメロディーをちょっと弾いてみませんか?楽しみですね〜。
どうぞどうぞ。
是非じゃあやらせて下さいって言いたいとこなんですがそんなにうまくいくものなのかな?メロだけ書いたこのスペシャルな譜面がありますので。
よし分かりました。
ちょっと一回やってみますね。
親指だけでやってみましょうか。
これだけ?ではどうぞ。
どうですか?親指で弾いた印象。
なんかやっぱ力入っちゃいますけど武骨に…。
それこそ人さし指で同じ事やるのと親指でやるのではやっぱり勝手ながらちょっと…もういいですよ立ち上がって。
アハハハありがとうございます。
ほんとすごいなぁ。
甘くささやくだけでは心はつかめません。
変化球で攻めてみましょう。
それまで甘く流れていた曲の終盤に急に音が消える瞬間があるんです。
それがこちらです。
ああ〜!聴かれました?何か。
今ね聴こえてきました。
だから奥さんに「私の事好き?」って聞かれて「好きだよ」って答えて「どこが好きなの?」って聞かれた瞬間の…今の静けさは。
今の間はそんなつらい間だったんですか?本当に好きなんだけどどこが好きなのってすぐ聞かれるとすぐに「えっだから…」って詰まる感じ。
メロディーって不思議なもので…音楽が止まった瞬間に考え始めるってありますね。
ほんとに効果的なんですよね。
その愛が散ってしまったのかそれとももっと燃え上がってるのか一体どうなったのかというのを聴き手に委ねているようなリストの愛の尋問。
すごい。
もう既にリストの追っかけになりそうです僕。
それではリストの「愛の夢第3番」金子三勇士さんの演奏でどうぞ。
Dialogu2014/05/12(月) 10:25〜10:55
NHKEテレ1大阪
ららら♪クラシック「愛を止めないで〜リストの“愛の夢”第3番〜」[字][再]
リストの名曲「愛の夢」第3番。モテ男リストの「愛の夢」とは?作曲家として成長した陰には一人の女性の存在があった。メロディーはオトナな愛の告白方法が潜んでいた?!
詳細情報
番組内容
リストの名曲「愛の夢」第3番。多くの女性と浮き名を流したモテ男・リスト自身の「愛の夢」とは?スーパースターピアニストから作曲家へと大きく羽ばたいた陰には、一人の女性の存在があった。実はこの曲は、もともとピアノ曲ではなかった!?甘く流れるメロディーには、愛の上級テクニックが隠されている。ピアノを知り尽くしたリストならではのテクニックがさえわたる名曲に迫る。【ゲスト】ユージ【ピアノ】金子三勇士
出演者
【出演】ユージ,【出演】ピアニスト…金子三勇士,【司会】石田衣良,加羽沢美濃,【語り】服部伴蔵門
ジャンル :
音楽 – クラシック・オペラ
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
劇場/公演 – ダンス・バレエ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0×0808)
EventID:1613(0x064D)