岩手県大槌町の県立大槌病院に勤務する准看護師…津波で孤立した病院で入院患者たちの看護を続けました。
あの日大槌病院には53人の患者が入院していました。
地震発生後佐々木さんはすぐに患者のもとへ駆けつけます。
地震発生からおよそ30分後。
町に巨大な津波が押し寄せ一気に病院まで迫ります。
佐々木さんたちは患者を急いで屋上へと運び上げます。
40分ほどで全員を避難させる事ができました。
近所の人も合わせて150人が屋上に上がりました。
厳しい寒さの中寝たきりの患者はサンルームに移すなどして一夜を明かします。
翌日も病院は孤立状態が続きます。
2階にあったちゅう房が流され食べ物はほとんどありません。
佐々木さんは自宅に帰って食べ物を調達してこようと考えます。
膝まで泥につかりながら15km離れた自宅を目指します。
3km歩いたところで知り合いの車に乗る事ができました。
自宅にいた息子に車で送ってもらいおにぎりを届ける事ができました。
震災発生から3日目。
病院は1.5km離れた大槌高校へ自力で患者を搬送する事を決断します。
既に家族が迎えに来て帰宅した患者もいました。
病院に残っていた患者は30人。
寝たきりの患者をなんとか車椅子に乗せ大槌高校を目指します。
がれきが散乱する道を歩き高校へ通じる上り坂まで来た時には佐々木さんたちは疲れ果てていました。
その時通りかかった車を呼び止め乗せてくれるよう頼みます。
運転していた男性は高校の教師でした。
教師はその後も病院と高校を往復し搬送を手伝ってくれました。
震災発生から5日目。
残っていた患者は近隣の施設や病院に搬送する事ができました。
しかしこの時までに3人の患者が亡くなっていました。
2014/05/12(月) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県大槌町 佐々木久子さん」[字]
県立大槌病院に勤務する准看護師の佐々木さん。町に押し寄せた津波は一気に病院まで迫り、急いで患者を屋上に避難させた。津波で孤立した病院で入院患者の看護を続けた。
詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した方々の「あの日」の証言。岩手県大槌町の県立大槌病院に勤務する准看護師の佐々木さん。地震発生からおよそ30分後、町に巨大な津波が押し寄せ、一気に病院まで迫った。佐々木さんたちは急いで患者を屋上へ運び上げ避難させた。津波で孤立した病院で入院患者の看護を続けた。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
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