2時になりました、ニュースをお伝えします。
安倍総理大臣は、先週北京を訪れ、中国共産党の最高指導部のメンバーと会談した自民党の野田税制調査会長らと会談し、今後も議員外交などあらゆるレベルの交流を通じて日中関係を改善していきたいという考えを示しました。
自民党の野田税制調査会長や、額賀元財務大臣は、自民党内で近隣外交を重視する活動を行っているアジア・アフリカ問題研究会のメンバーとして先週北京を訪れ、中国共産党序列4位の全国政治協商会議の兪正声主席らと会談しました。
野田氏らは会談の内容を報告するため、きょう総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣に中国側は現在の困難な状況の主たる原因は日本側にあり安倍総理大臣がまず手を差し伸べれば、それに応じないことはないとしている。
日本企業が現地で多くの雇用を生んでいることについては、非常に重要視しており、日中関係の悪化で企業活動に支障が起きれば対応したいと述べていたと伝えました。
これに対し安倍総理大臣は、日本企業が堂々と経済活動を行いそれが中国の経済発展につながっていけば、関係改善につながっていく。
議員外交など、各界で交流を深めるのはいいことだと述べ、今後も議員外交など、あらゆるレベルの交流を通じて日中関係を改善していきたいという考えを示しました。
麻生副総理兼財務大臣は、閣議のあとの記者会見で、昨年度、平成25年度の経常黒字が大幅に縮小したことについて、燃料の輸入額の増大が主な要因だとしたうえで、電気料金の値上がりを抑えるためにも安全を確認した原子力発電所は早期に運転を再開させることが望ましいという考えを示しました。
この中で麻生副総理兼財務大臣は、昨年度の経常黒字額が統計が比較できる昭和60年度以降最も少なくなったことについて、円安や原発停止による燃料の輸入増大のほか、製造業の生産拠点が海外に移転していることなどが影響している。
国の富が流出していることは望ましくないと思うと述べました。
その一方で、日本の稼ぎ方が変わってきていると述べ、外貨を獲得するためには、輸出だけでなく企業が海外に投資し、高い収益を上げることを促すような成長戦略が必要だという認識を示しました。
さらに、麻生副総理は、原油やLNG・液化天然ガスなど燃料の輸入額の増大が電気料金の値上がりにつながることに懸念を示したうえで次のように述べました。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
本州付近は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。
沖縄は局地的に非常に激しい雨が降り落雷や突風にも注意が必要です。
午後6時から9時までです。
九州から東北は広く晴れる見込みです。
北海道は上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になり雷雨の所があるでしょう。
2014/05/13(火) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:2005(0x07D5)