少し傷んできたけれどもっと着続けたい服ってありますよね。
そんな時はつくろいましょう。
ちょっと一手間かけるとお気に入りの大好きな服を長〜く着られますよ。
手芸作家の森恵美子さんが衣服を簡単につくろう方法を教えます。
お気に入りのスカートやズボンの裾回りがほつれたりすりきれたりする事があります。
そのつくろい方法を今回はご紹介しましょう。
まずはこのようにほつれた時のつくろい法です。
ほつれている糸はそのままだとほつれが広がりますので始末します。
他の糸と絡めてから玉結びをしておきましょう。
ではほつれた部分を縫っていきます。
ほつれた部分の約3cm手前から「千鳥がけ」という縫い方でとめていきます。
玉結びをして縫い代の裏側から針を出し左から右へ縫い進めます。
千鳥がけは本体を少しすくって縫い次に折り返しの布のみすくって縫います。
縫い始めと同じように縫い終わりも…縫い終わったら玉結びをします。
糸を裏から縫い代に出し布の際で切りましょう。
出来上がりました。
生地と同色の糸を使うと表からはほとんど糸が見えませんよ。
糸と針で縫う代わりに裾上げテープでつくろう事もできます。
縫い代の上からテープを貼りアイロンをかけるだけなので慣れない人でも簡単にできますよ。
続いてはすりきれたズボンなどをつくろいましょう。
それにはこの補修布を使います。
いろいろな材質のものが市販されています。
今回はこのすれた部分をつくろいます。
ズボンを裏返してすりきれの状態を確認しアイロンをあてて整えましょう。
少し大きめに切った補修布をすりきれた部分に置きあて布をしてアイロンをかけます。
冷めるまで動かさずに完全に接着したかを確認して下さい。
表に返して更に上から並縫いをいたします。
2mm幅ぐらいで平行に何本も縫います。
これで出来上がりです。
裁縫の得意な人にはこんな方法もあります。
これは汚れた膝の部分を別布を縫い付けてつくろいました。
それだけだといかにもつぎをあてたように見えるので裾とポケットにも同じ布をあしらいカジュアルなデザインに変身させました。
皆さんもいろいろ工夫してつくろいを楽しんで下さい。
2014/05/13(火) 21:55〜22:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン お気に入りを長く着る 衣服のつくろい術(6)[字]
愛着ある衣服の傷みや汚れには「つくろい」を!「長く着続ける一手間」を手芸作家・森恵美子さんが伝授。今回はスカートやズボンの「裾のほつれ」と「すり切れ」の手当。
詳細情報
番組内容
少し傷んだり汚れたりしているけれど、愛着のある衣服。「つくろい」をすれば、もっと着続けることができる! 「衣服を長く着るためのひと手間」を手芸作家・森恵美子さんが伝授。今回はスカートやズボンの「裾のほつれ」と、生地が「すり切れ」た場合の手当て。「裾のほつれ」は「千鳥がけ」か「裾上げテープ」で留め直す。「すり切れ」たところは、「補修布」をアイロンで留める。
出演者
【講師】手芸作家…森恵美子,【語り】山本美希
おしらせ
※ワンセグ独自は別番組
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – ファッション
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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