グレーテルのかまど「マイケル・ジャクソンのポップコーン」 2014.05.14

今も輝きを放ち続けるマイケル・ジャクソン。
キング・オブ・ポップと呼ばれるマイケルの代表作といえば「スリラー」。
この一世を風靡した曲のミュージックビデオに登場するのが映画館になくてはならないあれ。
マイケルが何度も口に運ぶポップコーンです。
アメリカのソウルフードともいえるポップコーン。
日本のちまたでも今大人気。
味香り色合いともにより多彩に進化を遂げています。
人々を引き付けてやまないポップコーン。
今日はマイケル・ジャクソンも愛したその魅力に迫ります。
光る石をたどれば行き着く不思議な家にあのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの末裔が暮らしています。
彼らが振る舞うおいしいお菓子の物語をご賞味あれ。
あれ?どこ行ったんだろう?いないんだけど。
ヘンゼル君?ヘンゼル?おいお〜い!アオ!どう?かまど。
俺のマイケルっぷり。
えっ?それマイケルのつもりだったの?えっ?もちろん。
完璧だったでしょ今の。
ちょっとさ姉ちゃんがさまたたくらんでて。
見て!なるほど。
そういう事なのね。
そうそうそう。
何かね今日姉ちゃんが友達をいっぱい呼んでマイケルのビデオ鑑賞パーティーをやるんだって。
ああそうなの。
マイケルが亡くなってもう5年でしょ?だけどいまだに格好いいし全然色あせない。
いやホントに格好いい。
ホントにすごい尊敬。
あの天才的なダンスね。
うん。
駄目ですよマイケルをやるならちゃんとやらないと。
分かりました。
お願いします。
はいマイケルといえば何でしょう?という事で今宵ひもとくのは…アオ!マイケル・ジャクソンのポップコーン。
マイケル・ジャクソンの「スリラー」その売り上げは1億枚以上。
世界で一番売れたアルバムとして今も記録を更新しています。
そのミュージックビデオに登場しマイケルがこよなく愛したお菓子があります。
空想と現実が入り交じる独特の世界観が描かれた「スリラー」。
いよいよ盛り上がりを見せようという時にポップコーンのシーンが…。
(悲鳴)幾粒もまとめて口に運ぶマイケルの食べっぷりはいかにもアメリカン。
このシーンに憧れマイケル気取りでポップコーンを食べた人いるんじゃない?ポップコーンは香ばしい香りとサクサクの食感が魅力のトウモロコシのお菓子。
皮がしっかりしたポップ種という専用のトウモロコシで作ります。
火にかけると粒が膨張してポップ!つまりはじけるんです。
まるで魔法をかけて変身するかのように…。
ポップコーンが好物だったというマイケル・ジャクソンにはこんなエピソードがあります。
1987年9月マイケルは大規模なワールドツアーのため来日していました。
深夜3時誰もが寝静まった頃…。
・マイケルの滞在中ある日本人スタッフのもとに突然電話が…。
当時マイケルの専属シェフだった高谷敏雄さん。
今は居酒屋を営んでいます。
マイケルが日本滞在中のおよそ2か月間同僚の三條進さんと共に常にそばにいて食事の用意をしていました。
その時はベジタリアンという事でナチュラルフードを大体10種類は出しましたよね。
とにかくスプーン1回しかその食事につけていかないという感じです。
だからよくあんなスプーン1杯ずつの食事でもってあれだけの踊りとか歌とかできるなと思って。
高谷さんはマイケル好みの料理を考えメニューは一任されていました。
ところが数少ないリクエストの中にポップコーンが。
しかもほぼ毎日。
お弁当にまで。
更にマイケルからはポップコーンの味についてもオーダーがありました。
バターではなくマーガリンを使う事。
あっさりした味付けで深夜に食べてももたれづらい特製ポップコーンです。
本当に自分一人になっていろいろ考えながら。
研ぎ澄まされた感性と全身から繰り広げられるパフォーマンスで人々を魅了したマイケル・ジャクソン。
マイケルにとってポップコーンは心と体を癒やし新たな力を生み出してくれる存在でした。
ポップコーンってさちょっと不思議な食べ物じゃない?こんな小さなトウモロコシの粒がポンとはじけてさ変身するんだよ。
何かマイケルもさそういうところも魅力に感じて好きだったのかもね。
トウモロコシってすごい栄養もあるからすごいいいのよ。
さすがキング・オブ・ポップだね。
そうだよ〜マイケルすごいね。
ちょっとさかまど!マイケル好みのヘルシーなポップコーン作ろうよ!作ろうか!作ろう作ろう!いいね〜!味わいのキメテをどうぞ!はい!はじけてた今。
いいぞ。
いいぞ!じゃあ作ろう!マイケルはマーガリンにしてたんだけど今日は更にヘルシーにって事でオリーブオイルを使ってみようかなと。
いいでしょ?ほうほうほうほう。
ではここでオキテをお願いします。
はい!そうなんだ!そうなのよ。
コーンがはじけ始めたらすぐ弱火っていう意味ね。
焦げやすいんです。
そうなんだね。
それがコツですよ。
OK!じゃあまずはフライパンにオリーブオイルを入れて…コーンを入れるでしょ。
入れて…。
フタして火を付ける。
最初は…。
中火かな?これ揺すったりした方が…。
今だからジワジワと来てる訳よ。
これ楽しいんだよな〜。
私大好きなのこの音も。
お〜!フォ〜!来た!もう弱火ね?アハハハハハ!もう一気に…。
今ちょっと驚き過ぎでしょ。
わ〜!すげえ!こんなに…え〜!?それがパンパンパンパンいわなくなるまで。
みんなはじけてくれた?みんなはじけてくれたかな?わ〜…オ〜!アハハ!ワオ!遅めに来る!これで?それで塩を…味をつけなきゃいけないから。
お好みの量を。
食べていい?はい食べて下さい。
(咀嚼音)あっ!いい音。
こんな出来たてを食べる事ないでしょ。
おいしい!ホントにヘルシーだしいくらでも食べる事ができます。
心躍ったところでひとつ一声を…。
ワオ!アハハハハ!ある調査によればアメリカでは1人当たり毎週この大きなカップ1杯程度も食べているんだとか。
アメリカ大陸では大昔からトウモロコシは主食でした。
ひいて粉状にすると保存が利き加工もしやすいのです。
コーンミールはパンやトルティーヤに使われアメリカのまさに家庭の味。
ポップコーンが手軽なお菓子として広まったのはおよそ250年前建国当時の事でした。
硬いトウモロコシの粒がはじけて白くて軟らかい食べ物に変わる。
その変身ぶりを人々はまるでエンターテインメントを見るように夢中になりました。
1885年のシカゴで更に人気が高まる出来事が。
それはポップコーンマシンの発明です。
家庭の味だったポップコーンがマシンによる移動販売により外でも手軽に食べられるようになったんです。
ポップコーンが次々あふれ出す様子はお客の目を引き付けマシン自体が楽しい見せ物に。
やがて遊園地や球場サーカスなどの娯楽施設でも歓迎されました。
中でもなくてはならない存在になったのが映画館。
あの「スリラー」でもほとんどの人が手にしていました。
そして今から100年ほど前新しく登場したのがキャラメル味です。
こうして主食のトウモロコシはいつしか味わい豊かなスイーツとしても愛されるようになりました。
ポップコーンはアメリカ人の暮らしに欠かせない定番の味となっていったのです。
何かポップコーン自体がエンターテインメントだっていう感覚がアメリカにはあるんだろうね。
みたいね。
これってさあれだよね?あれですよ。
見た事あるよ。
懐かしいからねかまどがアメリカから取り寄せました。
アメリカで昔からすごい使われてるの。
簡単に出来ちゃうからポップコーンが。
これ火にかけるだけでしょ?そうよ。
これ楽しいんだよね。
何か最近見なくなったけど。
こんな簡単にこんなおいしいものがっていう感動があったね最初。
うん確かにね。
このだんだん膨らんでくる感じがワクワク感も一緒に膨らんでくる。
ちょっと振ってもいいかも。
フリフリ。
焦げちゃうから。
もっと膨らむよ。
焦げてる気がするなこれ。
開けてみちゃう?開けてみちゃおうか。
でも何かいい香りはしてるぞ。
よいしょ。
ほらほら!うん…いや出来てるんだけど見て下さいこれ。
ホントはこんなに膨らむんですよ。
慌てて中開けちゃったでしょ?こっちが正解だから。
膨らませて下さいよ〜く。
じゃあじゃあそのポップコーンでアメリカの定番スタイルのスイーツ作ってみようかなと思って。
作ってみよう作ってみよう!じゃあオキテお願いします。
イエス!アメリカではキャラメルコーティングしてピーナツと合わせたポップコーンというのがすごく定番であるのね。
甘いキャラメルとちょっとしょっぱいピーナツを組み合わせるって事だね。
そうですよ。
まずはキャラメルから。
はいはい。
OK!ポップコーンイン!いきます!はい。
おお〜。
そしてピーナツをイン!すくうようにサササと。
いいんじゃないでしょうか?OK!これね後で冷めたらくっついてたりするとねポップコーンそれをバラバラにしてそして完成します。
分かった。
うわ!これうまそうだな〜。
ポップコーンのようなエンターテイナーになりたい!東京・原宿で見つけた大行列。
実は全員ポップコーン待ちなんです。
世の女性たちはどんなところがお気に入りなんでしょう?歩きながら食べられるというかそういうところがいいかなって。
2013年アメリカから専門店が続々と日本に進出し一気に大ブームに!これまでと一味違うカラフルで多彩なフレーバーが新しいスイーツとしても人気を呼んでいます。
こちらはシカゴのご当地ポップコーン。
キャラメルとチーズ味をミックスするのが新感覚です。
続いてシアトルのポップコーン。
ラズベリーの彩りがとっても鮮やか!甘酸っぱいフレーバーや…トリュフの風味がちょっとぜいたくでグルメなものまで。
もはやポップコーンはおしゃれなスイーツへと日々進化を遂げているのです。
今夜のパーティーにもこれがないと始まんないよ!始まんないよ!とっても色とりどりなポップコーンを作ってみようかと思ってるんです。
おうちでねできちゃうの。
できるの?さて一体何を使うんでしょうか?色とりどりのお砂糖に色をつけてそれを…。
まぶしてみる?そこからちょっとのぞいてみなその上を。
フフフッと。
これは!?そ…それは!?これ何?それは何でしょう?何だ?これ。
シロップ?そうよ。
なんとかき氷のシロップです。
ああ!イチゴメロンレモン。
さすが!これ夏以外にもこのシロップが活用できるよって事ね。
そうなの。
余っちゃうから。
いいでしょ?手軽に作れちゃうから。
OK!これをあとはポップコーンとからめるだけだね。
そういう事ですよ。
薄いコーティングでお願いします。
はい。
おお!こんな感じになるんだ。
何か薄ピンクの…「春」みたいな色だね。
何かさ…。
桜っぽいって事?う〜ん何だろうな。
桃とかね。
…とかね。
こういうの咲いてるよ木に。
木に咲いてる?これ薄いコーティングだよ。
もういい。
とっくにいい。
OK!よし。
これ冷めたらバラバラにしてねまた。
分かりました。
ちょっと一息TeaBreak!日本のポップなお菓子の歴史を見てみましょう。
戦後間もない1949年アメリカの野球チームと共にポップコーンは日本にやって来たのよ。
当時としては野球観戦同様珍しい高価なおやつだったみたいね。
でも昔から日本にもポップなお菓子はあったんです!そうお米の優しい甘みが懐かしいサクサクのポン菓子。
機械でお米に圧力をかけポップさせて作りますよ。
あっという間に変身する様子に人々の胸は躍りました。
蜜をからめたポン菓子。
一口食べれば幸せな甘みが広がります。
うめえ!アメリカでも日本でも主食のトウモロコシやお米をおいしく楽しめるスイーツに変えてきたんですね。
ちょっとかまど。
もうポップコーンもいい感じに固まってますよ。
じゃあじゃあ仕上げにバラバラにして下さいな。
パキッと。
意外と簡単に取れるんだね。
簡単に出来ちゃうのねこれ。
ねえ!ホントにもう。
この軽みが濃い味を受け入れるんだよね。
何かすてきじゃない?それ。
どうしたの?え?これ?作ったの俺が。
すごいね。
やっぱこういう事も…。
ああそれホントにすてき!何か宝石みたいだねキラキラしてて。
ホント!これあったらもう一晩中楽しめるこれは。
(チャイム)あれ?姉ちゃんもう帰って…?姉ちゃんお帰り。
は〜い。
(ドアを開ける音)フォ〜!何これ!?どうしたの?グレじゃないの?一体誰!?今夜のパーティーはばっちり!ポップコーンをカラフルにスイートにコーティングしました。
マイケル気取りで頬張ってみたらいいんじゃない?マイケルのそばにいつもポップコーンがあった事を知っている人がいます。
コーディネーターとして長年彼と親交があり自宅にも招かれていた坂崎ニーナ眞由美さんです。
マイケルは映画が大好きだったし毎晩パフォーマンスしていない時にはビデオ見ていましたでしょ。
ポップコーンにエンターテインメントを感じていたマイケル。
そんな彼は人を楽しませる事を常に考えていたといいます。
高谷さんはマイケルからこんなサプライズを受けます。
偶然渡ってしまった愛用のしゃもじにマイケル直筆のメッセージ。
いやもうホントびっくりしましたね。
こんなのにサインしてくれるのかという感じですよね。
そういう気持ちがあったんじゃないですかね。
身近な人を楽しませる事も忘れなかったマイケル。
自伝の中でこうつづっています。

(「SmoothCriminal」)人々の心を捉え夢を与え続けたいと願った世紀の大スターマイケル・ジャクソン。
ポップコーンはそんなマイケルのはじけるような強い思いが込められたお菓子だったのかもしれません。
今日の「グレーテルのかまど」いかがでしたか?たくさんのエンターテインメントが詰まったポップコーン。
ポップコーンの味には無限の可能性があり作った人も食べた人も元気に前向きにしてくれるそんなスイーツでした。
恐らくマイケルもそう感じていたのではないでしょうか?ではまたこのキッチンでお目にかかりましょう。
ではちょっと失礼して。
頂きます!どうぞ!じゃあまずキャラメル味からいこうかな。
パーティー仕様。
うん!
(咀嚼音)お?
(咀嚼音)いい音するね〜!サックサク!イチゴ!カランカランっていう感じの音がすごいいいね。
このシロップの香りと甘さが今までに食べた事ないポップコーン。
そうそうそういうふうに食べちゃうのよポップコーン。
どんどんどんどんいっちゃういっちゃう!ちょっとちょっとさっきからずっと食べ続けてるけどねパーティーに足りなくなっちゃうわよそんなに食べてると!かまど大丈夫だよ。
これがあるからね。
何?…アハハハハハ!ちょっと待ってこれポップコーンマシン!どうしたの?これ。
いや分かんないけど姉ちゃんが発注しててさ。
表にあったんだ?これが。
そう!一体何人呼ぶつもりなんだろうと思って。
これ何人でも来れるから。
ホントだよ。
ポップコーンいっぱいあるから来なさい!フフフフフフ!障害者のための情報バラエティー…2014/05/14(水) 00:00〜00:25
NHKEテレ1大阪
グレーテルのかまど「マイケル・ジャクソンのポップコーン」[字][デ][再]

映画や野球観戦に欠かせないポップコーン!米国生まれのこのおやつ、今や甘くてカラフルな最新スイーツとしても大人気!あのマイケル・ジャクソンも愛したその魅力とは?

詳細情報
番組内容
ポップコーンは、専用のトウモロコシの種を乾燥させ、熱と油を加えることであの独特の食感が生まれる食べ物。米国の主食の一つでもあるトウモロコシが、長い年月を経て、娯楽に欠かせないおやつに変身を遂げたのだ。希代の大スター、マイケルジャクソンの大好物でもあったポップコーン。その魅力はどこにあるのか?米国における誕生の歴史をひも解きつつ大スターをも魅了したその味に迫る!甘くてカラフルな特製レシピも紹介する。
出演者
【出演】瀬戸康史,【語り】キムラ緑子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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