(大久保)球の転がし方最高・やめろや。
(石田)うん?
(香織)航君私たちつきあってもう3カ月だよね。
えっ?あぁ…うん。
(アカネ)滝沢…茜。
私の名字滝沢っていうんですか?
(神山暁)多分な。
昭和61年在籍ってあったから27年前なら計算合うだろ?まあそれはそう…なんですけど。
何だよ?いや正直全っ然ピンとこないんですよ。
名前以外で他に何かこう手がかりとかないんですか?それはまだ。
あぁ〜あ。
なかなか進展しませんね。
こっちは普通に仕事してんだよ。
管理人さんここの部屋に女の人が住んだことはないって言ってるんですよね?そうだけど。
学校の記録だって名前が茜でも私とは別人かもしれませんし。
まあな。
だったら私はどこの誰なんですか〜?知るか。
俺にキレんなよ。
(石田)ちょ…何?・
(菜穂子)航誰か来て…。
(香奈)はぁ1人で学校とか…。
もうもう〜。
おっ葉山。
どうしたの?こんな時間に。
(風)図書室で勉強。
さすが学年トップ。
私さぁ〜学校に忘れもんしちゃってさ。
うん。
そう。
じゃあ。
おぉちょちょ…えっちょちょちょ…。
何?あはははっ。
校舎暗いじゃん。
1人怖いじゃん。
あはははっ。
(菜穂子)どうなってるんですか?先生方の指導は。
航はその野本っていう子に誘惑されて取り返しのつかないことをするところだったんですよ。
誘惑って…。
ちょっと落ち着いてください。
(河合)あのそういうプライベートなことは私たちに言われても。
(菜穂子)ですから早くそちらの親御さんを呼んでください。
(香奈)おぉ〜大スクープ。
私もう帰るね。
何でよこっからがいいとこなのに。
(菜穂子)非常識よこんな時間まで娘をほったらかして。
まともなご家庭じゃないみたいね。
航帰るわよ。
母さん…。
あのやっぱり当人同士からの話も…。
(菜穂子)失礼します。
じゃあ野本さんのほうも帰ってもらって大丈夫ですよね。
いや…親御さんと連絡取らないと。
うちの父仕事人間だから深夜じゃないと無理です。
母は夜7時まで会計事務所の事務。
えっじゃあ…。
そのあとその事務所の所長と不倫。
(河合・神山)はっ?
(香織)さっき言われたとおりです。
うちって非常識でまともじゃないから。
(生徒たち)先生〜!
(大原)不純異性交遊!?未遂ですよ未遂。
寸前で保護者が見つけましたから。
(大原)未遂ったって今まではどうかわかんないわけでしょ?それは確認のしようがありませんし。
(岩名)他の生徒たちにはこのことは?呼び出されたのは生徒が残っていない時間でしたから。
(香奈)葉山どうしよう?
(風)何が?あのね昨日の話喉のここんとこまで来てんの。
黙ってたほうがいいって。
でもさ2人がつきあってるっていうことだけなら良くない?その2人っきりだったっていうのは置いといてさ。
(風)そんなの私に聞かれてもわかんないよ。
(香奈)相田相田相田ここだけの話なんだけど。
(相田)何?聞きたい?これからどうするんですか?神山先生。
どうするって言われても…。
(河合)どうすることもできないと思いますよ。
(大原)何言ってんの。
ちゃんと指導しなきゃだめでしょ。
(石澤)でも一番異性に興味持つ年頃ですからね。
恋愛禁止にするわけにもいかんしな〜。
とにかく!神山先生のほうでしっかり指導してください。
他の生徒に影響が出るかもしれないんですから。
はあ…。
(ざわめき)
(円花)香織。
(遠藤)航。
お前野本とつきあってたんだってな。
(円花)いつからつきあってたの?
(中島)わざとらしく別々に入りやがって。
あぁ〜もう。
(真由美)隠さなくていいのに。
ここだけの話つったのに。
お前ここだけの話って全員に言っただろ。
(明日香)私に2回同じ話してたし。
2回?こういう問題のときだけうるさいんですよね大原先生。
いつもは適当なのに妙なスイッチ入っちゃって。
それより野本さんのことどう思いますか?そりゃ意外ですよ。
彼女優等生ですから。
(河合)クラスでは頼れる学級委員。
剣道部では主将で都大会準優勝の実力者。
面倒見も良くって慕われてるそうです。
昨日話したことは?母親の不倫ですか?まあほんとのことかもしれませんけどぶっちゃけどうでもいいことだと思いますよ。
どうでもいいって…。
だってそれ完全に家庭の問題ですし。
私たちが関わる必要なんてこれっぽっちもないでしょ。
でも聞いちゃった以上は家庭訪問ぐらいは。
神山先生。
はい?正反対ですよ。
始業式の日にこの廊下で言ってたことと。
(回想)僕そんなに生徒と深く関わってく気ないんで。
いや…それは。
まあべつにいいんですけどね好きにしていただいて。
私は私でいろいろと忙しいんで。
(円花)偽装してあげるよ〜。
(中島)どっちから告ったの?
(遠藤)どっち?どっち?
(中島)どっち?どっち?
(円花)ふふふってれちゃって〜。
(千夏)つうかさ〜意外じゃない?優等生が彼氏とか。
(舞)どう思う?りさ。
(香奈)ふふふっ。
でな〜に?ため込むの良くないんだよ。
りさ?
(りさ)ムカつくかもね。
(香織)ちょっとごめん。
・
(戸の開閉音)キーンコーンカーンコーン
(チャイムの音)キーンコーンカーンコーンチャイム鳴ったけど。
(根津)だから?行かないと。
サボるし。
そういうのって気持ちいい?えっ?私ももっとサボっとけば良かった。
(林)何してるんですか?
(大原)あぁちょっとね。
中学生の性の乱れについて調べてんの。
(窪内)やらせてるの間違いでしょ。
いいじゃない。
私パソコン苦手なんだから。
(窪内)林先生代わってくんない?いやいやいやぼ…僕もまだばたばたしてますので。
ははっ。
何かすごいですよ大原先生。
あの年で独身ですから。
若い子の恋愛に嫉妬してるんじゃないですか?まあ僕もフリーですからちょっと気持ちはわかりますけどね。
出会いないですからね教師って。
いやそんなことはない…。
ないですよ全然。
まあ私は次の職場で頑張りますけど。
えっ?次の職場?転職するんですか?ええ。
知り合いのつてで条件がいい会社があるんで。
何ですか?うん?あっえっ…あっいや。
もし良かったらお食事でもどうですか?ははっ。
はぁ?
(吉岡)何だよ〜ここんとこ帰り遅いのか神山先生。
まあでもね仕事熱心で結構結構。
(メグミ)前はそんなでもなかったっぽいけどね。
あっそんなことないよ。
神山先生ってほんとはすご〜く生徒のことに熱心だし。
なるほどね。
うん。
さすが一緒に暮らしてるだけあるねアカネちゃん。
えへっ。
(吉岡)しかし残念だなぁ〜。
ひと言なぁ〜自慢してからなぁ〜行きたかったのにな。
あっどこか行くんですか?あの今日と明日ね僕らね軽井沢なの。
なんとジョン・レノンが死後4回目の来日ツアーに来てるから。
いいなぁ〜。
(吉岡)いやいやでもさ明日土曜日だからさ連れてきてもらえばいいじゃない神山先生に。
う〜んでもそんなわがまま言えないですよ。
(吉岡)えっ?私この部屋の地縛霊ですから。
(吉岡)じゃあねぇ〜…そんなのはもういいよ。
あの…何だったらもう床ごと軽井沢持ってっちゃえうん。
いいなぁ〜。
(吉岡)だから行こうぜもう。
それで早速なんですが昨日の件で一度できれば家庭訪問させてもらいたいんですが。
必要ないと思います。
でも…。
うちの両親私が高校に入ったら離婚するんです。
父は昔から仕事づけで母は3年前から職場不倫。
関係は冷えきってますけど2人共私の内申書のことは気にしてるみたいです。
ここまで聞いても家庭訪問必要ですか?・
(風)先生。
はい?あのさ…。
ちょっといい?はい。
廊下?
(風)うん。
野本さん走ってた。
あの子のああいうところあんまり見たことなかったから。
昨日のこともあったしちょっと気になって。
ありがとうございます。
えっ?そうやって野本さんのこと心配してくれて。
べつにちょっと興味あっただけだし。
興味?私ひと好きになったことないから。
あんなふうになるの不思議だっただけ。
さよなら。
(りさ)葉〜山さん。
何?さっきさ先生と何話してたの?ちょっと相談。
相談?私も乗ったげよっか?いい。
お前さこないだまで他人に興味ありませんって顔してたじゃん。
どうしたの?急に明るい子になっちゃってさ。
へらへらすんじゃねぇよムカつくから。
・
(霧澤和泉)どうしたんです?うん?
(りさ)何でもありませ〜ん。
大丈夫?うん?
(歩美)香織の行き先?はい。
離婚されるって伺って少し気になったので。
そんなことを聞くためにわざわざひとの職場の近くまで?すいません。
家に伺うよりも確実だと思ったんで。
私と主人のどっちについていくかは本人に決めるよう言ってあります。
もう子供じゃないんですから。
あの子はしっかりしてますから。
私たちのこともちゃんと理解してくれてますし。
僕は…相当彼女が悩んでいるように思いますけど。
で?私に何もかも娘を優先しろって言うんですか?私にだって幸せになる権利はあるんですよ神山先生。
大体いくら担任だからってこんなことに首突っ込むなんておかしいでしょ。
警察でも役所でもないのに。
でも実際警察とか役所みたいな仕事も押しつけられるじゃないですか。
生徒の安全確保しろとか家庭環境に目を配れとか。
冗談じゃないですよねほんと。
学校はサービス業だとか教師はどうせ暇だろうとか言いたい放題言ってくれちゃって。
一回こっちもがつんと言ってやりたいんですよねああいうばか親には。
そんな悪ぶらないでくださいよ河合先生。
はぁ?僕だって多少は人を見る目があります。
河合先生はほんとは優しくて真面目で…。
(河合)私彼氏いますよ。
今日はおごりだから来ただけですから。
あぁそれから私超〜〜〜性格悪いんで。
居残りですか大原先生。
えっ?あぁはい。
保護者へのお願いでこういうのはどうかな〜?と思って。
今どきは思春期の子供に避妊具を渡して妊娠だけは気を付けろなんて言う大人がいるみたいですけど。
私にはとてもそういうふうに思えませんから。
年頃の子供が恋をしたりそういうことに興味を持ったりするのは当たり前です。
でもだからこそそういうことを大事に大事に考えてもらうのが大人の責任でしょう。
そのとおりですね。
まあ大事にし過ぎて40まで未婚でいる私が言うと負け惜しみにしか聞こえないんでしょうけど。
すてきだと思いますよ私。
いえバツイチの方に言われてもみじめになるだけです。
未婚と比べたら月とすっぽんですから。
それは言い過ぎでしょう。
せいぜいオオアリクイとアルマジロぐらいの違いですよ。
え…えぇ?おかえりなさい。
お前今日森野さんに電話したろ。
いや私の手がかり探すの手伝ってもらおうと思って。
生徒を巻き込むなよ。
いくら見える相手だからって。
でも神山先生忙しいみたいだしだから自分で…。
自分でって森野さん頼みだろう。
だって…。
大体そんな焦る必要ないだろ。
二十何年ず〜っとここにいるんだからあと2〜3日ぐらい待ってたって。
何だよ?どうして…そういうこと言うんですか。
20年以上も自分が誰かもどうしてここにいるのかもわからないままずっと独りぼっちだったんですよ。
それで初めて神山先生みたいな人と巡り会えたんです。
いや…。
怖いに決まってるじゃないですか。
またいつ何もわからないまま独りぼっちになっちゃうんじゃないかって。
うれしかったんです。
先生が私のこと調べてくれるって言ってくれたこと。
自分がどんな生き方をしてどんな死に方をしたのか受け止める勇気がもらえたから。
それに神山先生が生徒のために頑張ってる姿を見てあぁ私もこのままじゃいけないな〜って。
でもごめんなさい。
神山先生には関係ないことですよね。
・
(歩美)お義母さんには話したの?香織のこと。
(哲哉)いやまだ。
(歩美)どうしてよ。
あなた1人じゃ面倒見れないんでしょ。
(哲哉)おい俺が引き取るって決まったわけじゃないだろ。
(歩美)じゃあ私に押しつけるわけ?ピンポーン!
(インターホンの音)はい。
すいません土曜日なのに。
(小夜)べつにいいけど。
何かあったの?いや。
よろしくお願いします。
(小夜)そっかけんかしたんだ。
うん。
でもね神山先生前よりずっといい先生してるから。
アカネさんのことを考えてないわけじゃないと思う。
わかってる。
だから…申し訳なくて。
アカネさん?
(石田)そろそろ別で行こっか。
見られるといろいろ言われるし。
(石田)どうしたの?今日サボる。
えっ?ごめん1人で大丈夫だから。
(石田)香織ちゃん?ちょっ香織ちゃん!
(香織)痛っ!あぁ…。
(石田)大丈夫?ごめん。
(石田)香織ちゃん!
(石田)これ乗るの?ちょっ香織…香織ちゃん!大丈夫?いった〜。
今のお友達?クラスメートだけど。
うん。
アカネさん…。
うん?どうしたの?えっ?あっ!何?これ。
あっ!えっ?あっ!あぁ〜〜〜!えっアカネさん!えっアカネさん!?あぁ!どうしたの?
(香織)間違えてる。
あぁ〜〜〜〜!おぉ…。
(石田)何?それ。
木?
(香織)これ何のために使うのかな。
うっそ〜!先生!神山先生!ドンドンドン…一体どうしたんですか?アカネさんがいなくなったの。
はっ?
(石田)どこ行くつもりなの?
(香織)べつに決めてないけど。
近くにしようよ。
ねぇねっ。
じゃあ海は?えっ?2人共携帯の電源切ってますね。
もしかして駆け落ち?まさか。
でももし2時間以上戻ってこなかったら…。
来なかったらどうなるんですか?はぁ〜。
多分消えちゃう。
はぁ?消滅するの。
成仏するとか生まれ変わるとかじゃなくてほんとにただ消えてなくなっちゃう。
すぐにじゃないと思う。
少しずつ体が透けていくはずだから。
ぎりぎり1日はもつかも。
1日!?
(着信音)はいもしもし。
・
(くぐもった声で)あっ神山先生!・良かったつながって。
お前今どこにいんだよ?・えっといずみ野っていう駅です。
・2人で海を見にいくって。
海?あっまた…。
もう〜〜〜。
先生どうすんの?はぁ〜。
本当なのか?駆け落ちっていうのは。
(林)2人共部活に出てないんです。
携帯の電源も切ってて。
(河合)ただのデートの可能性もあると思いますけど。
(日野)神山先生は連絡を受けたんですよね?海を見にいくって。
はい。
この前騒ぎを起こしたばっかりの2人ね。
すいません僕の指導不足で。
とにかくまずは親御さんに連絡を。
(香織)すごいとこだね。
(石田)こっちかな?
(香織)行ってみよ。
(香織)海までまだまだ遠いね。
(石田)ごめん。
お金そんなに持ってきてなかったから。
いいよ歩いていけば。
何か青春。
ほっ!えっ?何?これ。
エネルギー切れ?今すぐ警察に連絡してください。
(日野)まあまあ落ち着いてください。
(菜穂子)航はあの野本っていう子に唆されてるんですよ!石田さん…。
(菜穂子)だって航はこんなことするような子じゃなかったんです。
なのにあの野本っていう子が無理やり…。
バン!いいかげんにしてください!
(大原)息子さんは自分の意思で野本さんのそばにいることを決めたんです。
本人にその気がないなら携帯で電話してくれば済む話でしょう!
(菜穂子)それは…。
ひとを真剣に好きになる気持ちは子供も大人も同じなんです。
それを否定する権利は誰にもないんです。
大原先生…。
だからって不純異性交遊はいけません。
そこは私たち大人がしっかり指導していかないと。
捜してきます僕が。
捜すって神山先生…。
河合先生は野本さんの両親に連絡してください。
責任を持って担任として2人を連れ戻してきます。
あぁすいません。
まあいいじゃん。
・もう〜やめてよ〜。
俺らに任せろつってんだろ。
余計なことしないで!余計なことしないで!
(女子生徒)先生が余計なことするからこうなったんでしょ!何もできないくせに首突っ込むから!!正反対ですよ。
始業式の日にこの廊下で言ってたことと。
そんなに生徒と深く関わってく気ないんで。
生徒ラブでもいいことないし。
俺たち教師のこと先に見下したのは生徒とか保護者の連中のほうだろ。
信じてたのに。
ふざけんな。
そろそろ帰らない?みんな心配してるよ?わっ…。
いって…何だ?お前。
見たことねぇ顔だな!迷子?・何?おいおい…。
航君!うわっ!女子発見。
あれ〜けっこうかわいくね?はははっ。
・ははははっ…。
ちょっとやめろよ!おらっ!
(香織)大丈夫?これも青春…。
…じゃなくてこれまずいって!いつもみたいにいないのかよ中年浮遊霊!なぁって…吉岡さん?くっそ…。
あぁ!あぁ〜!・あっ…。
次は本気で打つよ。
かっこいい〜!航君大丈夫?うん怖かったけど。
(香織)ここ痛い?
(石田)痛っ!
(香織)あっごめん。
大丈夫?
(石田)大丈夫。
神山先生…。
間違った道に進もうとしている生徒を引き止めるのは教師の務めじゃないんですか!?絶対先生が守ってやるって言ってあげればいいじゃないですか。
恐らく海のほうに向かったと思いますが。
生きているから信頼を作ることができるんでしょ。
見かけませんでしたか?時間は一瞬出会いは一生です。
神山先生が生徒のために頑張ってる姿を見て…。
私もこのままじゃいけないな〜って。
頑張ってるって全部お前のおかげだろ。
・
(菜穂子)連絡は取れたんですか?
(日野)いや〜それがですねまだ…神山先生も捜しに出ておりますので…。
・・はい小原南中。
(歩美)あっ野本です。
野本香織の母親の。
あっ…。
さっきN1
iEEJ9きまして。
香織見つかりました?
(河合)いえまだですけど。
まあまだ夕方ですしね。
(河合)あの〜よろしければ学校のほうに来ていただいて。
あぁ〜今日はちょっと都合悪くて。
はぁ?あの子しっかりしてますし。
きっと夜までには戻ってくると思いますよ。
あっじゃあ見つかったら連絡だけ…。
あの…。
ひと言だけいいですか?はい?あんたみたいなばか親がいるから子供が苦労するし教師の仕事も減らねぇんだよ!!
(河合)帰ります。
(香織)開いた。
うわぁ〜。
(石田)すっげぇ。
(石田)大丈夫?こんな所入って。
(香織)航君怖いの?
(石田)いやべつに怖くないよ。
(香織)お化けとか出るかもよ。
えっ?ちょ…香織ちゃん。
やだやめてよ怖いこと言うの。
ほんとに出たらどうすんの。
ちょっと待ってよ!ちょっと。
(香織)まだ痛い?大丈夫?
(石田)もう平気。
(石田)それよりご飯食べよう。
はい半分。
ううっ…。
えっ?ちょ…どうしたの?いつからだろう。
家族が…ばらばらになっちゃったの。
(香織)お父さんが出世してお母さんが仕事始めて2人共私を見てくれなくなって。
(香織)体育委員やりたい人!
(香織)だから私一生懸命いい子になろうと思ったの。
(香織)ここ9Jって。
あっそれからここは柔らかく。
(香織)ここは!D。
それでもっかいやってみて。
(哲哉)俺が引き取るって決まったわけじゃないだろ。
(歩美)じゃあ;dに2!しつけるわけ!)
(香織)でも2人共私のことなんか必要じゃなかったみたい。
だから…。
航君にだけは必要って…思ってほしかった。
(香織)だからいいよ航君。
ばかにするなよ。
そんな気持ちでするの嫌だから。
香織ちゃんのこと好きだしほんとに大事だと思ってるから。
だから…そんなことしなくても大丈夫。
俺には香織ちゃんが必要だから。
うん。
ううっううっ…。
良かったね。
優しい人を好きになって。
ううっううっ…。
大丈夫!これから先もあなたならきっとたっくさんの人が支えてくれるから。
だから勇気を持って。
あなたは独りぼっちじゃないよ。
ねっ。
私はま〜た独りぼっちだけど。
せっかく巡り会えたのに…。
けんかなんてしなきゃ良かった。
それで警察からの連絡は?そうですか。
はいわかりました。
もう少し捜してみます。
くっそ〜。
(香織)航君。
はぁはぁ…。
(石田)こんな近くまで来てたんだ。
行こう。
・何してるんだ!野本さん石田さん。
先生。
(警備員)あぁご足労いただいてすいませんね。
本当なら警察に連絡するところだったんですけど。
すいませんでしたご迷惑かけて。
あぁ〜いえいえ。
では後はお願いします。
心配してたんですよ先生方もご家族のみんなも。
すいませんでした。
心配してないでしょ私のうちは。
どうせあの人たちは私のことなんか…。
だからってお前が間違えていい理由にはならないだろ!?親がどうのなんて関係ない!つらい現実から逃げてたってしかたないんだよ!だからお前が強くなれるなら…。
あんな親のことなんて嫌いになったっていい。
強くなるしかないんだよ。
自分の人生は親じゃなくて自分が決めるしかないんだから!ううっ…。
ううっ…。
ううっううっ…。
ううっ…。
俺も…俺ももう逃げるのはやめる。
ううっ…。
それで香織は?お嬢さんは神山先生がこちらに送ってきてくれます。
その前にこちらを見ていただきたくて。
大原先生が作成した保護者の方へのお願いです。
(歩美)何ですか?これ。
(大原)ご主人とどのように出会ってお子さんが生まれたときどんな気持ちだったかをお子さん本人に伝えてあげてほしくて。
ばかばかしい。
何でそんな。
あの来年離婚されるそうですね。
いや私も経験者なので結婚を続けることだけが最善だとは思っていません。
ですが親が子供に対して私にも幸せになる権利があると言うのは脅迫だと私は思います。
あなたがよき母親ならお嬢さんのほうからお母さん幸せになってって言ってくれたと思いますよ。
おい早く出てこいよ。
おい!うそだろ…。
なあ!戻ってきてくれよ!俺お前のおかげでやり直せるって思えたんだからさ。
アカネ!!・先生?あの子たちは?大丈夫だよ。
それよりお前は?変ですよねぇ。
眠ってたら起こされたような気がしてそしたら神山先生がいて。
でも何だかまだすごく眠いです。
帰るぞ。
はい。
あっ神山先生今私のことアカネって呼びましたよね?うん?アカネ!って。
アカネ!!って。
あはっやだもう〜。
うるさい。
・「Joy!!」行くぞほら。
はい。
(西原)何だよこれ。
おやじとおふくろがどんなふうにつきあって結婚したか聞けってこと?
(樹里)えぇ〜聞きたくない。
きっと皆さん抵抗があると思うんですけどこれから大人になっていく皆さんには知ってもらうべきだと思ったんです。
皆さんのお父さんとお母さんが若い頃に恋をして2人が結ばれてそれで皆さんが生まれてきたってことを。
(ざわめき)
(香奈)そういえば先生今日河合先生は?今日はお休みです。
ちょっと用事があるみたいで。
はぁ〜。
よし!
(香織)先生。
野本さん。
私高校に入ったら父と暮らすことに決めました。
そうですか。
お母さんに幸せになってほしいとは思わないけど…楽にはなってほしいと思うから。
強いですね。
はい。
(吉岡)しかし良かったなぁ。
えぇ〜間一髪で消えなくて。
もうだめかと思いましたけど神山先生のおかげで。
小夜ちゃんに聞いたら先生がこの部屋に住んでるからほんの少しエネルギーが戻ったんじゃないかって。
(吉岡)ふ〜ん。
じゃあ一緒にいればこれからも安心だ。
一緒に…いれますかねこれからも。
んっ…。
う〜ん。
(メグミ)どうしたの?ちょっとね。
消えかけてから何か変で。
どうしました?このアンケートすてきですよね。
だってこれ親は子供を愛してるって前提でしょ?
(りさ)子供は宝物で大事に育てなきゃいけないって。
(りさ)でもさ…。
それってお前ら大人の自己満足じゃん。
(りさ)例えば私。
あいつらのペットだもん。
アカネちゃん?あっ今頭の中に男の子の映像が浮かんで…。
どうしたの?そんなに泣いて。
えっ?あれ?何これ。
(香奈)誰か助けてよ。
何やってんですか!やめろって。
やめろ!大人も間違えてしまうことはあるんです。
俺も前に進めたんだから。
お前に出会えたおかげで。
先生に任せて。
静かにしろ。
(生徒たち)えっ?2014/05/14(水) 01:59〜02:59
関西テレビ1
幽かな彼女 #06[再][字]【人間と幽霊のハートフル・ラブコメディ! 香取慎吾 杏】
「アカネ消滅!?気づいた想い」
香取慎吾 杏
前田敦子 北山宏光