さまざまな具材でお試し下さいね。
(水が流れる音)どうも西村雅彦です。
松本伊代です。
「ゼロからはじめるデジタル講座」今回はスタジオではなく屋外からお届けします。
私たちがいるのはこちら!東京都調布市にあります深大寺さんに来ていますね。
熊坂さんおきれいですね。
ありがとうございます。
今日は何を?今日は実践講座です。
外出した時にタブレットをどう役立てるのか実際に深大寺周辺を散歩しながらご紹介したいと思います。
散歩にタブレットですか?そうです。
散歩にタブレットが役立つんです。
お二人は深大寺は初めてですか?自分は2週間ぐらい前に仕事でまいりました。
ドラマか何か?そうですね。
私は初めてです。
私も初めてです。
では行きましょうか。
はいレッツゴーですね。
熊坂さん初めてですよね。
ついていって大丈夫でしょうか?熊坂さん何でも知ってますからね。
タブレットがあれば大丈夫って事ですね。
そうです。
タブレットがあれば大丈夫。
GPS機能が付いていてその場所が分かるタブレットならば地図を起動して青い印で示されるのが現在地。
今回の舞台は深大寺です。
水と緑が豊かな土地を3人でぶらりと歩きます。
スマートフォンより大きくてパソコンより手軽なデジタル機器。
タブレット端末に今注目が集まっています。
データによるとタブレット端末の出荷台数は年々増加し続けており2016年度には1,000万台を超えると予想されています。
タブレットを教える施設では中高年の皆さんが生き生きとしています。
多彩な機能を持つデジタル機器タブレット端末を覚えて生活をより豊かにしてみませんか?生徒は…デジタル事情に詳しいソーシャルメディアプロデューサー熊坂仁美さんが優しくお教えしますよ。
お出かけにとても役立つのが地図のアプリ。
利用法の一つ経路を検索する方法をご紹介しましょう。
例えばこのタブレットでは現在地が渋谷です。
検索欄に「深大寺」と入れるとその場所が表示されます。
こちらは車での所要時間を表しています。
そしてこの部分を押すと経路を調べる画面に変わります。
「車」の他に電車やバスなどの「公共交通機関」と「徒歩」での経路が調べられるんです。
皆さんも是非お試し下さいね。
iOSの場合は画面の左上にある「経路」。
Windowsはこのマークから経路検索ができますよ。
さて一行は深大寺の交差点から東へ進み山門の近くまでやって来ました。
(伊代)こんな所があったんだ。
東京都にねすごい。
こんにちは。
こんにちは。
お天気がよくてよかったですね今日。
最高のお天気ですね。
本堂へと続く深大寺の表玄関がこちらの山門です。
おじゃまします。
どうも失礼します。
あ〜桜。
きれい!しだれ桜。
すごいなすてき。
奈良時代に開山したと言われる深大寺。
東京では浅草の浅草寺に次いで歴史のあるお寺です。
(鐘の音)本堂へお参りをする前に3人ともまずは身を清めます。
嫌だ〜。
頭よくなりますね。
ちょっと!臭くなっちゃう。
ハハハ…。
私も頭よくなりますように。
お賽銭用意してありますか?もちろんです。
五円玉です。
でも…3枚だと?なので私は…あ!何て事するんですか!ふっふっふっ。
3秒ルール。
ご縁がありますようにとお賽銭に五円玉を使う事が多いですよね。
伊代さんは今回五円玉を3枚入れました。
事前に「お賽銭」というキーワードで検索した豆知識を披露したんですよ。
東京都調布市にある深大寺。
外出には乗り換え案内のアプリも便利ですよ。
ほとんどの場合出発駅と到着駅を入力して検索するだけ。
乗り換えを含めた経路の案内の他に所要時間と運賃が出てきます。
経路によっては何通りか出てくるのでとても便利ですよ。
(水が流れる音)深大寺といえばおそばですよね。
あ〜そっか。
ほんとですね。
おそば屋さんがいっぱいあるんですね。
参拝を終えた3人は東門を出て西方向へ向かいます。
深大寺名物の一つが深大寺そば。
参道周辺にはおそば屋さんが点在しそば粉を使った土産物も数多く見られます。
何かいろんなお店がありますね。
いいですね。
おいしそうだわ。
お土産屋さんですね。
綿あめもありますね。
懐かしい!こねりあめだって。
いっぱいある。
そばぱん。
何?そばぱんって。
そばぱんって何ですか。
これがそばぱんですか?これとこんなのがそばぱんですね。
(伊代)パンがおそばの粉で出来てるんですか?そうそうそば粉と玄米粉。
パンがね。
あ〜食べてみます?具材を挟んで食べるこちらのパン。
西村さんの提案で食べてみる事に。
えっそうなんですか?こっちですか?ちょっと!西村さんまさかの裏切り?でもこういった場所での買い食いって楽しいものですよね。
カレーはねすごいたまねぎ利いてますね。
おそばな感じあんまりしないですね。
ちょっといいですか?どうぞ。
結局パンも少しもらった西村さんですが何か物足りない様子です。
ちょっとはあんこ下さいよ!ただあんこが食べたかっただけ。
西村さんまるで子供のようですね。
あんこ合いますね。
おなかを満たしたところで休憩がてら熊坂さんが取り出したのはタブレット。
深大寺について調べようというのです。
深大寺の起源を調べますね。
はい。
調べようとしているのは…これを効率よく検索する方法です。
キーワードを入れる欄に「深大寺」と「起源」2つの言葉を入力して下さい。
すると検索結果が絞り込まれ目的の情報がより早く入手できますよ。
わ〜出てきた。
「深大寺について」。
深大寺は…ちょっと目が…。
ちょっと大きくしましょう。
横にするともっと大きく。
縦使いはやりにくいなと思ったんですよ先生。
横にすれば。
そうですよね。
さすがですね。
タブレットに記された文字が小さくて西村さんには見づらかったようです。
横向きにするとこのとおり。
少し大きく表示されるんですよ。
事前に調べる事もできますが現地で「あれって何だろう」とかってありますよね。
そういう時にタブレットを取り出して。
その場で立ち止まって調べて「あ〜きれいだね」っていう言葉もだからきれいなんだって事で深く残りますものね。
それがもし分からないと知らないまんまおうちに戻ってしまうのももったいないですよね。
いろいろと頭の中にインプットしていきたいですよね。
3人によるネット検索の対象はかやぶき屋根の山門に。
深大寺のホームページにその記述がありました。
ほとんどが…。
焼けちゃったんだ。
あそこが残っていてほとんどがかやぶきだったんだけど…。
山門のところだけ。
残ってるって事なんですね。
こうやってずっとタブレットを見ながら盛り上がるってのも楽しいですね。
楽しいですね。
あれはそうなんだってこうやってやっていればそれだけでも十分楽しめますね。
続いて3人は更に西の方向へ。
目指すのは「深大寺」という名前の由来となった神様がいる場所です。
ふだん西村さんも伊代さんもお散歩とかされるんですか?自分は散歩は大好きです。
一回うちを出ると2時間ぐらいは…。
え〜。
私もあの…。
ワンちゃんいるじゃないですか。
ワンちゃんと行きます行きます。
あとヒロミさんが主人なんですけど「一緒に散歩しよう」って言って朝一緒に行ったりとかしますね。
…じゃないと私があんまり歩かないので連れ出される感じです。
ちなみに先生は?私もします散歩は。
近くに川沿いのいい公園があるんですね。
そこ行きますね。
気持ちいいですね。
山が見えて田舎なので。
散歩談議をしているうちに目的地に到着。
水の神様として知られる深沙大王を祀る…深大寺のホームページにはお寺を開いた満功上人の両親を結び付けた深沙大王の伝説が記載されています。
深沙大王が祀られてるんですね。
そうですね。
「深大寺」の名前は深沙大王に由来すると言われています。
そして3人はこの深沙堂の裏手に向かいました。
湧き水が出ている場所があるんです。
こちらの方に水源地。
水源地ですね。
あるんですね。
「神聖なる場所です」。
ここ?「神聖なる場所です」。
ここなんだ。
深沙堂のすぐそばにある一角は古くからこの地の水源になっている泉。
湧き水が出ている場所なんですよ。
あれですかね?あれですか。
もっとたくさんのお水が湧き出てるのかと思ってましたが。
意外に地味めな感じで。
でもお水はきれいですね。
昔はもっとあったのかもしれないですね。
ずっと水が出続けるってそれがすごい事なんですねきっとね。
もうほんと何千万年と。
そこまで?いやそれぐらいですよ。
感覚的に。
それぐらい長きにわたってずっと水が湧き出てるって事だからやっぱりそこにはありがたみを感じずにはいられませんよね。
水の神様ありがとう。
ありがとうございますほんとに。
自然に近い状態に保たれともすると気付く事なく通り過ぎそうなポイントですがこちらはとても神聖な場所。
深大寺の発祥に関わる泉なんだそうです。
やっぱりそれって歴史を調べないとこういう所に行き着かないからだからそういう意味でもタブレットでいろいろ検索したり調べたりというのは事前にやっておいたりその場でやったりするのはすごく大事ですね。
そうですよね。
一行は再び東に向かい参道へ。
深大寺は朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」で若き水木しげる夫妻がデートをした場所としても登場しました。
鬼太郎茶屋がありますね。
鬼太郎茶屋。
鬼太郎!おい!鬼太郎。
鬼太郎いた!鬼太郎。
こちらは漫画「ゲゲゲの鬼太郎」をテーマにしたお店。
飲食するスペースも備えているこちらでは漫画の世界を堪能できます。
あれ多分鬼太郎のおうちですよね?そうなんですね。
(伊代)アニメでは出てくる。
木の上がおうちですよね。
うわ〜いろいろお土産が。
一反木綿に初めて触りましたよ。
どんな手触りですか?タオル地。
ハハハ…。
建物の2階は妖怪ギャラリー。
文字どおりさまざまな妖怪に出会える施設です。
すごい古い感じがいいですね。
わ〜これ妖怪地図っていうんですね。
そうですね妖怪地図。
日本各地にいると言われる妖怪の人形を並べた「妖怪日本地図」。
そこにはもちろん漫画に出てくる主要キャラクターもいます。
目玉おやじってどこなんですかね?調布です。
調布!この辺りはみんな鬼太郎も水木先生も。
西村さんは出身地の妖怪が気になるようでお店の人に質問。
ちなみに僕出身富山なんですけど…。
中部地方ですと代表的なものが「あかなめ」という妖怪ですね。
お風呂場のあかをなめに来る妖怪という事で。
それで「あかなめ」。
他にも設置されたショーケースにはルーツとなった漫画やキャラクターのプロフィールなど貴重な資料がさまざま。
水木しげるさんの作品世界を楽しめます。
さて3人はギャラリーの横にあるスペースで一休憩。
話題はタブレットの使い方になりました。
地図のアプリで現在地が分かるというのはご存じですよね。
これはGPSという機能があるからなんですが地図以外にもいろんな形で利用されているんですが例えばこれなんです。
熊坂さんが起動したのは飲食店が検索できるアプリ。
GPSが付いているタブレットならばこちらのボタンを押すと位置情報を読み取りその時いる場所周辺のお店が探せるんです。
いっぱい出てきた深大寺。
これは現在地の半径500mにある飲食店情報です。
もうちょっと半径500mじゃなくて100mって絞り込む事もできるんですかね?ここですね。
半径500mを…。
変えられるんだお〜。
半径300m。
300までですね。
300で。
このように範囲を変えての検索もできます。
便利に使えそうですね。
やっぱり初めて来る場所だとどんなお店か分からないし失敗はしたくないしと思うのでそういう意味でこういうタブレットでいろんな情報を調べるのはやっぱり便利かもしれませんね。
便利ですね。
飲食店を検索するアプリは数多くあります。
自分に合うものを探してみて下さいね。
最後に向かうのは深大寺城の跡地。
水生植物園の中にあります。
東京でも探せばこういう自然のいい所があるんですね。
何か景色がよさそうな感じになってきたな。
3人は城跡のある高台まで上がってきました。
「そば畑」。
「深大寺小学校」。
「小学校5年生たちがそば畑に種まきを行いました」。
なるほど。
近所の小学生が来るんですね。
いい社会勉強ですね。
ここで収穫したそば粉…そばの実ですかひいてもらって。
そばを打って…。
頂くんですかね。
そこまでやるんですね。
広々としたこの深大寺城の跡地が散歩の終着地点。
熊坂さんが最後に紹介するアプリも外で使うと楽しいものですよ。
「山カメラ。
」?はいこれなんです。
何か出てきましたね。
何?これすごい。
下に地図が。
それもそうですがここですね。
上に標高が。
山の名前が出てきましたよね。
この先にある…。
この先にある山を表示してるんです。
だからグルーッと回ってみると…。
面白い面白い。
こんな感じで。
これはすごいや。
つまりこれは現実の風景がカメラで見えますよね。
そこに今文字の表示が出ましたよね。
これは現実の風景の上に情報を重ねて表示しているARというものなんです。
「拡張現実」とは現実の環境に情報を付け加える技術をいいます。
このアプリの場合は画面を向けている方角にある山や施設の名前を表示してくれるんです。
「あの山は何?」なんていう時ありますよね。
よくあります。
そういう時に便利ですよね。
登山家の方が「俺あの山登ったんだ」って指さして「どの山?」って言ったら「だからこの山だよ」っていうね。
かっこいい。
今回お届けした内容はこちらのテキストに詳しく載っています。
こちらのテキストと一緒に番組をご覧になると更によく分かりますよ。
放送予定も載っていますよ。
どうぞ参考になさって下さい。
電子版も出てますよ。
今日は一日タブレットを活用して散歩を楽しみました。
西村さんいかがでしたか?散歩は大好きで毎日のようにしてるんですがタブレットを持って散歩をすると何か学びながら運動もできるというかこんなにも楽しいのかという事を知りました。
タブレットだとお店とか道案内とか現実的な情報も教えてくれますしそれから知的好奇心も満たしてくれる両方の情報が得られるというような便利な使い方がありますよね。
そうですね。
何か会話もタブレットを通して弾むし子供とか一緒だと「ママこれ何?」とか例えばあそこだったら「ママ何で鬼太郎がここにいるの?」みたいなすごく素朴な質問なんだけど「えっ難しい」っていう質問が結構子供って来るんですけどそういう時にやっぱりちょっと調べたりするのにもお散歩しながらいいですよね。
じゃあお二人とも是非また次のお散歩にはタブレットをお持ち下さい。
そのようにしたいと思います。
(一同)ありがとうございました。
今回の散歩で使ったのは携帯電話回線タイプのタブレットですがWi−FiタイプでもポータブルのWi−Fiルーターがあれば外出先でも機能を楽しめますよ。
2014/05/14(水) 11:30〜11:55
NHKEテレ1大阪
趣味Do楽 ゼロからはじめるデジタル講座 くらしのタブレット 第6回[解][字]
タブレットを携えて散歩すると、いろいろな楽しみがある。経路検索、店舗案内など東京都調布市の深大寺周辺を散歩しながら、屋外でのタブレットの楽しみ方を学ぶ。
詳細情報
番組内容
現在位置がわかるGPSを搭載したタブレットがあれば、地図上での場所がわかる。経路検索アプリと併用すると目的地へスムーズに移動できる。インターネット検索では観光名所の由来などを知ることができる。初めての土地で食事の店舗情報を得るアプリも各種ある。さらに、カメラで見える風景と文字情報を合成する拡張現実アプリを使って、周辺の施設や山の名称などを確認することもできる。屋外でのタブレットの活用法を解説。
出演者
【ゲスト】松本伊代,西村雅彦,【講師】ソーシャルメディアプロデューサー…熊坂仁美,【語り】住友優子
ジャンル :
趣味/教育 – コンピュータ・TVゲーム
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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