少し傷んできたけれどもっと着続けたい服ってありますよね。
そんな時はつくろいましょう。
ちょっと一手間かけるとお気に入りの大好きな服を長〜く着られますよ。
手芸作家の森恵美子さんが衣服を簡単につくろう方法を教えます。
大切にしていたセーターが綻んじゃった。
しまっていたセーターを出してみたら虫食いの穴がいっぱい。
なんていう事も多いと思います。
でも大丈夫。
簡単につくろう事ができます。
まずはよくあるこういった脇の部分の綻びをつくろってみましょう。
ほつれたところを合わせて表からそっとアイロンをあてて形を整えておきましょう。
極細毛糸を適当な長さにカットし半分に折ります。
輪になっている方を指でつまんで針の穴に通します。
糸端は結ばないでおきます。
セーターを裏返し…糸端の輪に針を通して引いて固定します。
続いて巻きかがりで綻びを縫っていきます。
そして縫い目に針をくぐらせて際で糸を切りましょう。
これで出来上がりです。
続いてはこんなふうに穴のあいたセーターのつくろい方をご紹介しましょう。
ご用意下さい。
羊毛を少しずつ取ってほぐしながら丸くまとめていきましょう。
穴のあいたところの下にフェルティング用マットを入れて下さい。
穴の部分に羊毛を載せてフェルティング用針で垂直に何度も刺します。
針で指を刺さないように十分ご注意下さい。
満遍なく羊毛を刺していくと繊維が絡み合ってニットに張り付きます。
ニットに張り付いたら手で軽く押さえたりなでつけて落ち着かせましょう。
羊毛で穴が塞がりました。
補修したいニットと違う色の羊毛を使う場合は他の色もプラスするとオシャレな仕上がりになります。
また円形のサイズを変えると変化がつきますよ。
はいこれで完成です。
円形だけではなくこのように花模様をあしらいながら穴を塞ぐと古くなったニットのイメージを一新する事ができます。
お気に入りのニットのセーター処分する前に一工夫して長〜く愛してあげて下さい。
2014/05/14(水) 11:55〜12:00
ＮＨＫＥテレ１大阪
まる得マガジン　お気に入りを長く着る　衣服のつくろい術（３）穴をつくろう（２）[字]

愛着ある衣服の傷みや汚れには「つくろい」を！「長く着続ける一手間」を手芸作家・森恵美子さんが伝授。今回はセーターなどの「ニット」の「ほつれ」と「穴」の手当。

詳細情報
番組内容
少し傷んだり汚れたりしているけれど、愛着のある衣服。「つくろい」をすれば、もっと着続けることができる！　「衣服を長く着るためのひと手間」を手芸作家・森恵美子さんが伝授。今回は、セーターなどの「ニット」の手当て。「ほつれ」の直し方と、虫食いなどでできた「穴」のふさぎ方を紹介。
出演者
【講師】手芸作家…森恵美子，【語り】山本美希

ジャンル :
情報／ワイドショー – 暮らし・住まい
情報／ワイドショー – ファッション
趣味／教育 – 園芸・ペット・手芸

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音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz

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