(友樹)マルモ。
(護)んっ?
(友樹)今日の夕ご飯何にする?
(護)お前もう夕飯の心配してんのか。
(薫)朝ご飯もまだなのに?だって。
そうだな今夜はあれだな肉野菜炒めにでもするか?
(薫)昨日もそれだったよね。
何言ってんの?昨日のはあれだよ野菜炒めだろ。
おとといは肉炒めだろ。
全然違うんだよ。
あっそっか。
(薫)え〜。
(ムック)んっ?よしできた。
そうだ今度の週末何かおいしい物でも食べに行くかな?やった〜。
やった〜。
(ムックの鳴き声)いいの?ああボーナスが出るんだ。
いつも卵焼きばっかりだかんな。
すし行くかすし。
何にしやしょうかイクラかうにか。
卵焼き。
卵焼き。
何だよ結局どこ行っても同じじゃねえかよ。
だっておいしいんだもん。
(ムック)こはだ。
えっ?えっ?だっておいしいんだもんこはだ。
お前ホントに犬か?うん。
おはようございます。
(一同)おはようございます。
おはよう。
(真島)おはようございます。
あっそうだ。
民さん。
(民子)んっ?安くてカワイイ子供服ってどこに売ってんすかね。
(民子)そうね。
(真島)双子ちゃんのですか?ああ今週ボーナス出るだろ。
新しいの買ってやろうと思ってさ。
(民子)子供の服ってすぐ小さくなるからね。
そうなんですよね。
それにね友樹が汚すわ破くわで。
そうなのよ男の子ってすぐ上着を駄目にするからね。
その点女の子ってのはしっかりしてますね。
(凛花)高木さん何かお父さんみたい。
えっ?そうか?そういえばけさの新聞にチラシ入ってたわよ。
これこれこれこれこれ。
あらららららら。
(凛花)あっこれ薫ちゃんにいいじゃないですか。
どれだこれこれ?いいね。
(真島)じゃこっちは?友樹君に。
友樹?いいね。
(民子)これなんかどう?えっ?これこれいいですね。
薫っぽいですね。
あっこれも薫ちゃんに。
ちょっと待って薫はこういうタイプじゃないからさ。
え〜僕もまなみちゃんち行きたいな。
今日は駄目。
女の子だけで遊ぶんだもん。
分かったよ。
じゃちゃんとムックとお留守番しててね。
じゃあね。
うんバイバイ。
バイバイ。
つまんないの。
(達也)元気そうで安心したよ。
(彩)そっちこそ元気そうじゃない。
(達也)うん。
あの実はさ俺秋に再婚することにしたんだ。
えっ?
(達也)彩と別れてもう結婚はしないだろうと思ってたけど分かんないもんだよな。
そう。
今度はうまくやんなさいよ。
(達也)うん。
あっそうだ。
今日はこれを返しに来たんだ。
彩が家に忘れてったやつ。
返さなきゃと思ってて遅くなっちゃったけど。
ジャンプ。
イェーイ。
イェーイ。
着地。
(あゆみ)薫。
イェーイ。
ぽん。
イェーイ。
ぴょん。
おっきい。
うわ〜。
キャッ!薫。
薫ちゃん大丈夫?おばちゃん?
(あゆみ)もう大丈夫だからね。
びっくりしたでしょ?
(泣き声)もう大丈夫だから。
(あゆみ)大丈夫大丈夫。
おばちゃん。
(あゆみ)んっ?お洋服汚れちゃうよ。
いいの。
いいのよ。
よし。
ただいま。
おかえりマルモ。
あれ薫は?まなみちゃんちに行ってるよ。
そうか。
ちょっと遅いから迎え行くか?うん。
カワイイ。
どう?サイズもぴったりね。
これがいいんじゃない?うん。
(まなみ)薫ちゃんもう帰ったよ。
えっ?薫のやつどこ行ったんだよ。
ありがとねまなみちゃん。
友樹行くぞ。
うん。
(店員)お待たせいたしました。
友樹君は?元気?うんすっごく元気だよ。
高木さんとは仲良くやってる?うん友樹もマルモもみんな仲良しだよ。
マルモはパパでもママでもないんだけどいつも一緒にいてくれるの。
薫たちパパもママも死んじゃったから。
ママのことは覚えてる?あんまり覚えてない。
でもすごく優しかったんだよ。
えっ?パパがそう言ってたの。
優しくてとっても奇麗で薫と友樹のこと大好きだったんだって。
おいしい。
お姉ちゃん。
薫。
薫。
あっお姉ちゃんの傘だ。
えっ?薫。
お姉ちゃんどこ行っちゃったの?ねえどうしようマルモ。
お姉ちゃんいなくなっちゃったよ。
友樹来い。
(千葉)・「こまってしまってわんわんわわん」・「わんわんわわん」か。
すいません。
(千葉)危ない危ないちょっと危ない危ない危ないなもう。
薫がいなくなったんです。
(千葉)いなくなった?消えちゃったのどうしよう。
(千葉)えっちょっととっ取りあえず落ち着いてね。
あのあれだよあの双子のお姉さんの方ですよね。
そうです。
(千葉)今日の今日の服装は?あっ白い服着てた。
髪を後ろに縛って。
あれ?そういえば今日どっかで見掛けたな。
どこで?思い出して。
引っ張らない引っ張らないの。
あっあれだあの運河沿いだ運河沿い。
薫。
お姉ちゃん。
薫。
お姉ちゃん。
薫。
お姉ちゃん。
薫。
あっあれ。
えっ?お姉ちゃんのに似てる。
マルモ。
マルモ。
どうしよう俺薫に何かあったら。
かっ薫!薫!薫!薫!薫!薫!
(バイブレーターの音)もしもし。
・
(千葉)高木さん薫ちゃん見つかりました。
えっ?薫お前どこ行ってたんだよこん…。
何してるんですか?こんな所で。
あっあの薫ちゃん車に水しぶきを掛けられて泥だらけになっちゃったんだって。
(陽介)うん道端で偶然出会ってな助けてくださったそうだ。
えっ?すいません放っておけなくて。
帰ってください。
えっ何で?この前言ったこと覚えてますよね。
(あゆみ)《私あの子たちと二度と会わないようにしようと思ってます》はい。
待ってよマルモどうしておばちゃんに怒るの?新しいお洋服買ってくれたんだよ。
友樹の分もあるよ。
そうなの?ありがとう。
マルモおばちゃんにありがとうって言って。
余計なことしないでください。
マルモ。
いいのよ薫ちゃん。
帰ってください。
えっ。
わあカッコイイ。
やった。
わあ。
わあカッコイイ。
ぴったりだね。
ねえ似合うよね。
ひどいよマルモおばちゃんにあんなこと言うなんて。
帰りが遅くなったのはごめんなさい。
でも何でおばちゃんに怒るの?困ってたのを助けてくれたんだよ。
おばちゃんとっても優しかったの。
一緒にホットケーキ食べてねすごく楽しかったんだよ。
もうあのおばさんと会うな。
どうして?どうして会っちゃいけないの?どうしてもだ。
おかしいよマルモのお友達でしょ?おかしくてもだ。
変だよマルモ。
変でも何でもいいから会うな!そんなのやだもん。
分かんないもん。
ひどいよマルモのバカ。
やだもんやだもん絶対やだもん。
薫!マルモなんてマルモなんて大嫌い。
(泣き声)ごめんね彩ちゃん。
ううん一緒に寝るのはいいけどいいの?マルモさん。
いいんだもん。
だってマルモひどいんだもん。
私もよくお父さんにしかられたな。
親父さん怖かった?うん怖かったよ。
一度だけ思いっ切りたたかれたこともあるし。
でも自分を本気でしかってくれる人ってなかなかいないんだよね。
昔は分かんなかったけどね。
うるさいだけだもん。
あしたは仲直りできるといいね。
うんおやすみ。
おやすみ。
おやすみ。
最低だよな俺。
あゆみさんのこと聞いてついかっとなって手が出ちゃった。
小さい男だよ。
・
(鮫島)高木君さっき商品開発の方から連絡があったんだけどね。
はい。
(鮫島)例の耳かき付きボールペン。
あれ来年に向けて商品化してみたらどうかって。
えっ?
(真島)企画通ったってことですか?
(鮫島)まだ本決まりじゃないんだけどね。
(民子)すごいじゃないの高木君。
すごいよかったですね。
ありがとう。
(鮫島)あっそれとちょっといいかな。
はい?
(鮫島)実はねまだ正式な話があったわけじゃないんだけど開発室の方で君を戻そうという動きがあるみたいなんだ。
えっ?
(鮫島)まあ高木君の場合はあの子たちのこともあるしちょっとだけ頭に入れといてくれるかな。
はい。
なあお前ら学校楽しかったか。
うん。
うん。
学校で何が一番好きなんだ?国語か?音楽か。
僕は給食。
だよな聞くまでもなかったな。
ハハハハハハハハ。
お姉ちゃんあのね学校で一番何が好きかってマルモが。
20分休み。
20分休みだって。
そうか20分休み好きか。
へえ。
あっそうだなあ日曜日何食べに行く?何が食べたい?お姉ちゃん日曜日何が食べたいかだってマルモが。
スパゲティ。
えっ?ハンバーグだって。
(薫・護)スパゲティ。
エヘバレちゃったか。
ったくお前。
スパ…。
ごちそうさま。
お姉ちゃん。
(ため息)
(ため息)あっそうだ。
んっ?何だこれ。
あっ?これか?マルモ何かあったらこれで電話してね。
えっ?お話しするときはそのコップをお口に当てるの。
どうぞ。
そっか。
でも直接話した方が早くねえか?隣にいるんだから。
どうぞ。
ケンカしてるからでしょ。
早く仲直りしてよ。
どうぞ。
うん。
薫は?どうぞ。
寝ちゃった。
どうぞ。
薫どうしたら機嫌直してくれるかな。
どうぞ。
ごめんなさいすればいいよ。
だってマルモ得意でしょ。
いつもお仕事でやってるでしょ。
どうぞ。
仕事と家とは違うんだよ。
あっどうぞ。
しょうがないな。
じゃいいこと教えてあげる。
仲直りのおまじないだよ。
「しゅきしゅき大しゅきペコリンコビーム」って言うの。
んっんっしゅきしゅき何だ全然分かんない。
何?どうぞ。
しゅきしゅき大しゅきペコリンコビーム。
どうぞ。
なっ何言ってんの?どうぞ。
どうぞ。
学校ではやってるの。
今度ちゃんと教えてあげるね。
じゃもう寝るから切るね。
バイバイ。
プチッ。
ちょちょちょちょちょ待て待て。
もしもしどうぞ。
どうぞあっ。
(陽介)おう。
(陽介)一杯どうだ。
子供たちもう寝たんだろ?はい。
はい。
俺間違ってるんすかね。
んっ?考えちゃうんですよね。
ホントの親は生きてるのにあの子たちに隠したままでいいのか。
ちゃんと会わせなくていいのかって。
あの子たちのためにとか言ってホントは自分のために会わせないんじゃないかって。
護。
薫のことたたいちゃいました。
自分でもびっくりしました。
なあ俺も1回な彩のことをひっぱたいたことあるんだ。
あいつが高校生のときかな。
あんまり夜遅くまで帰らないんで心配して心配して心配し過ぎたら頭にきちまってひっぱたいた。
でもなそれでいいんじゃないか?えっ?
(陽介)いや今度のことだってなお前があの子たちのことをそこまで本気で考えてるってことだろ。
お前はもう立派なあの子たちの父親だよ。
あの子たちなおっきくなったぞ笹倉。
友樹なんか2cmも背伸びたしな。
毎日学校行っていろんなこと覚えてくるんだ。
平仮名とか足し算とか引き算とか新しい遊びとかしょうもないギャグとかな。
友樹あいつもういつもうんちだとかお尻ぶりぶりとか言ってずっと大笑いしてるよ。
ハハ。
ホントに小学生の男の子ってのはアホだよな。
薫はあいつは気が強いな。
頑固だし男の子とも平気でケンカするし。
まったく親の顔が見てみたいよ。
んっお前だよなっ。
うんとにかくあの子らは元気だから心配すんな。
笹倉。
あゆみさんと連絡がついたんだ。
どうしたらいい?あの子らにお前たちの母親だって言って会わせた方がいいのか?ホントは生きてたんだって言ってちゃんと会わせた方がいいのか?会わせないのは俺の勝手なのかな。
俺さあいつらがいんのもう当たり前になっちゃってるからさ。
俺あの子たち大好きだからさ。
薫がなあゆみさんと会ってすごい優しかったって。
楽しかったって。
それ聞いて正直あゆみさんにすごい嫉妬しちゃってさ。
おかしいだろ。
何で俺こんな動揺してんだろうな。
笹倉どうなんだよ教えてくれ。
俺どうしたらいいか分かんないんだよ。
なあお前ならどうすんだ?なあ教えてくれ。
教えてくれ。
教えてくれ。
お姉ちゃんマルモ遅いね。
あっ。
お洋服だ。
丸がついてる。
マルモ僕たちに買ってくれようとしたのかな。
お姉ちゃんこの前ねマルモ川の中にジャブジャブ入ったんだよ。
えっ?お姉ちゃんのこと捜して川に飛び込んだの。
お姉ちゃんのことたくさん心配してたんだよ。
薫薫っていっぱい叫んでたんだよ。
(陽介)薫まだ護とケンカしてんのか?
(陽介)あのな今はまだよく分からないかもしれないけど覚えておいてほしいことがあるんだ。
(陽介)護が薫のことぶったのには護なりの理由があったんだ。
そりゃ親だって人間だからな時々勘違いしてしかっちゃったり勝手なこと言ったりするときもあるんだ。
でもなそれは薫のことがホントにホントに大切だと思うから護はぶったんだと思うんだ。
だって護は薫のことホントにホントに心配してたんだからな。
薫はぶたれて悲しかったろ?痛かったな。
ぶった護だってな本当はとってもとってもつらくて悲しくて心が痛かったんだ。
うん。
ただいま。
ただいま。
おかえりマルモ。
どうぞ。
ただいま。
夕飯何食べ行く?スパゲティ行くか?どうぞ。
うんでも僕たち宿題やらなきゃ。
もうちょっと待ってて。
どうぞ。
宿題?そうかそうなんだ偉いんだね。
分かったうんどうぞ。
ごめんね。
宿題終わったらご飯行こうね。
じゃあね。
プチッ。
うん。
(ため息)久しぶりに作るか。
よし。
これどう?うんいいんじゃない?あっじゃ中塗ろうよ。
うん。
よいしょ。
うんうんいい感じ。
あっ。
あれ寝ちゃったか。
もしもしもしもしどうぞ。
んっ?「きんめだるまるも」「マルモへいつもいつもありがとう」
(薫・友樹)「ごはんをつくってくれて」「かみのけをむすんでくれて」「キャッチボールをしてくれて」
(薫・友樹)「ありがとう」「マルモはネコみたいなかおだけど」「せかいでいちばんかっこいいです」
(薫・友樹)「パパでもママでもないけれどマルモがせかいでいちばんだいすきだよ」「かおる」「ともき」すいませんあいつら来てませんか?ああ彩と一緒になムックの散歩だ。
分かりました。
薫友樹。
あっマルモだ。
これ。
これ。
うん。
2人で書いたんだよ。
俺金メダルなんてもらったことないから。
1等なんて取ったことないから。
それマルモさんにあげるんだって2人で内緒で書いてたんですよ。
お前らからこんなのもらうなんて。
マルモ今日何の日か知ってる?えっ?今日は6月19日父の日だよ。
いつもありがとうマルモ。
マルモありがとう。
お前ら。
マルモはママの仕事もしてくれるから母の日もマルモの日って決めたんだ。
えっ?うんママの日もパパの日もいつもマルモの日。
もう。
あっそうだ。
マルモおまじないは?あっ。
お姉ちゃん。
んっ?せ〜の。
(友樹・護)好き好き大好きペコリンコビーム。
好き好き大好きペコリンコビーム。
うわっ。
せ〜の。
(友樹・護)好き好き大好きペコリンコビーム。
あ〜。
好き好き大好きペコリンコビーム!世界中に届け〜!
(友樹・護)あ〜。
もう仲直りしたんだからケンカしないでよ。
よしじゃ今日のおきてはペコリンコビームで決まりだな。
なっ薫。
うんそうしよう。
そうしよう。
(彩)おきてなんて作ってるんだ。
うん仲良く暮らすための約束なんだよ。
(彩)へえ。
他にはどんなのがあるの?子供は子供らしく犬は犬らしく。
(彩)何それ。
あとね遠慮はむりょうなの。
遠慮は無用だろ。
(一同の笑い声)
(彩)はいできたよ彩特製父の日のスペシャル料理。
うわ〜おいしそう。
うまそう。
(彩)でしょ?すげえこれ全部彩ちゃん作ったの?
(彩)そうですよ。
(陽介)いや味はどうか食べてみないと分かんないですけどね。
ちょっとおいしいに決まってんでしょ。
さあ食べよう食べよう。
(薫・友樹)うん。
あっそうだ友樹。
(薫・友樹)せ〜の。
はい親父さん。
えっ?親父さん?何。
(彩)何?
(陽介)「かたたたきけん」うんいつでもたたいてあげるね。
(陽介)へえ。
(彩)よかったねおじいちゃん。
肩トントン誰がじじいやねんこら。
ありがとありがとうれしい。
遠慮なく使わしていただきます。
(薫・友樹)はい。
(陽介)はい。
(薫・友樹)いただきます。
(3人)いただきます。
(陽介)どれどれ。
(彩)どうだろう。
(3人)うまっ。
(陽介)うんうまっ。
(彩)お父さん。
(陽介)はい。
(彩)これ父の日のプレゼント。
(陽介)何だよいいのに。
(彩)うん。
(陽介)あっ開けていい?
(彩)どうぞ。
(陽介)へえ。
あっ手拭いか。
(彩)うん。
鯨じゃねえか。
おおいい柄だ。
どれどれ。
どうだ。
(彩)おっいいじゃん。
(陽介)いい?おおサンキュー。
(陽介)へえ。
家族ってすごいよね。
(陽介)んっ?いやケンカしてもいつの間にか仲直りしてまたケンカして仲直りして。
たぶんずっとその繰り返しなんだろうな。
前の結婚で何が駄目だったか少し分かった気がする。
私自分のことしか考えてなかった。
相手がどれだけ自分を愛してくれてるかとかそんなことばっかり。
高木さんを見てたらとにかくあの子たちのことで必死に頑張ってあの子たちのことで真剣に悩んで。
あの子たちも高木さんのことがホントに大好きで。
心がつながってる気がした。
それって何かいいなって。
いつか私もあんな家族がつくれたらいいな。
えっ?それじゃおやすみ。
(陽介)ああおやすみ。
おやすみ。
笹倉がつくってきた思い出があるからな。
今度は俺がこいつらの思い出いっぱい貼ってやるんだ。
マルモ。
んっ?ううん何でもない。
何だよ。
何だかおかしいよな。
お前ともさ友達みたいにこうやって普通にしゃべれるようになっちゃってな。
だって友達だろ?んっ?友達じゃねえだろ。
なあ。
んっ?アルバムから落ちちゃったのかな。
よいしょ。
あった。
よいしょ。
ここだ。
んっ?ムック起こしちゃった?ごめんね。
よいしょ。
んっ?あれ?何?薫駄目。
んっムックどうしたの?見せて。
ムック。
おばちゃん?パパ?何で?
(鳴き声)薫か?どうした?何してんだ?マルモ。
おばちゃんってママなの?ママ生きてるの?薫。
2014/05/14(水) 15:53〜16:48
関西テレビ1
マルモのおきて #09[再][字]【独身男と双子が家族!?犬がつなげた絆 阿部サダヲ】
「オレ、薫に手上げちゃった」
阿部サダヲ 芦田愛菜 鈴木福 比嘉愛未 世良公則ほか
詳細情報
番組内容
護(阿部サダヲ)は、ボーナスが出るのでいつになく機嫌がいい。朝から夕飯のことが気になっている友樹(鈴木福)に夕食の献立を聞かれて、護は双子に週末はおいしいものを食べに行こうと話す。そして、ボーナスでふたりに新しい服もプレゼントすることを決めていた。あけぼの文具の同僚にもふたりにどんな服をプレゼントするのがいいか相談をして、護はとてもうれしそうだ。
番組内容2
一方、居酒屋「くじら」には彩(比嘉愛未)の元旦那である達也(田中幸太朗)から電話が入っていた。ある日、同級生の女の子・まなみ(本田望結)と女の子だけで遊ぶ約束をした薫(芦田愛菜)は、友樹と別行動をしていた。夕飯の時間が近くなって、まなみの家を出た薫は、雨あがりの水たまりをひとり楽しそうに歩いて帰宅。その時、双子が幼いときに家を出て離婚した実の母親・あゆみ(鶴田真由)が、たまたま薫の姿を見つけた。
番組内容3
一方、護は、会社から戻っても薫が帰っていなかったので、薫を迎えに、友樹と一緒にまなみの家に行く。友樹の頼りないガイドでまなみの家にやっとの思いでたどり着くも、薫はずいぶん前に家を出たと言われる。思い当たる場所を探していると、歩道に薫の名前の書かれた傘が落ちていて・・・?
出演者
阿部サダヲ
芦田愛菜
鈴木福
ムック(犬)
比嘉愛未
小柳友
千葉雅子
外岡えりか(アイドリング!!!)
滝沢沙織
伊武雅刀
世良公則
原作・脚本
【脚本】
櫻井剛
阿相クミコ
【編成企画】
瀧山麻土香
水野綾子
監督・演出
【プロデュース】
橋本芙美
【演出】
河野圭太
城宝秀則
音楽
澤野弘之
山田豊
【主題歌】
「マル・マル・モリ・モリ!」薫と友樹、たまにムック。
【挿入歌】
谷村詩織
制作
フジテレビ
【制作著作】
共同テレビ
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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