元祖“サッカー芸人”とんねるず木梨・ナイナイ岡村がW杯に「便乗しない」ワケ

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「二人だけの世界」(ポニーキャニオン)

「二人だけの世界」(ポニーキャニオン)


 サッカーW杯ブラジル大会に臨む日本代表メンバー23人が12日、発表された。

 いよいよ世間はW杯モード一直線に突入したが、W杯や五輪といった世界大会になると、必ずといっていいほど出現するのが“便乗タレント”。それまで大してそのスポーツが好きと公言していなかったのに、世間のブームに乗っかってバラエティ番組やイベントにしゃしゃり出てくる芸能人で、ネット上ではよく「にわかファンのくせに!」とバッシングを浴びる。

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 それと一線を画すのが、とんねるずの木梨憲武(52)とナインティナインの岡村隆史(43)だろう。

 木梨は、なでしこジャパンの佐々木則夫監督(55)や、02・06年のW杯日本代表DF中田浩二(34)らを輩出した高校サッカー界の名門・帝京高校サッカー部出身。芸能界の“元祖サッカー芸人”といわれる。

 今大会も、稼ぎ時とばかりに露出増となるかと思いきや、そうでもないという。

「ある番組が、木梨に現地ブラジルに飛んでレポートしてもらう企画を打診したんですが、けんもほろろに断られたんです。ギャラは1日当たり100万円超と、オイシイ話のはずなのに。よくよく聞いてみると、どうも木梨本人が乗り気じゃないらしい。『個展の準備があるから。そっちのほうが大事』って、即NGだったんです」(テレビ関係者)

 抽象画や風景画の個展を開くことで知られている木梨。今年は、今月20日~6月8日に東京・上野の森美術館など、全国4カ所で実施する。

 ただ、相方の石橋貴明(52)とともに、とんねるずは仕事の激減が指摘されている。番組出演のギャラは1本約200万円といわれ、高額。にもかかわらず視聴率が取れないことから、一部では“ギャラ泥棒”と揶揄されている。

「最近は木梨もバラエティ番組で『仕事がない』と自虐的に話しているから、ブラジルの企画も受けるものと思ったんですけどね。W杯関連の仕事も、個展と並行してできるはずでしょ」(同)

 木梨の元には、ほかの番組や出版社からの企画も殺到しているようだが、すべてNGという徹底ぶり。かたくなに断る、その理由は……?

「冠番組の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)は幾度となく打ち切りのウワサが流れ、金欠説も流れています。だけど、実際はそうではないみたい。貯金もたっぷりあるみたいですし、仕事は安請け合いはしたくないようですね。まあ事務所スタッフは『稼ぎ時なのに……』と、頭を抱えているようですが(苦笑)」(芸能事務所関係者)

 ナイナイの岡村も同様だ。

 アルゼンチン出身で世界的なFWだったディエゴ・マラドーナ(53)のファンで、高校時代はサッカー部に所属。相方の矢部浩之(42)はサッカー部の1年後輩で、現在は自身の冠サッカー番組『やべっちF.C.』(テレビ朝日系)を持っている。

 岡村が便乗してもよさそうものだが、「サッカーの企画は基本、すべてNG」と話すのは岡村の事務所関係者。

「岡村は、“相方と同じジャンルで仕事をしてはいけない。私生活でもまったく逆がベスト。そっちのほうが、お笑い芸人としてのネタが豊富になるから”というポリシーの持ち主。矢部は積極的に外食するなど社交的なのに対し、岡村は引きこもりがちでしょ。もともとネクラなのもあるけど、それを改善しようとしないのは、結局相方と真逆なほうが面白いと思っているから」(同)

 事務所としてはW杯ムードに乗っかって稼いでほしいかもしれないが、浅はかな“便乗タレント”よりは、よっぽど好感が持てるかも?

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