矢島・経島
美しい岩場の海岸に、朱色の橋が架かっているのが印象的です。

矢島は、良質の矢竹の産地として古くから知られてています。源頼朝が「ヌエ退治」で使った矢もここのものと言われています。

経島は、佐渡に流された日蓮の放免状を持った日朗が、読経して一夜をあかしたといわれています。

名勝として知られている矢島・経島では、たらい舟の体験などができます。
船頭さんがたらい船で柏崎まで恋しい人に会いに行った「お光ちゃん」の昔話などをしてくれます。

体験交流館では、「たらい舟」や「そば打ち」等が体験できます。(要事前予約)

小木港より宿根木方面へ約5分
路線バス・小木より宿根木線 矢島入口 下車、徒歩約10分
営業時間 8:00〜17:00
4月〜11月上旬 入場料 無料
体験各500円(小学生300円)
清水寺と大銀杏                                         
清水寺、と書いて「せいすいじ」と読みます。 本殿も、京都の清水寺とよく似てます。このお寺は「佐渡の人も清水寺を参拝できるように」と建立されたのだそうです。
 
大同3年(808)、賢応法師が京都から佐渡に布教にきた際に京都清水寺を模して建立したと言われています。
この救世殿は、観光情報誌などにもたびたび登場する、佐渡の中でも有名な観光スポットです。

清水寺のあたりは、樹齢一千年以上の背の高い木々が立ち並んでいます。その中でもひときわ目立つのが「大銀杏」。清水寺のすぐ真向かいにあります。

樹齢一千年以上、 樹高26mの巨木で、見上げても上のほうがよく見えないくらいです。
両津港より畑野方面へ約15分。根本寺手前で大野川ダム方面へ約5分。
路線バス・佐和田より「岩首線」乗車。長谷下車。
 
宿根木
                                               
日本の原風景と呼ぶに相応しい、そんな宿根木の集落です。 一帯は町並み保存地区となっています。

宿根木は江戸時代、廻船業で栄えた町です。 小さな入り江に100軒近い家屋が寄り添うように集まっています。 板の屋根の上に重石を並べている「石置き木羽葺屋根」が多いのも宿根木の特徴。
この「石置き木羽葺屋根」が、美しい屋根の町並みを彩っています。
限られた敷地に、多くの民家が立ち並ぶ宿根木は、石畳の小路や水路が縦横無尽に延びています。

宿根木は現在「町並み保存地区」として、伝統的建造物の再建や保護に取り組んでいます。 現在、2軒の民家が一般公開されていて、内部を見学することが出来ます。
小木港より宿根木方面へ約15分
[路線バス] 宿根木線 宿根木下車。
 
蓮華峰寺
                                             
佐渡でも随一といわれる古刹。
佐渡が京都の鬼門にあたる事から、空海が 開基したといわれ、「小比叡山」ともいいます。

写真は蓮華峰寺の中心、金堂(国の重要文化財)です。 ここは「アジサイ寺」とも呼ばれています。7月になると、アジサイの花が一斉に咲き、多くの観光客が訪れます。

境内には16もの堂宇があり国の重要文化財も多くあります。
小木港より国道350号線を真野方面へ約10分
素浜線 蓮華峰寺下車(夏季のみ運行)
 
紅葉山公園                                            
紅葉の美しさが有名な公園です。 男神山・女神山といった山の斜面の紅葉が美しく見えることから、
この一帯は「紅葉山公園」と呼ばれています。 地元のボランティア 「紅葉山を愛する会」の皆さんが手入れをして下さっています。

公園内には、展望台や池、周遊路などがあり、散策しながら紅葉を楽しむことが出来ます。
公園の一角に木造の建物があります。紅葉山の写真や、絵葉書などが販売されるほか、食べ物や飲み物の販売をすることもあります。

毎年10月の第4日曜は「紅葉山まつり」が行われます。
畑野十字路より、県道181号線を松ヶ崎方面へ。又は、 県道佐渡一周線松ヶ崎より畑野方面へ。
[路線バス]岩首線 紅葉山公園下車
 
大野亀
                                               
佐渡の北の端にある大野亀はカンゾウの花の群生地として有名で、ガイドブックの表紙を飾る事も多くお馴染の観光地です。

大野亀は海に突き出た小山のように見えますがこれは巨大な“一枚岩”です。また、カンゾウの花はユリ科の黄色い花で、佐渡の他には山形県の一部でしか見ることが出来ません。大野亀はそのカンゾウの花の国内最大の群生地です。
5月下旬から6月上旬にかけてが見頃で、大野亀のあたりは黄色に埋め尽くされます。

大野亀から二ツ亀へ至る遊歩道があり、海沿いを歩いて行くと、険しい岩場がありますが歩いて二ツ亀までいけるようになっています。
両津港より県道佐渡一周線で大野亀方面へ約60分。
[路線バス]内海府線大野亀下車。
 
二ツ亀                                               

文字通り、亀が二匹寄り添っているように見えるのが二ツ亀です。夏になると海水浴客で賑わいます。

頂上まで登る事ができるようになっていて、そこからの眺めは最高!です。
頂上には石塔があり、航海の安全を守る龍神として古くから信仰されてきました。

キャンプ施設やホテルも併設されており、景勝地、海水浴地として有名ですが、ホテルから海水浴地まではかなり長い階段でつながっておりかなりの覚悟が必要です。

ちなみに、「亀」は「神」アイヌ語の「カムイ」に通じる神聖な島を意味しているのだそうです。


両津港より県道佐渡一周線で大野亀方面へ約60分。
[路線バス]内海府線二ツ亀下車。
 
賽の河原                                             
二ツ亀と大野ガメの遊歩道の途中にあるのが、賽の河原です。

あちこちで小石が塔のように積み上げられています。やがて、無数のお地蔵様が並ぶ洞穴が見えてきます。



ここは、水子の霊が集まる場所と云われる、霊場です。
毎日絶えず、お花が手向けられています。
両津港より県道佐渡一周線で大野亀方面へ約60分。
[路線バス]内海府線二ツ亀・大野亀下車。
 
岩ゆり岬
                                             
外海府に面した海岸沿い、大ザレの滝の上に掛かる有名な橋です。 三居の池から流れ出す、大ザレ川が最後は滝となって海に注ぎます。
その滝の上に掛かるのがこの海府大橋です。この橋の上から下を見下ろすと・・・その高さを実感できます。

この橋が出来るまでは、近隣の集落は海つたいに、船で行き来していたそうです。
橋の高さは新潟県下1位で、橋の真ん中から下を見ると、足がすくんでしまいます。

橋の下の方に降りるルートもります。 橋の上から見るとそれほど大きくは見えませんが、下から見ると、大ザレの滝が、大迫力で見られます。(落差100m)。

両津港より大野亀方面へ(県道佐渡一周線)約50分。
[路線バス]両津より内海府線乗車、藻浦下車。約70分
 
外海府海岸                                            
佐渡の北側の海岸を「外海府」と呼んでいます。 

両津湾側の「内海府」や、南側と趣がガラっと変わり、切り立った海岸が続くダイナミックな風景になります。 特に冬は、自然の力強さを感じさせてくれます。

夏は一転、青い海が目の前に広がります。 ダイナミックな光景はそのままに、静かな表情も見せてくれます。

外海府一帯は、夕陽が綺麗な事で有名です。
両津港より大野亀方面へ(県道佐渡一周線)大野亀まで約60分。 または県道ドンデン線でドンデン経由入川まで約60分。  
大佐渡スカイライン                                       
大佐渡山脈の尾根を走る「大佐渡スカイライン」は、人気の観光道路です。
佐渡が一望できる見事な眺望を楽しみながらドライブ、秋は見事な紅葉も見ることが出来ます。

途中に自衛隊の管理道路である戦車も通れる(らしい?)頑丈な道路が金北山山頂のレーダー基地まであります。白雲台までは、この自衛隊道路を間借りして登っていきます。

白雲台では、佐渡を一望できます。展望台には自動販売機、公衆電話、売店もあり、ちょっと休憩しながら大パノラマを楽しむ観光客で賑わっています。 すぐ隣には、巨大な風力発電のプロペラがあります。
途中、佐渡金山の“道遊の割戸”が見えるポイントがあります。案内看板があるので、そこで車を停めて眺めてみましょう。 さらに進んでいくと、その佐渡金山に到着します。金山はスカイラインの基点になっています。
両津港より国道350号線を佐和田方面へ約20分。案内看板の指示に従い右折。
相川より佐渡金山方面へ。金山前をそのまま通過。
白雲台休憩所
4月下旬頃〜11月上旬
8:30〜17:00
佐渡金山
                                             
写真は「道遊の割戸」です。 江戸時代に入った頃から本格的な金の採掘が始まりました。そしてとうとう、山を二つに割ってしまいました。

入館料を払って中に入ると、江戸時代の採掘の様子を人形を使いリアルに再現しています。 動いたり喋ったりする人形もあります。約300メートルの順路に、70体の人形を設置しています。 坑道が終わると、資料館に続きます。 ここでは、金山での仕事の様子や小判を製造する過程などの資料を展示しています。 ちなみに佐渡金山は平成元年まで採掘をしていました。 採掘を中止して以降、史跡・観光施設となりました。
相川市街より、大佐渡スカイライン方面へ約5分。
両津より国道350号線相川経由で約50分。
入館料
大人\700 中高生\600 小学生\400
七浦海岸(夫婦岩)                                       
七浦海岸は、相川市街よりさらに西の方にある、岩場の続く約10kmの海岸線です。夕日の名勝として知られています。

ここに沈む夕日は本当にきれいです。赤く染まる空と黄金色に輝く海、そこに黒いシルエットとなった岩々が映えます。

夫婦岩は七浦海岸の中でも有名な所です。

寄り添うように佇む二つの岩が、まるで夫婦のように見えます。

相川市街より二見方面へ約10分。
路線バス七浦海岸線(佐和田-相川)夫婦岩前下車。
 
ドンデン山                                             
2004年には、『新・日本百名山』にも選ばれた、佐渡を代表する観光地です。

標高900mほどの高原、一帯には天然芝が広がり、佐渡が一望できます。また、放牧牛の姿も見られ、のどかな風景が広がっています。

本格的なキャンプ場に、 大佐渡山脈を縦走するトレッキングコースの起点でもあり、アウトドア派にも人気がある一方、車で訪れる事も可能で、ちょっとしたハイキングコースとして自然を散策する事もできます。

2004年には、ドンデン山荘も完成し、佐渡の中でも人気の高い観光地です。写真は、ドンデン 一の段 から望む両津の街と両津湾の眺望です。
両津港より県道佐渡縦貫線両津港ドンデン線で約30分。
大型バス通行不可 路線バスはありません。
例年11月〜5月頃の間、雪の為、道路が閉鎖されます。
 
トキ保護センター(トキの森公園)                               
「佐渡トキ保護センター」は一般公開されていませんが、すぐ隣にある「トキ資料展示館」でトキを見ることが出来ます。

保護センター周辺は「トキの森公園」という広い公園になっています。 一番のみどころは一角に作られた「トキ生態展示模型」自然の中に生きるトキを再現したものなのだそうです。

【お知らせ】2005年6月29日〜
茨城県の鳥インフルエンザ発生を受け、トキ保護センターはトキの一般公開を制限します。トキ資料展示館内のモニター及び窓越しからの観察のみになります。茨城県の鳥インフルエンザによる、鳥類の移動制限が解除されるまでこの処置は続けられる予定です
両津港より国道350号横山西より県道81号線で(道路幅狭いので注意)案内標識に従い約3km。
又は新穂市街横山交差点より長畝方面へ約2km、案内標識に従い右折。
路線バス 南線行谷下車徒歩25分。
開館時間 8:30〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
環境協力費 大人200円(高校生以上)
子供100円(中学生まで)
長谷寺                                               
長谷寺、と書いて正式には「ちょうこくじ」と読みます。 地元の方は「はせでら」と呼ぶ事が多いようです。
清水寺と同じように、奈良の長谷寺を模して建立されたといわれています。

春には境内に咲く牡丹の花が有名で「牡丹寺」とも呼ばれています。

五智堂は2層目の部分が円形に造られている、全国でも珍しいお堂です。
境内にある三本杉は 樹高50m、樹齢千年以上(推定)と言われ、地元の方達に親しまれています。
境内には他にも、高さ2.45mの大地蔵様や 樹高40mの高野槙 など、見所が多くあります。
両津港より畑野方面へ約25分。畑野十字路より南へ約5分。 大型バス駐車可。
路線バス・佐和田より「岩首線」乗車。長谷下車。
 
大膳神社 能舞台                                        
国分寺や妙宣寺のすぐ近くにある大膳神社は、能舞台がある事で有名です。 
神社のすぐ隣、芝生の広場の中に、茅葺屋根の能舞台があります。

佐渡に現存する能舞台では最も古いとも言われる能舞台です。

年に数回ですが、ここで薪能も催されます。

南線竹田(旧真野町)付近より、国分寺方面へ入る。 路線バス・南線 竹田橋下車 徒歩約7分。  
妙宣寺 五重塔                                          

国分寺や真野御陵など、史跡の多い真野地区にある妙宣寺は、五重塔がある有名なお寺です。

この五重塔は、高さ24.11mあり、近くで見るととても大きく感じます。
日光の東照宮の五重塔を模して建てられたともいわれ、国の重要文化財に指定されています。 

新潟県内では唯一の五重塔でもあります。 境内には、日蓮直筆の書なども残されていて、これも重要文化財に指定されています

南線竹田(旧真野町)付近より、国分寺方面へ入るとひっそりあるお寺です。
路線バス・南線 竹田橋下車 徒歩約10分。
 
梨の木地蔵                                            
真野から赤泊へ抜ける県道沿い、梨の木峠にある「梨の木地蔵」には、数千数万ともいわれる地蔵が並んでいます。

本尊の地蔵は、漁師が海中より拾い上げたものといわれています。

子供の病気平癒を必ず叶えてくれるといわれ、その願いが叶うと「身がわり地蔵」を持参することになっているそうです。

その身がわり地蔵が本堂に入りきらなくなり、境内にところ狭しと並びます。その数、数千数万ともいわれ、圧巻です。
真野市街より静平・赤泊方面へ車で約15分 路線バス・赤泊線 静平下車 徒歩約10分。  
人面岩                                               
真野湾・越の長浜にある、高さ10mほどの岩です。

空を見上げている、人間の横顔に見えます。

特に観光地にはなっていませんが、車で通りがかりながらこの岩を眺める観光客も多いです。

真野より国道350号線を小木方面へ約10分。越の長浜の海岸沿いにあります。
路線バス 南線 背合下車 約5分。  
法乗坊の種まき桜                                        
小佐渡西部の山間の集落 大崎に、大きな桜の木があります。 樹齢250〜300年を超える「法乗坊の種まき桜」です。

樹高21m、根回り6.9mある巨木で、農作業の目安としても親しまれているそうです。

あまりの大きさに、写真に撮るのも一苦労します。木の下に茅葺屋根の小屋があり、まるで「昔話」の世界のよう。

花が咲く頃になると、多くの人が花見に訪れます。
国道350号線中山より大崎方面へ。大崎集落内
[路線バス]渡津線 大崎下車
 
姫崎灯台                                             
世界灯台百選にも数えられるこの灯台は、明治時代のもので、鉄造りの灯台としては日本最古です。 今は文化遺産として現存のまま永久保存されています。

佐渡の右下の先端に位置する姫崎灯台は、両津湾を行き来する船舶の重要な道標として活躍しています。

「姫崎灯台館」は、 灯台の仕組みや、佐渡の灯台の写真などが展示されています。外観が当時の姿を模したものとなっていて、灯台本体と並んでノスタルジックな雰囲気を演出しています。

海岸沿いには遊歩道が整備されており、遊歩道は岩場に沿って伸びています。海水がとてもきれいで、泳いでいる稚魚も見えます。
両津港より県道佐渡一周線(45号線)を姫崎・水津方面へ約25分。
[路線バス] 東海岸線 野城下車徒歩約10分。
 
佐渡國小木民俗博物館                                    
この博物館の目玉は、江戸時代の和船を再現した「白山丸」です。かつて造船で栄えた宿根木で作られた図面を元に、忠実に再現してあります。
木造の校舎を利用した建物は、懐かしい雰囲気がいっぱいです。 

年に一度(7月下旬)「白山丸祭り」では、帆を揚げた姿をお披露目します。(普段は館内に展示されていて、船内に入ることも出来ます)

内部は近世から明治、大正、昭和のものまで、様々な生活用具などが並んでいます。 一番奥の部屋には、昭和の頃のラジオや電話機など、リアルに懐かしさを感じる物がたくさんあります。 敷地の奥にある新館には、小木地域で使われていた漁具が展示されています。
開館時間 8:30〜17:00
入館料 500円(中学生以下250円)
開館時間 8:30〜17:00
入館料 500円(中学生以下250円)


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