Home » 記事 » 「莫大なものになる」 京都スタジアムの経済波及効果

一人当たり平均消費額の内訳表

京都学園大学経営学部の坂本信雄教授はこのほど、府がJR亀岡駅北側に建設する専用球技場「京都スタジアム」(仮称)の経済波及効果について試算した。それによると、総合効果として工事関連が平成28年度の完成までに192億9600万円、観客・Jリーグ関係者の消費が開業以降で毎年14億300万円に上ると予測。坂本教授は「データには出していないが雇用創出や税収増の効果も当然考えられ、亀岡発の情報が増えることも莫大な効果になるだろう」と分析している。

坂本教授は「試算は過大評価せず、実態に即して出した。『京都サンガFC』がJ1に昇格すれば波及効果は更に大きくなる」としている。

結果を受けて栗山正隆市長は、「思った以上の大きな額。この効果を府北部へも広げていきたい。更に非金銭的効果として市民の間にスポーツ熱が高まれば、医療費の低減や健康寿命の延伸にもつながるだろう」と期待を込めた。

※詳細は2014年3月7日付の亀岡市民新聞で