「角川書店」で知られる出版大手のKADOKAWAと動画配信大手のドワンゴは14日、経営統合を合意したと発表した。10月に持ち株会社を設立して2社が傘下に入る。持ち株会社の名称は「KADOKAWA・DWANGO」。社長にKADOKAWAの佐藤辰男相談役、会長にドワンゴの川上量生会長がつく。KADOKAWAの角川歴彦会長は新会社の相談役につく。
KADOKAWAの普通株1株に対して新会社の株式1.168株、ドワンゴの1株に対して1株をそれぞれ割り当てる。KADOKAWAが持つ映画やアニメ、ゲームなどのコンテンツ(情報の内容)を、ドワンゴの配信システムを組み合わせて相乗効果を上げる。
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