ドラディション11日の東京・後楽園ホール大会で、藤波辰爾(60)の長男・LEONA(20)が丸藤正道(34=ノア)との初の一騎打ちで完敗した。経験不足を痛感するLEONAは、武藤敬司(51)率いるW―1に「留学」することを決意。方舟マット参戦も浮上しており、活動の場を一気に広げる構えだ。
天才児・丸藤との初対決は完敗に終わった。低空タックルを仕掛ければ、動きを完全に見切られる。エルボーを連発しても、一発の逆水平チョップで後方へ吹っ飛ばされた。しかし、胸板がドス黒く腫れ上がっても闘志は消えない。ダブルアームスープレックスで投げ捨て、素早く腕ひしぎ逆十字固めを決めて意地を見せた。だが実力差は埋めようもなく、パーフェクトフェースロックにギブアップ。握手を拒むのが、精一杯の意地だった。
学業との両立を図るLEONAはまだまだ発展途上だ。大学の講義の合間ごとに1食ずつ平らげ、体重は3キロ増えて90キロは目前。胸囲も115センチまでボリュームアップさせた。だが、何よりも実戦経験が決定的に少ない。昨年11月にデビューし、この日がようやく4戦目。LEONAは
「基本的にW―1の巡業に帯同するつもりです。(大学が休校の)土日は大丈夫ですし、どんな人ともやりたい。どんどん経験を積んで、まず同世代の中から頭ひとつ抜けることが第一歩」と貪欲に話した。
4日のW―1・東京ドームシティホール大会に参戦した際、デビュー戦で胸を借りた船木誠勝(45)からシリーズ帯同を提案された。LEONAに異論はなく、大学の日程と調整しながら早ければ今月からシリーズに合流する見込みだ。
また、丸藤が「気持ちも出てたし、今のプロレスに合わせないとこが俺は好きだね。またやりましょう」と再戦を約束。父の辰爾が参戦しているノアマットへの出陣に支障はない。
「父親がしてるのは、ボクの心を折るマッチメーク。負けずにチャンスを生かしていきたい」。単独海外修行から他団体での修行へ、LEONAはめげることなく前に進み続ける。
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