Amazon.co.jp (アマゾン)@AmazonJP
http://archive.today/WvKhc
【人類よ装備せよ】「進撃の巨人」に登場する超硬質ブレードがiPhoneカバーになって登場。予約受付中⇒ http://amzn.to/RBsUWU
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上記の短縮URLのうち「amzn.to/RBsUWU」がアフィリエイトコードを含んだものになっている。短縮URLを元に戻すと明白である。
短縮URLチェッカー
http://archive.today/fcrhR
短縮URL http://amzn.to/RBsUWU
元のURL http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00K7PFF5S/enumeration-22/ref=nosim/
タイトル Amazon.co.jp: 進撃の巨人 超硬質ブレード型カバー 調査兵団ver.: ホビー
Amazonのアフィリエイトコードは「アカウント名+-22」と付く形式である。上記のURLはつまり「enumeration-22」に対して金銭が支払われるURLとなっている。このアカウントを使用しているサイトを調べたところ、オレ的ゲーム速報が使用していることが分かったという顛末である。
アフィコード計算機 - URL:http://jin115.com/archives/52020520.html
http://archive.today/Su5aL
種別 アフィID URL
アマゾン enumeration-22
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HHKO7IW/enumeration-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HHKO7IW/enumeration-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HHKO7IW/enumeration-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HHKO7KA/enumeration-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HHKO7KA/enumeration-22/ref=nosim/
ただし注意してほしい点は、オレ的ゲーム速報は本来メインで使用しているアフィリエイトコードは「gamescalendar-22」だということである。「enumeration-22」はむしろ普通では使われないアカウントであり、上記の記事においても限定的に使用されている。Amazonが何故このアフィリエイトコードを貼り付けたのは謎である。ただ、一般ユーザの一アカウントを公式でつぶやいてしまったというのは事実だ。
これが発見された際、すぐにはツイートは削除されなかったが、今ではこっそり削除して何事も無かったかのように振る舞っている。謝罪はまだ無い。ただ、削除したということはやましいことがあったということだ。というのももし「enumeration-22」がAmazon公式のアフィリエイトコードであれば、削除する必要なんてないからだ。Amazonは元々いくつか公式アカウントを所持しており、自らアフィリエイトコードを付与してつぶやくといったことは行っている。今回も同様の事案であれば削除する必要は無いのに無言で削除したということは、やはり問題行為であると認めたことになる。
Amazon Help認証済みアカウント@AmazonHelp
https://twitter.com/AmazonHelp/status/454088737472135170
@outel_outside 「tag=hydtw数字-22」と「tag=hydfb数字-22」のタグはAmazon公式のタグです。一般のアフィリエイトタグではありませんのでご安心ください。SK
この「公式が一般アカウントのアフィリエイトコードを貼り付ける」という騒動で思い起こされるのは、やはり2012年元旦に起きた「シャフトステマ事件」だろう。アニメ制作会社「シャフト」公式のAmazon通販リンクに悪質ブログ「やらおん!」のアフィリエイトコードが含まれいることが判明、騒動となった事件である。
http://www.shaft-web.co.jp/items.htmlの2012年1月1日 02:43に記録された魚拓
http://megalodon.jp/2012-0101-0243-14/www.shaft-web.co.jp/items.html
正月休みで対応が遅れたこともあり、この騒動は瞬く間に2chで広まっていき、最終的にはシャフトが公式に謝罪文を発表した。ただ、この事件により元々シャフトを持ち上げる記事ばかり書いていたやらおん!に対する不信感は一段と高まった。「ステマ」という単語が広まったのもこの事件がきっかけであり、ニュース速報板が廃墟となり嫌儲板が興隆し出したのもこれがきっかけである。この事件は普段2chの炎上をひたすら取り上げている各アフィブログがほぼスルーし、取り上げなかったことで、ステマが日常的に行われていることを実感させた事件でもある。
現実問題、上記シャフト事件も今回のAmazon事件も、どうせバイトや社員によるミスだろう。陰謀論を考えるのは楽しいが、ツイッターアカウント管理なんて適当に担当者がおり、人力でつぶやいているだけである。中の人は結局人間なので、ミスしただけというのが濃厚だ。ただ逆に、アフィリエイトサービスを提供している会社の社員が、アフィリエイトの仕組みも知らず安易に投稿してしまっているという企業体質が問題なのである。シャフトにせよアマゾンにせよ、ネットに親密な事業を行っている以上、その点は知識として身に着けておくのが当然である。そんなことも知らない馬鹿担当が業務中にサボってネットサーフィンをしてそのままのノリでつぶやくような感覚だからこういった馬鹿な行為をしてしまうのである。元々違法サイトにも広告を出しまくっていることで知られるAmazonだが、今回の件でますますリテラシーが欠如したクソ企業であることが明るみとなった。