爆笑問題 太田光

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爆笑問題 太田光
14日放送のラジオ番組「JUNK 爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で爆笑問題の太田光が、STAP細胞論文問題の渦中にいる理化学研究所・研究ユニットリーダーの小保方晴子さんのパロディ「阿呆方さん」の放送中止について言及した。

3日放送の「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)では、小保方さんを真似た「阿呆方さん」が登場するコントが披露される予定だったが、放送前日に小保方さんの代理人がフジテレビに抗議、番組は同コントの放送を自粛していた。

太田は「茶化すことっていうのはたいてい本人からクレームきちゃえば終わりじゃないですか」「あの人が『デリケートな状態だからやめてください』っていうんだったらはわかるんだけど」と、本人からのクレームにより放送中止となることには理解を示した。

しかし、小保方さんの代理人である弁護士が「小保方さんをネタにしているのは明らかで『阿呆方さん』という名前や、 頭をはたくというのは人権侵害にあたる」と抗議していることについて、「『阿呆方』って別にパロディですから」「小保方ちゃんをアホだって言ってるわけじゃない」と主張。

太田はパロディの構造について「ちゃんとした人がいて、こっちはそれのなんちゃって版でズッコケてますっていうことで、『小保方』に対する『阿呆方』なわけでしょ」「それは別に、本人をアホって呼んでることとは違う」と語り、「天才バカボン」の「バカ田大学」と「早稲田大学」の関係を例にだし、「向こうは頭がいいけど、こっちは馬鹿なんですっていうパロディじゃないですか」と説明した。

太田は弁護士がこうしたパロディの構造を分かっていないわけがないと続け、「小保方さんを「阿呆」だって言ったかのごとくに言うのは、逆にそういう風に誘導しちゃうことになると思うんだよ」「守ることにならないんじゃない」と、抗議の内容に疑問を呈した。

また、同弁護士が「ネット上に動画が残り、『阿呆方さん』 という名前が残っていることをみれば、予告だけで問題があるのではないか」と指摘している点については、「中傷ってことにしちゃったら、そりゃ残りますよネットにその名前はね」と締めくくった。


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