元アリス十番・月村麗華(27)がマネジャーに転身することが明らかになった。「アリス十番」創設メンバーの月村は2013年7月に地下アイドルを卒業。保育士見習いとしてアルバイトをしながら芸能活動を続けてきたが、今後は現在タレントとして所属するアリスプロジェクトのマネジャーとして、同事務所のタレント達をサポートしていく。
12日、月村が働く保育園(駒沢の森こども園=東京・目黒)で、月村とアリス十番(参加メンバー=桜のどか、藤崎麻美、森カノン、立花あんな、渡辺まあり、川村虹花)が保育園ライブを行った。「全開☆ヒーロー」「夏だね☆」の2曲を演じた後、月村は園児に「なぜ、アリス十番のお友達を連れて来たかというと、この保育園を辞めることになりました。これからはマネジャーというお仕事することになります。みんな、つっきー(月村の愛称)のことを忘れないでください」とお別れの挨拶。これに対し、園児らは月村に内緒で練習した「プリキュア」そして「夏だね☆」のダンスをプレゼント。夏だね☆ではタオルの替わりにポンポンを振り回し、ヘドバンも披露した。涙を流しながら園児の踊りを見つめる月村。園児らは最後に「つっきーありがとう」と声を揃え、花をプレゼントした。
最後の保育園ライブを終えた月村は「バイトしながら芸能活動を続けるのがきつくなり、正社員として働こうと考えたのが始まり。かなり悩みました。ステージに立つ側から裏方に回ることで、周りの目が気にならないと言ったらウソになる。でも、アリス十番の成長を近くで見たい、大きいステージに上がっていくのをそばで見たい、というのが一番の理由」と明かした。
月村は4月に「一日限りの復帰」としてライブを行い、現役当時と変わらないパフォーマンスを演じた。18日から藤崎麻美の卒業(6月1日)まで、秋葉原の常設劇場P.A.R.M.Sで限定復活ライブを行うことが発表されている。そして、藤崎卒業の翌日(6月2日)からマネジャーとして活動がスタートする。「保育園ライブ」そして常設劇場での「限定復活ライブ」はケジメなのか?
“裏方”に携わるとはいえ、俳優業とマネジャー業をこなす松木スタッフの例もあり、“二代目松木”“プレーイングマネジャー”になるそうだ。「プレーイングマネジャーなので、声がかかればライブに出ることもある。万全の態勢を整えている。Zepp東京ワンマン出演?いやあ、それは…。(前回のように)指揮とかMCのオファーがあれば」と語った。
月村のマネジャー就任を前日(日曜)夜に知ったメンバーは歓迎の声を発した。藤崎は「私はあと3週間ほどで卒業するが、今日のライブは人生の中で一つすてきな思い出になった。月村麗華はスタッフとしてもタレントとしても活躍してくれると信じている」とエールを贈った。「麗華ちゃんはいるだけで明るくしてくれる存在。いまよりもっと良い空間ができると思うと楽しみ」(渡辺まあり)、「お客さんと向き合うライブの大切さを改めて感じた。麗華ちゃんは熱い人間なので、その熱さをアリスプロジェクトで燃やしてもらいたい。新人教育、私達の指導とかバリバリこなしてほしい。相談もしやすく、アリスが良くなる気しかしない」(桜のどか)
月村は、これまで保育園のアルバイトと芸能活動を両立。昨年の大つけ麺博ではMCとして起用されたが、外部イベントに不慣れなトッピング☆ガールズFINALのメンバーにアドバイスするなど、コーチ役もこなしてきた。プレーイングマネジャーとして、ステージでの姿を見せるのも指導の一環。スーパーサブとしての“ライブ活動”にも期待したい。
※月村の転身決意までの模様は「ドキュメンタリー配信『純血』」で公開されている。
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