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トルコ炭鉱爆発 死者201人に5月14日 12時22分
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トルコ西部の炭鉱で起きた爆発で、これまでに死亡した作業員はさらに増えて201人となり、現地の救急当局は、今も地下に閉じ込められているとみられる100人余りの作業員の救出に当たっています。
トルコ西部のマニサ県ソマにある炭鉱で、13日、爆発があり、トルコのユルドゥズエネルギー天然資源相によりますと、この爆発で、これまでに死亡した作業員はさらに増えて201人となり、少なくとも80人がけがをしたということです。
事故が起きた時、炭鉱には780人余りの作業員がいて、このうち360人余りが救助されたということですが、今も100人余りの作業員らが地下に取り残されているとみられ、現地の救急当局は専門の部隊を派遣して救出に当たっています。
爆発の詳しい状況は明らかになっていませんが、電気系統の故障が原因で爆発が起き、炭鉱内で火災が起きたとみられています。
この事故を受けて、トルコのエルドアン首相は、事故の遺族に哀悼の意を示すとともに、予定していた外遊を取りやめ、14日にも現場を訪れ、事故の対応に当たるものとみられます。
トルコでは、経済成長に伴ってエネルギーの需要が増加し、炭鉱などの鉱山開発が進められてきましたが、不十分な設備や劣悪な労働環境が問題となっており、事故が後を絶たない状況が続いています。
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