“両てんびん疑惑”竹田氏、取材陣に無言

　歌手華原朋美（３９）と、元ＡＫＢ４８のタレント畑山亜梨紗（２３）との“両てんびん疑惑”の渦中にある明治天皇の玄孫（やしゃご）で憲法学者、竹田恒泰氏（３８）が１３日、大阪市内で講演を行ったが、取材陣には対応しなかった。

　会場入りする際は猛ダッシュ。待ち構えた取材陣に顔を向けることはなく、言葉を発することもなかった。

　この日はライフワークの日本の歴史についての講演で、会場近くには大阪市役所があり、有名企業のビルも多く、市内有数のオフィス街。車道は一方通行ばかりで、竹田氏が会場入りしたのは、折しも帰路に就く会社員ら歩行者の通行量が増す午後６時３０分すぎだった。竹田氏の乗った車は、交差点での徐行も十分とは言えない速度で、会場入り口の扉前へ横付け。竹田氏は無言のまま、駆け足で会場の扉を開けて入った。

　会場を出てきたのは午後９時すぎで、その際も無言で姿を消した。