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トルコ西部 炭鉱で爆発151人死亡5月14日 8時47分
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トルコ西部の炭鉱で爆発があり、これまでに作業員少なくとも151人が死亡しました。
現地の救急当局は被害の確認を急ぐとともに、今も地下に閉じ込められているとみられる作業員の救出にあたっています。
トルコ西部のマニサ県にある炭鉱で13日、爆発がありました。
現場を訪れたトルコのユルドゥズエネルギー天然資源相によりますと、この爆発でこれまでに作業員少なくとも151人が死亡し、77人がけがをしたということです。当時、炭鉱では地下およそ2キロの地点に数百人の作業員がいて、今も多くが地下に閉じ込められているとみられるということで、現地の救急当局は専門の部隊を派遣して救出にあたっています。
爆発の詳しい状況は明らかになっていませんが、電気系統の故障が原因で爆発が起き、炭鉱内で火災が起きたとみられています。
この事故を受けてトルコのエルドアン首相は事故の遺族に哀悼の意を示すとともに予定していた外遊をとりやめ、14日にも現場を訪れ、事故の対応にあたるものとみられます。
トルコでは経済成長に伴ってエネルギーの需要が増加し、炭鉱などの鉱山開発が積極的に進められてきましたが、不十分な設備や劣悪な労働環境が問題となっており、事故が後を絶たない状況が続いています。
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