2014年5月12日
携帯会社のauを運営するKDDIは、新サービス「プレミアムバンク for au」の提供を開始すると発表しました。
この内容が「ありえないぐらいヤバイ」ことになっています。
特にauの携帯電話を使っている人にとっては朗報です。
じぶん銀行は、KDDI(au)と三菱東京UFJ銀行によって設立されたネット銀行です。
以前から、携帯電話番号による振込サービスなど、au携帯や三菱東京UFJ銀行との連携サービスを展開していましたが、それがさらに強化されたのが「プレミアムバンク for au」です。
このサービスを利用する条件は3つです。
携帯会社の乗り換えは敷居が高いと思いますが、auの携帯電話を利用している方なら、じぶん銀行口座を持つことでかなりお得になるので、個人的には非常におすすめしたいです。
なお、サービスの提供は5月21日からとなります。
プレミアムバンク for auのサービスは3つあります。
つまり、au携帯を持っている人がじぶん銀行口座を使う場合、「一生、ATM手数料と振込手数料を払う必要がなくなる」ということです。
また、au WALLETへの5%増額もお得すぎるサービスです。
じぶん銀行は、「三菱東京UFJ銀行ATM」、「セブン銀行ATM」、「E-net」、「ローソンATM」の4つのATMを使って入出金を行います。
この時にかかるATM手数料が、24時間365日何度でも完全無料になります。
これまでは、毎月3回まで無料、4回目以降は100円の手数料が必要でしたが、これが撤廃されることになります。
ただし、ゆうちょ銀行ATM利用時については、これまでどおり月1回まで無料、2回目以降は200円+税が必要です。
年5月14日 訂正:プレミアムバンク for auを利用すると、ゆうちょ銀行ATMの手数料も「完全無料」になります。
振込手数料も何度でも完全無料になります。
それも、他行あての振込手数料も完全無料になるのです。
この取組みは、これまで他の銀行では一切なかった、前代未聞のサービスです。
以前は、他行あての振込手数料170円~270円が必要でしたが、これがなくなります。
ヤフーオークションで商品を購入することが多い方にとって、振込手数料が何度でも無料というのは大変メリットがあると思います。
そして3つめがこれまたすごい。
au WALLETとは、KDDIが提供する新しい電子マネーサービスです。
イオン系が発行している「WAON」とか、セブン&アイが発行している「nanaco」、または「楽天Edy」などと同じようなもので、実質的には現金と同じです。
この、実質的には現金と同じである電子マネー「au WALLET」にチャージをすると、5%分が増額チャージされます。つまり、事実上現金が5%安く手に入るということです。
ただしこれにはいくつかの制限があって、
というルールがあります。
それでもかなりお得なサービスであることは間違いありません。
商品を現金で購入せずに、チャージしたau WALLETを使って購入すれば、あらゆる商品が5%OFFで買えるのと同じです。
ATM手数料無料、振込手数料無料というのは、他のネット銀行にはない「じぶん銀行」独自のサービスであり、他のネット銀行が真似のできないauならではのサービスです。
これまで、じぶん銀行とauとの連携はそこまで魅力的ではありませんでした。
しかし、今回の連携強化でau携帯を持っている人にとって、じぶん銀行を選択するメリットが大きくなりました。
そして、「au WALLETへのチャージによる5%増額」も相当気合が入っています。
ただ、個人的には5%増額サービスをどこまで続ける気なのかはわかりません。
ちょっと太っ腹というか、やり過ぎ感があるので、3年後や5年後も5%増額サービスをやっているかどうかは疑問です。
追記:au WALLETチャージの5%増額は2014年12月末日までの期間限定キャンペーンとなります。
住信SBIネット銀行
すべてにおいて優秀な顧客満足度No.1のネット銀行。SBIグループ。
ソニー銀行
ソニーフィナンシャルグループのネット銀行。定期預金に定評がある。
イオン銀行
イオングループ各店のATMが利用可能。電子マネーWAONが貯まる。
セブン銀行
普通預金金利が高い。セブンイレブンATMが利用可能。
楽天銀行
日本一の口座数を誇る。マネーブリッジで金利6倍に。
じぶん銀行
auと三菱東京UFJ銀行との相性がいい「スマホ銀行」。
新生銀行
リアル店舗とネット銀行の機能と合わせた外資系の銀行。
ジャパンネット銀行
日本初のネット銀行。すべてにおいて平均的な優等生タイプ。
オリックス銀行
最も高い定期預金金利を提供する、オリックスブループのネット銀行。
大和ネクスト銀行
大和証券グループのネット銀行。特別優遇金利適用中。