ドゥシャンベ=関根和弘
2014年5月9日03時44分
世界有数の麻薬産地アフガニスタンのアヘンや大麻が、密輸の中継地となる隣国を悩ませ続けている。主な消費地は欧州やロシアだ。原料になるケシの栽培面積は過去最大となり、米軍などが今年末までに撤退すれば、麻薬を資金源とする過激派が活発化する恐れもある。対策に力を入れる中央アジアの旧ソ連の国タジキスタンを訪ねた。
■過激派の資金源、押収急増
扉を開けると生臭いにおいが鼻をつく。「それは大麻だよ」。タジキスタン麻薬取締局の職員が言った。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部
PR比べてお得!