デジタル耳せん やUSBケーブル一体型バッグ ジップケースなど、最近デジタルアイデア商品づいているキングジムが、多機能なスマートフォン・タブレット用タッチペン3モデルを発表しました。
それぞれがタッチペンだけでなく、スマートフォンと併用する際に便利な機能を搭載しているのが特徴です。
発売日は6月13日。価格はモデルによって異なり、クリーニングクロス付タッチペンTP10が1000円(税抜、以下同)、USBケーブル付タッチペン&ボールペンTP20が1500円、ぶるぶる機能付タッチペン&ボールペンTP30が1500円です。
クリーニングクロス付タッチペンTP10は、本体の軸部に巻き取り式のクリーニングクロスを収納した製品。側面のつまみを引っ張ると、クリーニングクロスが引き出せ、画面の皮脂汚れを拭き取ることができます。収納時はペン後部を回転させることで巻き取れるため、面倒がありません。
クリーニングクロスの大きさは約85×79mmと手頃で、大型スマートフォンでも拭きやすいサイズと思われます。軸の色はメタリックブラック、パールホワイト、ピンクの3種類。大きさは軸径約11×長さ137mm、重さは約25gです。
USBケーブル付タッチペン&ボールペンTP20は、ボールペンに加えてUSBケーブルとしての機能も備えた3in1タイプ。ペン先のタッチスタイラス部を回すとボールペン芯が繰り出され、ペン軸部を取り外すとマイクロUSB-USBケーブルになるという仕組みです。
ケーブルの長さは未公表ですが、写真を見る限り端子間距離で15~20cm程度ではないかと思われます。本体色はアカ、メタリックブラック、シルバーの3種類。大きさは軸径約14×長さ157mm、重さは約40gと、比較的太めかつ重めの仕様です。
ぶるぶる機能付タッチペン&ボールペンTP30は、マッサージ用バイブレーターとボールペン機能を備えた3in1タイプ。マッサージ用バイブレーターはペン軸部に搭載されており、振動部を押しつけるとスイッチオンになる仕組みです。なお、電源として単5乾電池1本が必要です。
本体色はパールホワイト、アカ、アオの3種類。大きさは軸径約14×長さ150mm、重さは約40gと、TP20とほぼ同スペック。ただし形状はペン軸にバイブレーターを仕込んだためTP20とは大きく変わっており、ボールペンもタッチペンの対極に付いている構造です。
こういったアイデア商品系のペンは付加機能やデザインにこだわるあまり、持ちにくかったり大きくなったりといったデザインにもなりかねない製品ですが、これら3モデルは実用性の点でも配慮されたデザインです。
また付加機能自体も、スマートフォンやタブレットのアクセサリーの中でも比較的使用頻度の高いアイテムが採用されており、実用性という点でも一定以上の水準はありそうに思えます(バイブレーターは若干離れている感もありますが)。比較的大型の、作りがしっかりしたタッチペンを探している方は、検討しても損はなさそうな製品でしょう。