トルコ、炭鉱爆発１５０人超死亡　坑内にまだ多数残留か

　【カイロ共同】トルコ西部マニサ県ソマの炭鉱で１３日、大規模な爆発事故があり、同国のユルドゥズ・エネルギー天然資源相は「少なくとも１５１人が死亡し７６人が負傷した」と述べた。事故当時７８７人が坑内におり、これまでに３６３人が救出されたという。多数が坑内に取り残されている恐れがある。

　救助部隊が大規模な救出活動を展開している。エルドアン首相は外遊予定を取り消し、１４日に現地を訪問予定。

　現地の報道によると、電気系統の故障で爆発が起きた後、火災が発生。現場は地表から約２キロの地点で、煙が充満し、エレベーターが停止した。作業員のシフト交代の時間帯だったという。