韓国・旅客船事故、捜査に抵抗 運航会社のオーナー一家【ソウル共同】韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、船の運航会社、清海鎮海運の事実上のオーナーとみられる兪炳彦・セモグループ元会長の家族が、14日までの合同捜査本部による捜査に抵抗、事情聴取を拒否したり逃亡したりしている。 合同捜査本部は、同社が船の転覆につながった過積載運航を続けたのは、利益を優先する兪氏の経営姿勢が背景にあると判断。安全を犠牲に利益を手にした、との構図を描いて兪氏らへの背任や横領容疑での捜査を急ぎ、側近ら数人を既に逮捕した。 韓国メディアも兪氏一家の疑惑を大きく取り上げている。 【共同通信】
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