ケネディ大使が高校生と交流05月13日 19時39分
仙台市を訪れているアメリカのケネディ駐日大使は、13日午後、仙台市の学校を訪れて、餅つきを体験しながら生徒たちと交流しました。
ケネディ大使が訪れたのは国際交流に力を入れている仙台市の仙台二華高校で、息子のジョンさんとともに大勢の生徒たちの出迎えを受けました。
2人は、この春アメリカでホームステイを経験した生徒たちと英語で懇談し、大使の仕事について語ったり生徒たちに学校生活の様子などを質問したりしていました。
このあと2人は調理室に場所を移して、宮城名物「ずんだ餅」作りに挑戦しました。
ケネディ大使は生徒たちのかけ声にあわせて餅つきを体験し、つきたての餅に枝豆などをすりつぶした「ずんだ」をあえて、生徒たちと味わっていました。
生徒の1人から「きょうはどうして仙台に来たのですか」と質問されるとケネディ大使は「ずんだ餅を食べるためです」と冗談で答えるなど生徒たちと会話も楽しんでいました。
女子生徒の1人は「ケネディ大使と英語でやりとりができてとても嬉しかったです。ただ英語力はまだまだと感じ、もっと意思疎通できるよう英語を頑張りたいです」と話していました。
また男子生徒の1人は「事前に静かな方だと聞いていたが、とてもフレンドリーで気さくな方で話しやすかったです」と話していました。