写真・図版黒点の出ている太陽の前を、右上から左下へ横切った若田光一さんが乗る国際宇宙ステーション（減光フィルター使用、７枚を合成）＝１３日午前１１時４４分、青森県横浜町、飯塚晋一撮影

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　日本人として初めて船長となった若田光一さん（５０）が乗る国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）が１３日昼ごろ、東北の上空で太陽の前を横切った。青森県横浜町では０・６秒ほどで太陽の手前を通り過ぎる姿が見られた。若田さんら３人の宇宙飛行士は１４日、ロシア宇宙船ソユーズに乗り込み、地上に帰還する。

　ソユーズは午前７時半ごろにＩＳＳから切り離され、カザフスタンの草原地帯に１０時５８分着陸する予定だ。若田さんは昨年１１月の打ち上げでＩＳＳへ。宇宙滞在期間は１８８日となり、日本人宇宙飛行士の１回飛行では最長となった。今年３月から船長に就任。「和」のリーダーシップをモットーに、米ロ５人のチームを率いた。

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