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美を追求する人なら一度は「整形」を考えたことがあるかもしれない。日帰りでできる手術も増え、ハードルは下がっていると言えるだろう。

しかし、そうやって手に入れた美も長続きしない可能性があると指摘されている。かつてネット界を沸かせた美女が、いまとんでもない姿になっていると騒がれているのだ。原因は、整形による後遺症だと噂されている。

・美女モデルの顔が変わった

注目の的(まと)となっているのは、中国のモデルである。彼女は2012年の北京モーターショーのBMWブースに登場。その美貌と大胆な銀色のシースルーの衣装で話題をさらった女性である。

だが、2014年の彼女の写真を見てみると……えええ!? 正面からだと、痩せてアゴが細くなった? というくらいの違いしかわからないが、斜めから写された写真がなんだか不自然。輪郭がボコボコとし、アゴが妙に飛び出しているのである。これは……!?

・整形の後遺症という説

目元を見ると、同一人物とわかるが、言われないと気がつかないかもしれない。髪型やメイク、光の当たり具合の違いかもしれないが、この写真が「整形後の後遺症ではないか?」、「整形による顔面崩壊」などと噂されているのである。

・「整形の賞味期限」が話題に

彼女の写真を契機に、整形には賞味期限があるのでは?」とネット上で話題に。ここでいう「賞味期限」とは、美しくなれるのは一時のことで、時間が経つと顔面崩壊する恐れがあるということである。

ネット上では、

涙袋を作る → 時が経つと目より大きくなり不自然
下あごを削る → 老いると輪郭が崩れて表情もこわばる
頬骨を削る → 輪郭がボコボコになる
鼻を高くする → 鼻梁がゆがんでくる
整形依存症になる

など、賞味期限切れ後の “症状” がまとめられ、SNSを介して拡散した。

・専門家「賞味期限説は少し大げさ」

この「賞味期限説」について、台湾の諾美整形クリニックの院長・蕭正偉(しょう・せいい)氏は「これは大げさだ」と指摘。「若いうちに整形をしたとしても、加齢によりこんな症状が出ることはない」と話しているという。しかし、35歳以上の人には大きな手術はお勧めしない、とのこと。

・整形は信頼できる医師と設備の病院で

蕭院長によると、台湾では美容整形市場の発達に伴い、金をかせぐために美容整形の専門医でない医師も業界に進出しているという。整形を考えている人はその病院の医師が専門医なのかどうか、そして施設の確認もしっかりした方が良いと話しているそうだ。

蕭院長の警鐘は台湾だけでなく、日本、他の国にも言えることだろう。確かに、無資格や経験不足の医師による整形手術のトラブルはあとを絶たない。また、その原因はネットで言われているような「賞味期限」なのかどうかはわからないが、整形後、しばらくして施術箇所に問題が発生したケースも報告されている。

美容整形の安全性は高まっていると言われている。しかし、100%の保証はどこにもないのである。実行の前にしっかりとリサーチし、熟慮をした方が良いのは確かである。

参照元:微信 頭条新聞ET Today(中国語)
執筆:沢井メグ

▼2012年北京モーターショーの映像、「中国一の美人コンパニオン」と話題に

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▼2014年に公開された画像
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