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政治
慰安婦発言から1年 橋下氏「国民が認識し良かった」
2014.5.13 20:54
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は慰安婦制度に関する発言から丸1年を迎えた13日、同市役所で記者団に「(発言を契機に)慰安婦問題や河野洋平官房長官談話について国民の皆さんに少しでも認識を持ってもらえたのであれば、政治家としては非常に良かった」と振り返った。
橋下氏は「歴史問題は外交戦争に使われることもある。不当な侮辱を受けた場合に抗議するのは当たり前だ」と重ねて発言の正当性を強調。「発言で失ったものはあるか」との問いには「何もない」と答えた。
橋下氏は昨年5月13日、「当時は必要だった。なぜ日本の慰安婦制度だけが取り上げられるのか」などと発言した。維新は当時、参院選を控え、みんなの党との選挙協力を模索していたが、同党の渡辺喜美代表(当時)は「理念が違う」と反発。協力関係が解消するきっかけとなった。
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