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厚労相「年金受給開始年齢 選択制に」5月13日 15時02分
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田村厚生労働大臣は、公的年金を受け取り始める年齢を75歳程度まで広げられないか、今後、検討を進めるにあたっては、高齢者の働く機会が十分確保されていない現状も踏まえ、あくまで希望する人が選択できる制度にしたいという考えを示しました。
公的年金の支給開始年齢は、国民年金では原則65歳ですが、個人の選択で受け取り始める年齢を70歳までの範囲で遅らせた場合、1か月当たりの支給額が増える仕組みがあり、田村厚生労働大臣は、この年齢の範囲を75歳程度まで広げられないか、今後、検討を進める考えを示しています。
これについて、田村大臣は閣議のあと記者団に対し、「高齢者が働く場は、65歳までは継続雇用や定年延長で対応されるが、そのあとは十分担保されていない。一律での支給開始年齢の引き上げは、よほどの国民の理解がない限り難しい」と述べ、高齢者の働く機会が十分確保されていない現状も踏まえ、あくまで希望する人が選択できる制度にしたいという考えを示しました。
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