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伊勢の飲食店で集団食中毒
伊勢市の飲食店を利用した20人が下痢や発熱などの症状を訴え、保健所は細菌のカンピロバクターによる集団食中毒と断定し、この飲食店を営業禁止処分にしました。
営業禁止処分を受けたのは伊勢市小木町の「居酒屋お志げ 小木店」です。
三重県によりますと先月28日に新入社員の懇親会としてこの店を利用した49人のグループのうち20人が、今月1日から3日にかけて下痢や発熱などの症状を訴え病院で手当を受けたということです。
保健所が調べたところ、患者のうち3人から細菌のカンピロバクターが検出されました。
カンピロバクターは生の鶏肉や牛肉が感染源となることが多く、グループは鶏のささみの刺身や鶏もも肉のステーキを食べたということです。
保健所は集団食中毒と断定して、飲食店を衛生管理が改善するまでの間、営業禁止処分としました。
県によりますと20人はいずれも快方に向かっているということです。
05月13日 16時20分