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経団連とJAグループ 連携強化へ5月13日 21時53分
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経団連とJAグループは、農業の競争力を強化するため、生産コストの削減や国産農産物の消費拡大などで連携を強化することになりました。
経団連と全国の農協で作るJAグループは、農業の競争力強化に向けて去年11月から作業部会を設けて、企業のノウハウをどのように農業に活用できるか協議してきました。
その結果、13日、方針が決まり、農産物の生産、物流・加工、消費拡大の3つの分野で連携を強化することになりました。
このうち、生産では、コストを削減するため、国際的に購買力のある企業との提携を通じて、資材を海外から安く調達する方法などを探ることにしています。
物流・加工では、現在は捨てられることが多い規格外の農産物の新たな利用方法を検討するほか、消費拡大では、海外で受け入れられる加工食品の開発などを共同で進めるとしています。
経団連の米倉会長は記者会見で、「経済界の持つ技術やノウハウが必ずや日本農業の生産性の向上や付加価値の増大につながると確信している」と述べました。
経団連とJAグループは、来月をめどに分野ごとに分科会を設けて参加する企業を募り、さらに具体策を検討していくことにしています。
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